春の青春18きっぷで伊部の医王山に登る、その4、結構な急登です
新幹線は10分に1本ぐらいの割合で通過するので、登って下る間にも何本もの新幹線を見ました。
↑振り返ると下りの新幹線・・・。
ミツバツツジを手前に入れて新幹線の高架を撮影します。
岡山のミツバツツジは四国のものより華やかな色合いが多いような気がします。
医王山にもモチツツジの木がありますね。
モチツツジは岡山では旭川を境にして、旭川より東に分布しているそうです。瀬戸内海を挟んで対岸に位置する香川でも同じで、香川では土器川ぐらいが境になるかな?と感じています。
向こう側に見えている山は伊部の街の南側に位置する山々で、標高300m前後の低山ばかりです。
サルトリイバラのツルも見かけましたが、まだ花は咲いてないようです。
相変わらず、電柱の下を登山道が通っているようで、電柱は山肌にまっすぐに立っているので、登山道も山肌を直登する感じでついています。
ところどころに赤テープもあるので道迷いは心配ないです。
電柱沿いにどんどん登っていきます。
やがて、石が少し出てくるようになりました。
南に張り出した大きな岩場があったので、近づいて眺めてみました。
新幹線の高架横に池が見えていて、これは大池というようです。
ほぼ満開状態のミツバツツジ。
見事ですね。
やがて、最終の電柱が見えたと思ったら、まもなく斜面が緩やかになり、山頂が見えてきました。
あと標高差にして50mぐらいの登りです。
ツツジ越しに大池の眺め・・・。
あれまぁ、この辺りの山にはヤマザクラが一本も生えてないと思ったら、まさに1本だけありました。
樹高3mほどの小ぶりな木ですが、花も咲いています。
それにしても、ミツバツツジは多いけど、ヤマザクラが極端に少ないですね。
登るにつれてヤブツバキも多くなってきました。
木々の向こうに見えているのは、先ほど登り損ねた不老山です。
あまり開かないタイプのヤブツバキもあります。
ヤブツバキをこの冬から春にかけてはずいぶん見ましたが、色合い、花の形とも個体差がずいぶんありますね。
ミツバツツジとヤブツバキのッーショットが山頂直下ではかなり見られました。
ただし、山頂直下はまたまた急登なので、木に掴まったりして足場を確保しないと、危ないのです。
山頂の手前に大きな岩があって、これが展望岩らしいのですが、その手前にモチツツジまで早くも咲いていました。ただ、残念なことに花弁が虫に食われてしまっています。
岩の近くは寒暖の差が大きいので、他に先駆けて開花したようです。
岩場は、東側を巻いて進むようです。
ここまで来ると奥の稜線が見えてきました。
2年前に登った熊山に続く稜線だと思います。
岩をぐるりと回り込むと、北側に縦走路のような道が見えましたが、展望岩は反対の北側に歩きます。
ちょっと奥工石の岩場を思い出しました。
展望岩へと進みます。
さて、どんな景色が待っているのでしょうか?
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