岡山へダイセンキスミレを見に行く、その5、トチの芽吹きを見ながら山頂へ
ようやく稜線に出ましたが、合流点にはもうどなたもいらっしゃいませんでした。
ここはもちろん休憩することなく、金ヶ谷山へと進みますが、4年前にはこんなところで道を間違ってしまったんですね(^_^;
↑4年前にはこの分岐から縦走路を下るのに、縦走路のほうが木の陰になっていて良く見えず、うっかりと尾根道を下ってしまったのでした。我ながらうっかり加減に呆れますね。
↑2013年5月5日撮影の合流点です。
この時はブナがまだ芽吹いてなくて、辺りの様子が全然違いますね。
金ヶ谷山に向かって歩き始めた途端に木の株もとにユキザサの群生が見えました。
とはいえ、残念ながらほとんどがまだ蕾です。
でもこれ以上時期をずらすと、ユキザサは満開でもダイセンキスミレが見られないので、何もかもが一度には見られないということですね。
チゴユリも何とか初々しい花が咲いていました。
逆光で撮影したハウチワカエデです。
新葉の色がなんとも言えずすがすがしいですね。
ここはもう稜線なんですが、道の雰囲気は先ほどまで登っていた尾根と、大きく変わるわけではありません。
ただ、登りは今までと比べると緩やかな傾斜で、木陰になっているので歩きやすいですね。
今度はチゴユリが群生で咲いています。
代わりに、それまでの尾根道に多かったオオイワカガミは姿を見かけなくなりました。
いろいろな花がちゃんと棲み分けをしているんですね。
振り返ると緑陰の道を登ってくるPさん。
春浅くまだ寒い時は芽吹きが始まってなくて陽だまりハイキングが楽しめ、こうして初夏になってくると木陰を作ってくれて涼しい道を作ってくれて・・・ブナなどの自然林の中を通っている道は素晴らしいですね。
稜線に出てからもエンレイソウが咲いていました。
そして、タチツボスミレもまだ咲いています。
5月半ばでもスミレが咲いてるんですね。
山頂が近づいたのか、傾斜がややきつくなってきました。
ブナの幹の向うにオオカメノキの真っ白な花が見えています。
この稜線はほんとにオオカメノキが多く、いたるところで真っ白な花を見かけました。
標高が上がってきたので、まだ芽吹き中のブナも見えます。
やがて、木の階段が見えてきて、山頂が近くなったのかな?
以前はこんなに階段ばかりではなかったような気もするけど?
ユキザサとタチツボスミレのツーショットです。
階段を足取りも軽く登ってくるPさん。
この先も階段が続きます。
途中で何か見つけたのか、撮影中ですね。
何しろ私たちはいつもこんな風なので、時間がかかるのです(^_^;
林道沿いに多かったトキワイカリソウですが、稜線にも数は少ないながら咲いていました。
オオカメノキもまだ咲き始めて間がないのか、葉っぱが小さいです。
オオカメノキは葉が展開するよりも先に、まず花が咲き始めたと思います。
↑これはどうやらトチノキの芽吹き?
赤くてまるで花弁のようにみえるのは新芽を覆っていた苞のようです。
近くではブナの芽吹きも始まっていました。
さすがに稜線に出て標高も上がってきたので、まだ芽吹き最中の木が出てきたのです。
まるでブーケみたいに咲いているタチツボスミレもありました。
可愛いですね。
こちらのタチツボスミレの周囲に見えているのはキクザキイチゲの葉っぱです。
キクザキイチゲも以前来た時には満開でしたけど、さすがにこの時期は咲いている花を見るのは無理なんでしょうね。
これは?
ツルニンジンの芽が出た姿のようです。
これは我が家にも植えているので、見ればわかります。
青空に眩しいほど真っ白のオオカメノキの花。
日当たりが良いからか、ずいぶん花つきが良かったです。
12時9分、一つ目の山頂…金ヶ谷山に着きました。
ここでほんとのお昼休憩を取ることにしました。
こんにちは。スミレやチゴユリなど、季節が戻ったようです。新緑がとても綺麗ですね。若葉はホオノキのようにも見えますね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2017-06-18 16:48
多摩NTの住人様、こんばんは。
申し訳ありません、何しろ一か月前の山行の記録ですので、今はずいぶん
様変わりしていると思います。
けれども標高を上げて北アルプスだと、7月でもスミレやサクラがたくさん見られますね。
画像の若葉はホオノキでしょうか??
何しろ芽吹きの頃に見たことなくて・・・
昨日も山頂直下の結構高い場所でホオノキが咲いているのを見たので。ホオノキかもしれませんね。
投稿: keitann | 2017-06-18 22:32