二度目の平家の森、その2、熊押集落跡から三角点へ
二年前にここを訪れたとき、祠のちょっと下に下ると見晴らしの良い岩場があったのを思い出し、休憩する前に岩場に下りてみました。
↑岩場の上は、ちょっと行儀が悪いですが、岩にまたがらないと危ないです。
岩から眺めた景色は2年前と同じくのどかでした。
正面には結構高い山が見え、私は行ったことがなくてよくわかりまsねんが甚吉森とかその辺りの山が見えているのかなと思います。
谷間には民家がちらほらと見えますが、秘境に近いような感じを受けました。
岩の上で撮影中のRさん。
撮影風景です。
立ち木に掴まりながらもとの山頂まで戻ります。
祠から10mほどの場所にある山頂で、休憩にしました。
こんなところにキティさんの山名表示がありました。
2年前の記録を見ると、2年前にもあったようです。
記録はこちら。
休憩時のおやつは、道の駅でRさんが買い求めた「いも餅」
たぶんお餅にさつまいもを練り込んであると思うのですが、柔らかくて優しい甘さです。
11時52分、山頂から稜線を東へと下ります。
後ろから下ってくるPさんとRさん。
少し下っただけであとは平坦地になります。
2年前にも通った、たぶん民家があったと思われる平坦地です。
周囲を石積みで囲んであります。
ミツマタの花芽に日が当たっていたので近寄りますが、残念ながら花は咲いていません。
石積みの際を歩いて熊押集落へと向かいます。
やがて、道は稜線を南に巻くようになり、この辺りはアカマツ林なので秋にはたぶんマツタケが生えるんでしょう。テープで囲った跡があるのは2年前と同じでした。
やがて、道は登りに差し掛かるのですが、イノシシがずいぶん掘り返していてびっくりしました。
植林も道を避けるようにつけられていて、迷うことはありません。
整然とした印象を受ける植林・・・。
結構きつい登り坂を登ること10分ほどで集落跡に着きました。
時刻は12時22分。
下の窪地のような場所に建物が建っているのが見えます。
私は2年前にも建物を間近で見ているので、今回はパスして、窪地の周囲の小高い場所を通っている道を歩いていきます。PさんとRさんは下に下りていきました。
小屋のような建物を見学するRさんの青いウエアがちらっと見えています。
道を歩いていると、お墓も見えます。
かつては集落があったのですから、お墓も残っているんですね。
下から上がってきた二人と祠のところで合流しました。
2年前はこの祠までしか歩きませんでしたが、その少し後にPさんとご主人のMさんが熊押集落のまだ先にある大平山まで歩かれています。
この日は集落跡から少し東に標高678mの三角点があるというので、三角点まで行こうということになりました。
立派な石積みの前をさらに東へと歩いていきます。
ここにもお墓がいくつか見えます。
新しいものでは昭和40年代に立てられたお墓もあります。
その頃まではまだ集落にも人が住んでいたということですね。
歩いていくと、お茶碗のかけらが落ちていて、生活の痕跡があります。
12時38分、道の上のほうにまるで門柱のような石柱が見えました。
ちょっと上がって、様子を見てみるとします。
そこは広さ30坪ほどの開けた場所でした。
何か建物が建っていたらしく、石が打ち捨てられていました。
そのすぐ近くの小高い場所には狛犬が台座の下にありました。
狛犬があるので、神社だったようです。
熊押集落の氏神様?
集落がなくなったので、神社も維持できなくなったということのようです。
三角点目指して尚も進みます。
スマホで位置確認しながら歩くと、もう少しのようです。
↑倒木も越えていきます。
Pさんが、この辺りが三角点だと教えてくれました。
画像ではわかり難いですが、道がここで南に向いています。
時刻は12時46分。
探すこと2分ほどで、三角点を見つけました。
4等三角点シキベシだそうです。
↓は平家の森のログです。
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