2016年の登り納めは毛無山~白馬山、その1、気がかりな大山の姿
12月下旬ともなると、大掃除や年越しの準備などもあって、例年、あまり山にも行けないことが多いのですが、今年はPさんが25日にクリスマス登山をしませんかと誘ってくれたので、大掃除をさぼってたまには良いかな~と行く気になりました。
行き先はいろいろと案も出たのですが、結局、岡山の毛無山に行くことになりました。冬の毛無山には今まで3度ほど登っていますが、何れもセツブンソウのお花見とセットで登っているので、2月とか3月に登っていて、12月に登るのは初めてのことです。
下山後にセツブンソウ自生地まで行くとなるとなんとなく気ぜわしいのですが、今回は登山のみですから気楽です。
↑画像は毛無山~白馬山と周回して下山した後、野土路トンネルを抜けたあたりから眺めた大山です。毛無山は思ったより雪が少なかったのですが、さすがに大山は真っ白でした。
集合は坂出某所のいつもの場所に6時半としました。セツブンソウとセットで出かけても6時半集合にしているので、登山だけならこれで十分でしょう。
この日は雪道走行なので、Rさんに車出しをお願いしました。
止まろうかどうしようかと迷ったのですが、雲海が見たくて高梁SAに止まったものの、あまりぱっとしない雲海ですね。
高速岡山道は朝はよく霧が立ち込めるのですが、霧が深いほどその日は天気が良くなるようです。この日の天候はさて、どうなるんでしょう?
蒜山インターで降りる直前の蒜山SAでもまたしても車を停めて第戦を眺めます。
が、予想に反して大山には雲がかかっていました。
西側の稜線の一部だけが出かける直前に何とか姿を現しました。
蒜山インターを下りた後は県道58号で新庄村を目指しますが、野土路トンネル手前で、大山が完全な姿ではないものの、真っ白な神々しい姿を現してくれているのに遭遇しました。
とうとう2016年は大山に登ることなく終わってしまいましたが、姿だけは眺めることができました。
雪は拍子抜けするほど少ないまま、田浪集落に着きました。
ビジターセンターには8時55分には着いたでしょうか。
前回、雪の季節に毛無山に登ったのは2011年ですから、5年ぶり以上ですね。
花の季節にはその後も朝鍋鷲ヶ山から縦走していると思います。
車は意外と少なくて、私たち以外には一台だけ駐車してありました。
クリスマスの3連休の最終日ですから、さすがに少ないのでしょうか。
9時15分には支度が終わって歩き始めますが、この日私はスパッツを忘れてしまい、スパッツの代わりに雨具の下を着用しました。いつも雪の山に最初に行くときは何か忘れてしまいます。雪山はワカンだのアイゼンだの手袋だの…どうしても装備が多くなり、つい慣れない間は何か忘れてしまうのです。
↑歩き始めにRさんが何やら撮影していると思ったら・・・
駐車場に植えられていたコムラサキのようです。
いつもだと2月とか3月の訪問なので、木の実はとっくになくなってますから、ここでコムラサキの果実を見たのは初めてでした。
車道を横切る際に、集落のほうを眺めますが、ずいぶん雪が少なくて積雪はせいぜい5センチぐらいです。
山の家を後にして、林道を歩き始めます。
ここも雪が深くてワカンで歩いたこともありましたが、今回は何もつけなくとも大丈夫です。
ヒノキ林が見えてきましたが、しばらくは平坦な道が続きます。
白馬山登山道との分岐を撮りそびれましたが、たぶんこの辺りでしょうね。
9時35分、三合目通過です。
まだ登山道は平坦なままです。
山頂まで1.2キロの道標が出てきました。
距離は短いですが、登山口とだと標高差が500mほどあるのです。
9時47分、毛無大岩横を通過します。
この辺りから傾斜がきつくなってきます。
青空に天然のヒノキ。
中国山地はヒノキの生える山が結構多いです。
9時53分、五合目を通過です。
三合目から五合目までは直ぐです。
振り返ると五合目辺りは結構な急坂になってきていますね。
私はこの前の週は旅行に行ったため山歩きはお休みしたので、特に最初は足が重いです。
「山頂まで0.6キロ」とあって、その下に六合目の道標がありました。
10時丁度に六合目通過です。
五合目から六合目も早かったです。
そして5合目を過ぎたあたりから待望のブナが出てきました。
毛無山~白馬山もブナの木が多いところです。
気象条件が整っているときは5合目付近からでも霧氷が見られることがありますが、この日は気温が高いせいか霧氷はなさそうですね。
雪道を頑張っていらっしゃいますね。ブナの枝振りがとても良いですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2017-01-05 08:07
多摩NTの住人様、こんばんは。
去年の登り納めは岡山の雪山のつもりでしたが、雪が少なくて拍子抜けでしたが、ブナ
だけはいっぱいありました。
昨日は今年の初登りで愛媛の山に登りましたが、こちらも雪はほとんどなかったです。
こちらもブナが多い山でした。
暖かかった年末年始で西日本の山は一様に雪が少ないです。
投稿: keitann | 2017-01-05 23:05
keitann様 こんにちは
(あまりにも遅くなりすぎましたので賀詞は省略しますが、)コトヨロで願います。
この冬は今のところ雪が少ないようですね。そんな中で、大山の姿は雪を纏って仰言るような神々しさがありますね。
5合目までは普通の山靴だけで良かったようですが、これから先はどうなるのでしょうかね。
投稿: ぶちょうほう | 2017-01-08 22:23
ぶちょうほう様、こんばんは。
11月に関東で雪が積もったというので、今年は雪が多いのかと思いきや
その後はさっぱりでした。
特に気温が高くて晴れの日が続いた年末から年始にかけては四国の山の
雪の少なさは特筆ものでした。
中国山地の山々は数年前は山麓の家が半壊するほど降り積もったていたのに
今年はその豪雪地帯ですらほんの10センチ弱の積雪でした。
結局、持参していたワカンモアイゼンも使うことなく登って下ったのでした。
大山だけは標高1200m程度の低い山から頭を出しているので、さすがに
真っ白でしたよ。
伯耆富士という呼び名にふさわしい姿です。
投稿: keitann | 2017-01-09 22:02