青空の下、落合峠~前烏帽子を歩く、その6、帰りも大撮影会
登りで10分ほども撮影したというのに、下りは光の具合がまた違うからと自分に言い訳しつつ、またまた大撮影会でした。
↑露出をいろいろと変えてみて撮影します。
やっぱり順光より逆光が絵になるかな~?
全体的には黄葉してるのですが、部分的に赤く染まっているのが面白いです。
何枚も何枚も同じような写真を撮ったところで、自分の腕にがっかりしつつ再び下山にかかりました。
↑枯れすすきの上にうろこ雲が見えて、秋真っ盛りです。
この日はすれ違た登山者はほtんどいなかったのですが、唯一、今頃から登ってこられる3人連れもいたりして、「綺麗に染まったカエデがありましたよ」と挨拶の後話したのですが、Pさんの話では紅葉には目もくれず登って行かれたそう・・。
山登りはいろいろな楽しみがあるので、必死で歩くだけが山歩きではないと私は思うのですが・・。花も木もそして眺めも大いに楽しみたいですね。
登りと同じブナですが、光線の具合が違うので少し雰囲気が違って見えます。
ブナは登りのほうが光が良かったようです。
縦画像で撮ります。
四国のブナは枝ぶりが複雑な木が多いですね。
笹越しにPさんの紫色の帽子と先ほどまでいた前烏帽子が見えています。
たぶん、紅葉しているのはコハウチワカエデ、黄色いのはミズナラかと・・。
コハウチワカエデの苗木を今年の春に我が家でも植えてみたのですが、平地でも何とか紅葉してくれて嬉しい限りでした。
山の樹木が増えつつある我が家の庭です。
下るだけ下ったので、そろそろ落禿に向けて登り返しです。
ブナの上にも、うろこ雲が出てきたようです。
前烏帽子が良く見える場所があったので、最後に撮影しました。
良いところでした。次回からは矢筈よりもこちらに来そうな気がします。
朝の下りではすべってすべって歩き難かったササの道ですが、登りは苦になりません。
私たちの年代になると下りのほうが登りより難しいですね。
寒峰もだんだん遠ざかってきました。
この鎖場を登ると、落禿はすぐそこですね。
鎖場も下りより登りのほうが楽に登れました。
鎖場を登ってくるPさん。
ここは相変わらず冷たい風が谷から吹き上げてきます。
カマツカの実がほんの少しだけ落葉した木に色を添えていました。
こちらはノリウツギかと思ったら、ツルアジサイのドライフラワーだったようです。
空と枯れススキが見えてきたので、もう落禿ですね。
剣山と次郎笈も見えてきました。
なだらかな草原のような落禿山頂です。
13時38分、落禿でちょっとだけ休憩することにします。
Pさんの向こうにはたぶん、新宮あたりの山なみが見えているでしょうね。
あの辺りもそのうち登ってみなくては・・。
寒峰の北側に、ここからも中津山と国見山が見えていたんですね。
やはり見るべき場所からきちんと確認すると、その後の山座同定がたやすくなります。
13時45分、今度は矢筈方面を眺めながら最後の下りにかかります。
下り始めるとすぐに、落合峠も見えてきました。
まだまだ車がたくさんとまっているようです。
平坦な道にさしかかったら、落合峠までは直ぐです。
峠にはやっぱり人も車も結構いました。
14時9分、落合峠まで戻ってきました。
午後になっても素晴らしい青空が続いています。
あとは、車まで戻って紅葉散策するとしますか。
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