大川山(だいせんざん)に塩入から登る、その5柞野へ下山する
大川神社に来たのは考えてみたら2年ぶりぐらいかな?
お参りを済ませたら、お腹もぺこぺこだしお昼にしましょうか。
↑神主さんがいらっしゃると、必ずお神酒を呑んでいかないかと勧められるのですが、今日はその神主さんもご不在のようですね。
汗をかきかき登ってきましたが、神社の手洗い場の水はまだ氷が張ったままでした。
さすがに標高1000m以上の山頂だけのことはあります。
お昼は管理棟のところで食べさせていただくことにします。
ここは以前はヤマガラがやってきて手乗りまでしてくれるので有名でしたが・・・
最近はヤマガラが警戒して、なかなか飛んでこないそうです。
Pさんに前もってヤマガラ用にピーナッツを持ってきてくださいと言われていたのに、うっかり忘れてしまいました。(^_^;
それでもPさんとRさんが持参してくれたピーナッツに時々飛んでくるヤマガラを激写し増してみました。
ご飯も食べたり、撮影もしたりとなかなか忙しいです。
近くのマツの木にはコゲラが何かにぶら下がっていました。
確か牛脂だったかな、野鳥はこんなものも好んで食べるんですね。
13時30分、そろそろ下山開始です。
登ってきた急坂は下りは滑りそうなので、下りは遊歩道を使います。
ここは春や夏に私が野草観察に訪れる場所です。
今の時期は芽吹きもまだで辺りは一面の落ち葉です。
遊歩道から尾根道に出て、今度は尾根道を下ります。
ところどころヤドリギが見える尾根道をのんびりと下ります。
初夏にはオンツツジなども咲いている道ですね。
13時50分、車道に出てきました。
車道沿いに、ほんの少し雪が残っているのを発見。
その前の週は寒波が到来して阿讃の峰々も白くなっていたのですが、暖かい日が少し続くと雪はすぐに消えてしまいます。
往路で登った急坂の基部まで戻ってきました。
ここからは歩いてきた道を戻ります。
見上げると白く見えているのはボタンヅルの綿毛ですね。
阿讃縦走コースと書かれた縦走路を帰ります。
14時16分、大平山のハウスまで戻ってきました。
登りの時には見えなかった軽トラックがとまっていたので、作業の方が来られたようです。
黒と白、2匹いたはずの猫ちゃんがグレーの猫ちゃんもいて、3匹に増えていました。
陽だまりでフキノトウも発見。
帰りは休憩せずにそのまま中寺道を歩きます。
登りもきつかったけど、下りも滑りそうで歩き難いコンクリート道を下ります。
やっとこさでバイオトイレが見えてきます。
トイレが見えたら中寺廃寺跡もすぐそこですね。
帰りもやっぱり気持ちが良かった中寺廃寺付近の道。
南側に大川山が見えますが、あそこから1時間20分で歩いてきました。
見ているだけだと「あんなに歩けるの?」と思いますが、意外と歩けるものですね。
展望台の東屋でさすがに休憩しました。
登りの時には霞んで見えなかった飯野山や瀬戸内海が帰り道では見えるようになっていました。
満濃池もいくぶんはっきりと見えるようになっています。
最後にもう一度大川山を見上げたら、さあ、最後の下りにかかります。
15時5分、柞野に向けて下り始めました。
下り始めてすぐの場所から展望台の東屋を見上げました。
1分も歩かないところで分岐があると思ったら、それは展望台に行く道と直接中寺廃寺跡に行く道でした。
15時20分、江畑道との分岐を通過します。
次回は江畑道も歩いてみたいですね。
柞野道は道標もしっかり整備されていて歩きやすい道でした。
以前はなかったという炭焼き窯跡も説明がありました。
倒木をくぐったりする場所もありますが、道はおおむね整備の行き届いた道となっています。
下りきった場所でPさんが何やら撮影していると思ったらシキミの花がもう咲ているのでした。
シキミってこんなに早く花が咲くものなんですね。
もっともこれは植栽のシキミです。
15時50分、登山口に着きました。
朝方見かけた紅白の梅を撮影します。
山里にも春が来ていました。
フキノトウもこの通り。
稜線で見かけたフキノトウよりはまだ出てきたばかりという風情でしたが、さすがに麓のは大きいです。
これは自生だろうと思われるヤブツバキも見頃です。
結局、駐車場には15時59分に戻ってきました。
丁度良い時間ですね。
駐車場にあった説明板です。
この後、Rさんの車を回収し、その後塩入に駐車してあったPさんの車を回収してから塩入温泉で汗を流しました。
私は以前2回ほど来たことのある温泉ですが、高松のRさんは遠いので初めてだそうですが、泉質の良いので有名な温泉です。
温泉を出たのは17時を回っていましたが、Rさんが松本さん宅の有名なしだれ梅も見たいというので、車を飛ばして日没前の何とか撮影可能な時間に立ち寄ることができました。
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