初秋の中津明神山、その2、山頂へ
中津明神山は山頂まで車道がついているので、登山道を登ると言っても何度も車道を横切りながらの登りとなります。
↑登山道沿いにはコフウロがぼつぼつと咲いています。
意外と花の時期が長いですね。
アキチョウジはまだまだ咲き始めでしたが、綺麗です。
ここでもジャコウソウが咲いていました。
この辺りの株は優しいピンクですね。
またまた車道に出てきました。
車道と出会ったところに、良く実の付いたサルナシを発見・・・
今年は豊作なんでしょうか。
背の高いPさんが少しだけサルナシをいただきましたが、まだ熟してなくてお味見するには早すぎました。
再び登山道に戻り、ササに絡みついたツルニンジンなど眺めながら急登を登ります。
キツリフネまで咲き残っていて驚きました。
初夏にはこの山でキツリフネをよく見るのですが・・・
山頂のレーダーなどの構築物が見えてきました。
あとちょっとですね。
倒れ気味のオトギリソウの仲間がまだ咲いていました。
北アルプスでもオトギリソウをよく見かけたのですがオトギリソウは初夏の花と言うイメージが薄れました。
ススキの穂の向うに猿越山の稜線、その向こうに石鎚山系の山々が見えて、秋らしい眺めとなっています。
足元には色の綺麗なツルリンドウも咲いていましたが、最近、山でツルリンドウを見かけることが空くなったように思います。
なんとホソバシュロソウがこんな季節に咲き残っていました。
健脚のSさんは足取りも軽く、さっさと登って行かれます。
またまた車道に飛び出したら、今度は色の綺麗なツリガネニンジンが咲いていました。
今度のカメラはツリガネニンジンの色がほぼ実物の色で出るので感激します。
遠くに見えるのは鶴松ヶ森の風車かしらん?
眼下には車で走り抜けてきた山裾の集落がはっきりと見えます。
標高差1000m近くあるんでしょうか。
初夏に来た時にも見事に咲いていたイブキトラノオもまだ咲き残っていました。
中津明神まではシカもまだ入ってないとみえ、この山には草花がまだ健在です。
黄色の小さ目の花はナガサキオトギリかな?
思い思いに画像を撮りながら登ってくる山仲間の方たち。
標高の高い山がもうこちらとあまり高さが違いません。
この辺りで、すでに標高は1500mです。
山の秋の最終を彩るヤマラッキョウの蕾も色づき始めていました。
真っ白に群生しているのはホソバノヤマハハコです。
石鎚山系のすっきりした姿を眺めながら、ほぼ山頂までやってきました。
山頂周辺にはシコクフウロが多いです。
ツリガネニンジンとのツーショットも素敵です。
こんなに群生で咲いていました。
山とススキもいい雰囲気・・・
山頂にはラジコンの飛行機を飛ばしに来ている方もいて、賑やかにラジコン飛行機が飛び交います。
山頂まで車が入るので、こんな楽しみ方もできる山なんですね。
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