2度目の伊吹島歩き、その5、瓦ウオッチング
次はどこへ行こう?と話していたら、Pさんが泉蔵院というお寺に行きましょうということで、地元の方に道を尋ねて歩き始めました。
↑道をお尋ねした島の方と一緒に坂を上るPさんとRさん。
この通りは島一番のメイン道路です。
古民家カフェの看板がありましたので、ちょっと見てみることにしました。
実はこの日はお昼を買いそびれたので、古民家カフェが開いていたら、そこでお昼を食べようと思っていたのですが、電話をかけてもつながらなかったので、この日は開いてなかったようです。
古民家カフェの門辺り。
昔ながらの島の家ですが、パラソルなどおいてカフェ風にしてありました。
メニューもありましたが、開いてないのでは仕方ありません。
古民家カフェの屋根の上には何か鳥の形をした瓦が乗っかっていました。
ボタンの花などをあしらった綺麗な瓦です。
島の民家の瓦は手が込んだ綺麗な瓦が多いので、島に行くと必ず瓦ウオッチングをします。
ここにも猫さん・・・
歩いていると、こんな看板も・・・
瀬戸芸があったせいで、一部の島にはこんなカフェや食べ物やさんができたのですね。
数年前に来た時には見かけませんでした。
二人乗りのバイクの若い男女・・・。
坂だらけの狭い道なので、きっと事故も多いだろうと思うのですが・・・。
坂を上ったところに、お寺と神社がありました。
まずはお寺にお参りします。
弘法大師さんが海を背に座ってらっしゃいました。
島の北から東へと歩いていたときに見えたお寺です。
お寺を出るとすぐに、神社の鳥居があります。
先に鳥居の奥の石段を登ったので、上から二人をぱちり。
ここは学問の神様、天神社です。
これで今日は神社やお寺、合わせて4か所はお参りしたので、ご利益があるかもしれません。
道の傍らにはまだ赤いルコウソウが咲いていて驚きました。
最後に見学したのは資料館です。
最盛期には4500人近い人がこの小さな島に住んでいたんですね。
資料館は数年前の訪問時にも来ていましたが、ここは変わりはありませんでした。
ちょっと早いけど、港に帰るとしましょうか。
今度は橘の紋と亀の模様の瓦です。
この瓦は綺麗だったので、前回の訪問時にも撮影した記憶がありました。
石段の上にはびっしりとヒメツルソバが這っていて、冬の高知を思い出しました。
坂道をゆっくりと下って港へ帰ってきました。
船の待合所で猫が要ると思ったら、子供たちが釣ってきた魚をやっていたのでした。
船の出向まで時間があったので、港近くでのんびりとお昼を食べました。
↑結局、開いていたお店でウグイスあんのあんパンとてんぷら、えび天を買い込んだのでした。観音寺はえび天で有名な街なのです。
お腹もちょっと満たしたところで、フェリーに乗り込みます。
クレーンで何か積み込んでいると思ったら、伊吹島特産のイリコでした。
香川県民はお味噌汁の出汁はイリコで取ります。
観音寺港に帰ってきたら、漁船の上にカモメがたくさんとまっていました。
海で漁をしていた船がいたので、何を獲っているのかと思っていたら、港に水揚げされたのは小エビでした。
えび天の材料ですね。
今季初めての島歩きは5年ぶりの伊吹島となりましたが、瀬戸芸がその間に2度開催されて、島もほんの少し変わってきているようです。
粟島や高見島など、眠ったような過疎の島と違い、伊吹島はイリコがあるだけに活気のある島で一味違うのは5年前と同じでした。
10年後にもう一度来たら、どんなふうになってるかなぁ?とちょっと興味があります。
こんにちは。瓦ウォッチングは都会ではできなくなりました。いろいろな形があって面白そうですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2016-12-09 08:27
多摩NTの住人様、こんばんは。
今やこういった古い瓦は田舎でも滅多に見られなくなりました。
古い家や廃屋の多い島ならではの楽しみですね。
投稿: keitann | 2016-12-09 22:40