鉢ヶ森へお手軽紅葉登山に、その4、大ブナを見て山頂へ
眺めの良い場所に出てきたので、ちょっと休憩することにしました。
でも、その眺めの良いというのはシカが笹を食べつくしてしまったせいで眺めがよいのです。ちょっと複雑な心境ですね。
ちょっとだけ休憩のつもりでしたが、山頂は展望がないというので、結局展望の良いこの場所でお昼を食べることになりました。
ブナ林が広がる向こうに梶ヶ森が見えて、なんとも開放的な眺めで、皆で熱心に撮影します。
久々にスマホでパノラマ画像も撮影します。
国見山や中津山も確認でき、その前は前烏帽子から眺めたばかりだったので、まだ姿が記憶に新しいです。
思う存分撮影した後は、道の駅「美良布」で買ってきたお弁当を美味しくいただきます。
気温も暑くなく寒くなく、風もなく、ちょうど良い気候ですね。
12時25分、そろそろ山頂へ登ろうということでザックは置いたまま空身で登り始めました。
登り始めてすぐに、シハイスミレが咲いていて歓声を上げました。
陽だまりで咲いている姿はまるで春と変わりません。
急坂を登りますが、山頂直下では大きなブナが見られました。
大きなブナを見上げるRさん。
どっしりとした枝ぶりです。
山頂には12時32分に着きました。
登って直ぐに目についたのは祠でした。
中には不動明王が祀られていました。
↑1270.3mの山頂表示があります。
三等三角点が設置されていました。
本日二つ目の三角点です。
山頂から東へと伸びる尾根伝いに道があるようですが「難路」とあります。
ここは来た道を引き返すほうが良さそうです。
木の枝の向こうに梶ヶ森の鉄塔が見えるので、望遠レンズで撮影すると結構はっきり写ります。
次回、梶ヶ森へ登った時は、忘れずに鉢ヶ森も確認するとしましょう。
こちらは太平洋方面。
太平洋まで、思ったより近そうです。
山頂のシロモジは花芽もふっくらしていました。
まだ葉をつけているアオハダですが、赤い実もはっきりと確認できます。
12時40分、登って来た道を下山します。
↑大ブナと戯れるPさん・・・。
あっという間にザックを置いた場所まで下ってきました。
このまま真っすぐ下ると河野方面へ下るそうです。
私たちは梶ヶ森を正面に見ながら右へと進みます。
シカに食べられてほぼ裸地になってしまったなだらかな尾根ですが、もとは笹原だったんでしょうね。
この日一番の急坂も下ります。
苔の生えた日本庭園風の場所にまで下ってきました。
登りの時と光の具合が変わっていて、下山の時はブナの紅葉が輝いていました。
足元にはツルシキミの実が今度は4つ。
ゴトゴト岩周辺も午後の光になっていて、午前中とは少し雰囲気が違います。
青空と日差しが出てきたので、撮影に夢中のPさんとRさんです。
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