4年ぶりに雪の伊吹山へ、その3、瓶ヶ森林道から伊吹山へ
登るにつれて石鎚がせり上がってきます。
朝、西条の街からくっきりとした石鎚の姿を見ていたので、きれいに見えるはずと思いながらも、この目でしっかり見るまでは心配で、自然と速足になってきます。
↑4年前にもこの場所から素晴らしい石鎚を見ているのですが、この日も素晴らしい眺めでした。
石鎚本峰の後ろに真っ白に見えているのは二ノ森かな?
石鎚は岩が多いので、雪があまり着かないんですよね。
学生時代・・・たぶん21ぐらいの時に春休みに帰省した折、瓶ヶ森に登ったことがあって
当時は高速なんてないので、日帰りなんて到底できず(瓶ヶ森林道もありませんから)白石小屋かどこかに泊まったことがあります。その時に石鎚をバックに写真を撮ったのがありますが、ちょうどこんな具合の石鎚でした。
こちらは「山荘しらさ」とその背後にそびえる子持ち権現。
こんな絶景を眺めながら、早いですがちょっとお昼を食べることにしました。
じっとしていると風が冷たいので、ダウンを着こみます。
最後に石鎚をもう一度眺めたら、伊吹山に向かっていざ出発。
最初は瓶ヶ森林道の雪も少なかったのですが・・・
雪の上には小動物の足跡・・。
山荘の向こうの山なみも素晴らしいです。
PさんとRさんは何を見てるんでしょう?
時々振り返って、石鎚を撮影します。
林道の雪は少ないと思っていたら、だんだん深くなってきて、膝までの深さでした。
けれども、トレースがあるので、足が雪に潜ることはないので、楽です。
トレースの主に感謝・・・。
瓶ヶ森林道から伊吹山への分岐です。
分岐のところに「マムシ」という文字があって驚きました。
以前はなかったのですが、温暖化でこんな高いところにもマムシが出るようになったんでしょうか。
4年前にはびっしりと霧氷がついていた木々も今日は霧氷はまったくありません。
枯れた大木の幹にサルノコシカケが見えました。
しばらく緩やかな登りを登ったら、いったん見えなくなっていた石鎚がまた見えてきました。
これから登りに差し掛かるのですが、その前に高知側の展望が開けている場所があります。
振り返ると、瓶ヶ森がいつの間にか見えていたのでした。
ここは土小屋と瓶ヶ森のちょうど中間ぐらいですね。
石鎚山系の縦走路です。
画像ではわかり難いですが、瓶ヶ森林道も肉眼でははっきりと見えています。
最後の登りにかかります。
この辺も雪が深いです。
振り返ると素晴らしい展望なので、何枚も撮影せずにはおれません。
笹原に雪が積もっているのですが、笹原の上をトレースがついています。
笹の上のほうがまだ歩きやすいんですね。
針葉樹に積もった雪が溶けかかり、それがまたつららになっているのです。
12時10分ごろ、伊吹山山頂に到着しましたが、先客の方3名がおいでになりました。
つまり先行されてトレースをつけてくださった方たちですが、意外にも男性1人と女性2人でした。
後ろから出発されるのを見たときは男性2人のような気がしていましたが、男性一人だとラッセルも大変だったでしょうね。とりあえずご挨拶してトレースのお礼を言いました。
↑先行の方たちは私たちが到着して直ぐに下山にかかられました。
トレース、ありがとうございました。
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