大川山(だいせんざん)に塩入から登る、その1、アプローチ
2月の最終の週末は息子夫婦が帰省してきたので、それに合わせて娘のところの2番目の孫娘の誕生祝と初節句を兼ねて、我が家でにぎやかに食事を楽しみました。なので、山歩きは一週飛びました。その前も花散策程度の軽い歩きが続いたので、久々にしっかり歩きたいな~と思っていました。
山仲間のPさんから3月最初の週末はどこにしますか?と連絡を頂いたのですが、その頃は四国の高い山も雪はほとんどなさそうだったし、いっそのこと、今の時期でなければ登る気にならない大川山でも行く?と言い出したのが発端でした。私は大川山に柞野コースで登ったことがなかったので一度登ってみたいと思っていたのですが、Pさんは去年秋にご主人のMさんと確か塩入から登っているはず。それならば、いっそのこと、塩入から登って柞野に下ってくる?という話に。途中で中寺廃寺跡も通るので、歴史のお勉強もできそうです。
車を塩入と柞野に一台ずつ置いておけば、時間も6時間ほどで歩けるとか・・。
Rさんに連絡したらRさんも塩入から登ってみたかったそうで賛成してくれ、3月4日は大川山に塩入から登ることに話がまとまりました。下山後は塩入温泉が近いので、塩入温泉にも入るとしましょうか。
↑中寺廃寺跡付近は整備されていて、素晴らしい展望台までできていました。
その展望台から満濃池方面を眺めます。
この日はあいにくと少し霞んでいたのですが、空気が晴れ渡った日はさぞ素晴らしい眺望だろうと思われます。
さて、3月4日当日は国道438号沿いの内田付近に新しくできた(と言っても1年ほど前?)ファミマに8時集合と決めました。ほんとは私とPさんの2人で車のデポをするつもりだったのですが、もし朝の冷え込みがきつくて道路が凍結していたらRさんの車を出してもらわないといけないので、3人揃って8時集合にします。前夜は歩くコースの地図をプリントアウトしておいたのに、馬鹿なワタクシメはうっかりと地図をウエストポーチに入れ忘れたのでした。それでも地図は少し目を通していたので、コースの予習は少ししていました。
当日、琴南の集合場所へ向かっていると、朝の冷え込みは思ったほどきつくなく、私の車でも十分走れそうです。
ファミマでお昼のおにぎりなど買い込んだら、まずはRさんの車を近くのまんのう町役場琴南支所へ置きに行きます。その後、車2台で柞野の登山口駐車場へ向かいます。柞野駐車場は以前、荒神の名水に行くときに地元の方に教えていただいたし、登山口も確認はしてあったのですが、機会がなくて今まで登ってなかったのです。
駐車場までは凍結もなく、問題なく走れ、私の車を駐車場へデポします。もちろん、この日の登山者は私たちだけのようですね。
最後に、Pさんの車に3人乗り込み、琴南から仲南へと向かう農免道路を走ります。この道は私もあまり走ったことがなく、Pさん頼りです。
農免道路から、見覚えのある東山峠へと向かう道に左折します。
つまり県道4号へと入るわけですが、この道は何度か通ったこともあるので、まぁまぁわかります。塩入温泉を過ぎ、野口ダムを過ぎて少し走ったところでPさんが車を停めました。
↑路肩の広くなったところに駐車します。時刻は8時40分ぐらいだったでしょうか。
そのまま県道4号を南に少し歩きます。
少し歩いたところで、Pさんが左に入りました。
「かわたき山荘」と書いた道標が見えます。いわな料理のお店のようです。
ここを左折です。
左折のカーブのところに「大川道」と書いた石柱もあります。
どうやら古くからある大川山への道のようでもありました。
大川山は香川では信仰の山として山麓に結構な信者がいて、昔はかなりの人が登っていたようで、たぶん大川道も何本かあるのだろうと思います。
辺りはなんとものどかな山村です。
山のほうへと歩く二人・・・。
鉄塔が見えていますが、まずはあの鉄塔を目指して登ります。
道の傍らにネコノメソウが見えました。
もう春なんですね。
今年の初見でした。
梅林もあって、ちょうど見ごろです。
勿論、梅の実を収穫するために植えてあるのでしょうね。
Pさんが少し寄り道をしました。
半鐘が吊るしてあって、どうやら地区の集会場か何かだろうと思います。
逆光が眩しくてあまり写ってませんが、行く手に砂防ダムの堰堤のようなものが見えていて、その堰堤を目指して右手に入っていきます。
↑ススキの向こうに見えているのが堰堤です。
右手に四国電力の穂線路を示す杭が見えていて、ここが登山口だそうです。
21番鉄塔へと向かう鉄塔巡視路の始まりです。
8時51分、ここを通過します。
さすがに鉄塔巡視路、ジグザグを切ってあって歩きやすいです。
何度かジグザグとカーブを曲がりますが、登り坂は結構きつくて、最初から汗が流れます。
行く手が明るくなってきたので、もうすぐ尾根に出そうですね。
尾根に出たら、大川山へは東へと進むわけですが、鉄塔が見えたので逆方角にある鉄塔まで行ってみました。
鉄塔到着は9時7分でした。
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