上京ついでにちょこっと八ヶ岳、その2、ロープウエイで標高2200mへ
茅野ではバスの時間まで小一時間あったので、この間に持参しそびれた帽子やお昼御飯用のおむすび、お茶などを買います。10時20分にロープウエイ行きのバスが発車しました。
東に見えている八ヶ岳方面に向かって、途中から徐々に高度を上げていきます。
車内放送で、このバスは途中ビーナスラインを走りますといってましたが、頭の中で地図を描きますが、八ヶ岳の山麓の地図があまり出てきません。数年前に佐久側から麦草峠を越えて茅野に下りてきたことがありましたがこれは確かメルヘン街道と言うのでした。
結局、ロープウエイ山頂駅で地図を確認するまでビーナスラインとメルヘン街道の位置関係がはっきりしなかったのでした。
10月の3連休は夏並みの暑さでバスにも冷房が入ってましたが、ロープウエイ乗り場に着くまで寒さは感じませんでした。
連休中と言うことで、ロープウエイは10分間隔で運転していて、あまり待たずに乗れました。
しかも、100人乗りだそうですが、乗っているのはせいぜい20人足らずで空いているので、あちこち眺めます。
↑槍ヶ岳がまず目に留まりました。
槍だけはどこから見てもすぐにわかります。
向かって右の山は常念かな?
北側に大きく見えるのは蓼科山で、蓼科山はまだ登っていません。
カラ松林はうっすらと黄葉し始めていました。
7分ほどで標高差500m弱を登り、山頂駅へ。
ここですでに標高2237mあるそうです。
さすがに吹く風は少し冷たいです。
山頂駅周辺は坪庭と呼ばれているそうです。
木道の向うに見えるのは見覚えのある形をしている島枯山のようです。
地図があったので、どこを歩くか考えてみました。
縞枯山は昔登っているので、北横岳にでもと思いました。
ところが、よく考えてみると、昔、北八ツを縦走しているので、北横岳も一度登っていたんですね。
双子池でテント泊したときの写真が残っています。
とりうぇず、「北横岳」という道標の指す方角へ歩きます。
北八つは針葉樹の原生林が多いので、紅葉はそれほど目立ちませんが、黄葉した木がありました。
8月末の槍でも見かけゴゼンタチバナの赤い果実がまだありました。
イワカガミは葉っぱだけ・・・
展望台から見えた山は、後からわかったのですが南アルプスです。
以前歩いた栗駒山でも見かけたクロマメノキが紅葉しています。
といっても草紅葉ですが・・・
クロマメノキの黒い果実も久々で見かけました。
これはヤマハハコで、花はこれぐらいしか咲いていませんでした。
ロープウエイで上がってきた人は8割ぐらいは軽装で坪庭散策している方がほとんどです。
向うに見えるのは三ッ岳方面だと思うのですが・・・
目指す北横岳方面は青空です。
北横岳への分岐の道標にやってきました。
時刻は12時3分。
北横岳へは約1時間なのでピストンすれば2時過ぎには帰ってこられそうです。
ここから先は山の装備をした人でないと入れない旨が書いてあります。
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