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2016-11-23

青空の下、落合峠~前烏帽子を歩く、その5、前烏帽子の展望

この日は紅葉散策が目的なので、歩きは前烏帽子までです。

それでもPさんは、寒峰へと続く稜線を少し進んでみましょうと・・・。

眺めの良い場所があるらしいです。

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↑今年の7月に落合峠~寒峰をピストンされているPさんは、勝手知ったる様子でどんどん進みます。

それにしても、10月の晴天の日は歩きやすい道でも、暑い時期は長丁場の往復は大変だったでしょう。アップダウンの多いコースだし・・。

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寒峰のすぐ北側に見えている山はその位置とピラミダルな山容から中津山に違いありません。

ということは、その奥に見えているのは国見山ですね。

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ほんの少し南にレンズを向けて寒峰も入れてみます。

枯れススキ越しに寒峰へと続く稜線が気持ちよさそうに伸びていました。

P3281180↑逆に寒峰から前烏帽子へと続く稜線を眺めるとこんな感じです。

2015年3月28日にフクジュソウを見に寒峰に行った際に撮影した画像です。

やっぱりこの稜線、一度は歩いてみないといけませんね。

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感慨深そうに眺めるPさん・・・。

Pa303090

Pさんは稜線をなおも下っていきます。

幾重にも重なる秋の山なみが素晴らしい・・・

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南に視線を落とすと祖谷方面の民家がはるか下に見えています。

紅葉はどうやら1500m以下が綺麗なようです。

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落禿の向こうに剣山と次郎笈。

お昼近くになったので、ちょっと霞んで見えています。

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中津山の手前に見えている小高い尾根筋は6月に歩いた寒峰台地?

あのときはデジカメにメモリーを入れ忘れ、記録画像がありません(^_^;

二人で眺めをしばし楽しんでいたらPさんが「誰か登ってくる」と。

え~?このルートを今の季節に登ってくるなんていったいどういう人?

そんな人がいるということ自体、ちょっと信じられない・・。

待つことしばし、やがて現れたのは50代ぐらいの男性でした。お話しさせてもらうと、寒峰を住吉神社から登り始めて、今日の予定は烏帽子までピストンとのこと。もう日の短くなった季節にそんなロングコースをピストンされるとは・・・。

もっと驚いたのは奥さんも一緒に登ってこられているそうで、数分遅れで奥さんも登ってこられました。

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私たちは展望も楽しんだので前烏帽子山頂まで引き返し、お昼を食べることにしましたが、そのご夫婦も同じく前烏帽子でお昼にされるようです。

食事中もいろいろ話をさせていただきましたが、そのご夫婦の方たちはちょっと前にも寒峰~落合峠をピストンされていて、帰りにフクジュソウ自生地で道迷いをし、自宅に深夜に帰り着くということがあったそうです。GPSを持たれてないというのも原因でしょうが、日の短い秋にロングコースをピストンされるのはやはり無理がありますね。

奥さんのほうも健脚でしたが、そんなハプニングがあってもロングコース歩きを嫌にならないというのが「山の魅力」にとりつかれているということでしょう。

↑食事が終わったところで、12時半ごろ、下山にかかります。

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登りで巡り合った素晴らしいエンコウカエデの黄葉のところまで下ってきました。

登りでも10分ほど撮影したというのに、またまた大撮影会となってしまいました。

コメント

秋は日が落ちるのが早いから、何かあった時怖いですよね。
それに道迷いも経験あるので、あの時は自分も焦ったな、と思い出しました。
今まではラッキーだったのか、転んだ事もなかったです。
でも出合った方の中では、転んでしばらく動けないこともあったと聞きました。

GPSですが、地図を前もってダウンロードしておくとおっしゃってましたね。
でもGPSが入らないところで自分の位置が分からなくなったら、最終的にコンパスですか。
米軍が使うような出力の高いGPS機器でも、入らないことはありますよね。
道標がない道は、私は一人じゃ歩けそうにないです。
でも今度は勉強して少しやってみようと思います。
GPS機器が少しは使いこなせるように。

しらすさん、こんばんは。

秋の日暮れの早さは歩く人にとっては怖いですね。
特に山間部の谷筋では3時半とか4時ごろから薄暗くなります。
四国は西にあるので、関東に比べると日暮れは遅いですが、それでも
今の時期は日の入りが5時前です。
一人で行動中に足を怪我して動けなくなるのは何より困りますね。
私も幸いというか、山でそういう経験はないのですが、平野部以外は出来たら
複数で歩くほうが心強いです.
11月はお遍路さんがことのほか多いようで、先日、車を停めさせてもらった
弥谷寺の駐車場も満車になっていて驚きました。
我が家近辺も歩き遍路の方が良く歩かれています。
外人のお遍路さんも何人も見かけましたが、欧米人と思われるご夫婦は装備は完全に
山歩きの装備でしたね。
GPSは電波状態の悪い場所に行くときは前もって地図をキャッシュしとくと良いです。
よくわかりませんが札所のある辺りは最近は電波状況も良くなってるんじゃないですか?
香川の遍路道はそれほど山奥にあるところは少なくて、雲辺寺などでも道標は整備されて
いたと思います。
私もGPSと言ってもスマホに地図ロイドを入れてるだけですよ(^_^;
あと、ログが取れるアプリがあると良いですね。

ガーミンGPSウォッチはマラソン用に買ったのでリアルタイムで地図を見ることは考えてませんでしたから、後でクラウドから見て確認してます。

でも肝心のGPSが切れたら何の意味もなく、実際にGPSウォッチとスマホのGPSは両方とも肝心なところで切れて、それに気づかず歩いてました。
(鶴林寺さんから平等寺さんまでですが、木々が生い茂り、山深かったです)
その都度、チラチラGPSを確認してもいられなかったので。

バイクや登山用のGPS機器は、リアルタイムで地図を見られるのがありますよね。
これ以上買っても仕方ないので、今あるものを使いこなさなきゃ、の心境です。

最終的に、お遍路用の地図があるので、あまり電子機器に頼らなくても良いには良いんです。
高度や詳細な移動距離が分かると、あとで楽しいかな、と思っていました。
機器を操作したり、充電の心配したり、重いし、電子機器はあったらあったで余計な心配が増えますね。

しらすさん、こんばんは。

ログを取るアプリのことは、私も最初はマラソンをする男の子に教えて
もらいました。マラソンなどは走るコースは決まってますから地図は
さほど必要ないんでしょうね。
山歩きの場合は自分がどこを歩いているのか?ということがわかるのが
最優先だと思います。道迷いによる遭難などを避けるということです。
国土地理院の2万5千図上で、自分が今どこにいるかがわかるというのは
スマホの地図ロイドを使い始めていちばんおもしろく感じたし、利用価値が
あると思いました。
スマホにヤマップとか「地図ロイドのアプリを入れれば簡単に地図は見られ
ますよ。
確かに電波状態が悪くてログが途切れるというのはままあることですね。

お遍路の場合は歩く道がはっきりしているのと、山道は一部なので、山歩きとは
そもそもの目的が違うんでしょうね。
バッテリーを消耗したらどうするかは頭が痛い問題です。
もし、3泊とか4泊の山歩きだと、山小屋では充電できるところは限られているので
いろいろな対策を講じねばならず、それも煩わしいのは事実ですね。

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