« 紅葉と展望の剣山、その6、リフトで紅葉を楽しむ | メイン | 毛無山~金ヶ谷山紅葉縦走、その2、五合目からブナ出現 »

2017-11-12

毛無山~金ヶ谷山紅葉縦走、その1、山麓から楽しむ

11月の3連休は、久しぶりにいつもの山仲間が3人揃って山に行けることになりました。

日にちは11月5日に決行と決まっていたのですが、行き先がなかなか決まりません。高知側からの三嶺と言う案もあったのですが、登山口までの道路が相次いで襲来した台風で通行止めとなっているようです。登山口までの道路が心配ないといえば、岡山の山は心配なさそうです。ちょうど紅葉の時期でもあり、今までカタクリの時期には縦走している岡山と鳥取の県境の山をブナの紅葉を楽しみながら歩くのも良いかな~と思えてきました。何しろあの稜線はブナがとても多いのです。

初夏に訪れた金ヶ谷山~朝鍋鷲ヶ山なら周回できますが、毛無山~朝鍋鷲ヶ山は日暮れの早い今の時期はちょっと長すぎます。毛無山~金ヶ谷山ぐらいなら歩けるかもしれないし、山の家まで岡山の娘夫婦が迎えに来てくれたら車の回収ができ、縦走が可能です。娘に頼んだら、ありがたいことに迎えに来てくれることになりました。

Pb054081

↑ブナの紅葉の中、縦走路を歩く山仲間たち。

この日はブナをこれでもかと言うほど楽しんできました。

11月5日は6時に坂出のいつもの集合場所に集まります。

車出しは急遽、高松のRさんにお願いしました。途中の岡山道は例の如く霧がすごかったですが、この霧が濃いほど大山方面は快晴になるのは何度も経験してわかっているので何の心配もしません。

Pb0538197時半ごろにはすでに蒜山SAに着いたので、これもいつものように大山の見え具合をチエックします。

山頂付近には雲がかかっていますが、大山は白くなっていて冠雪しているようです。

ただ、空気に薄い膜がかかったような見え方で、この日は近場は良いのですが、遠くの山はちょっと霞みがかかったような見え方になり、少し残念です。

Pb053822

SAを出てすぐに蒜山インターを下り、新庄村方面へと向かいます。

正面には三平山が見えていて、山なみは十分に見えますね。

Pb053823野登呂トンネルに入る手前に大山が良く見える場所があるので、車を停めます。

↑金ヶ谷山方面も見えていて、斜面は良い塩梅に色づいています。

Pb053829

そして、こちらが大山とススキの図。

考えてみれば、秋に鍵掛峠付近は行ったことがありますが、この辺りに来るのは初めてですね。

この後、他浪集落への道はいつもの道が工事中で迂回路を走りました。

道はちゃんとした舗装道路で、ビジターセンターの少し手前でいつもの道に合流しました。

Pb053836

いつもの道に合流し、田浪集落を走っているところで、正面に見えているのが毛無山方面です。

Pb053822tyuusyajyou

予想通り、8時半過ぎにはビジターセンターに着きましたが、駐車場はすでに8割がたは埋まっていて、大半は岡山ナンバーの車です。

私たちのように四国から来るのはたぶん珍しいでしょうね。

ビジターセンターはトイレも完備していて、冬にはよくお邪魔していますが、秋にここに来たのは初めてですね。たぶん岡山の山歩きされる方には春のカタクリの時期や秋の紅葉時がいちばん馴染みがあるんじゃないでしょうか。

Pb053840

用意をして8時39分に歩き始めます。

歩き始めた途端、目の前に素晴らしい紅葉が見えてきて、テンションが嫌でも上がりますね。

Pb053842

この前の冬に来た時に、駐車場にコムラサキの実があって、初めてここにコムラサキが植えられているのに気付きました。

今の時期はコムラサキの実もたっぷりあります。

そして、こんなところに植えられるぐらいなので、この辺りにコムラサキが自生しているのでは?とうすす思っていたのですが、今回はそれも確かめることができました。

Pb053843

車道を横切る際に山のほうを眺めると、良い感じに染まっています。

Pb053847

えらく黄色く染まっているけど、これはハウチワカエデ??

Pb053850

目の醒めるようなまっ黄色に染まったモミジもあって、あまりの鮮やかさに驚きます。

コメント

keitann様 こんにちは
今回は岡山まで遠征でしたか。 坂出にて6時に集合して登山口まで2時間半のロングドライブでしたね。
下山後に娘さんにも会えて、ちゃっかり車の回収にまで利用できるなんておいしすぎるような気がしました。
大山は早くも冠雪しているのでしたか。せっかくの遠出ですのできっぱりと山容が見えるとありがたいのに、生憎ですね。
でも、時間の経過でどうかなるかもしれませんね。
金ヶ谷山の黄葉は規模が大きくて、目の保養になります。
登山口でいきなり目を見張るような紅葉・黄葉が出て来ましたね。
この下に来ると一種の酩酊状態を覚えませんでしたか?
風がない時でしたら、この下に腰を据えて、日向ぼっこをしながら、お酒を酌み交わしたいと思いました。

ぶちょうほう様、こんばんは。

岡山の山には、山にもよりますが、我が家からだと、時間的には石鎚に行くより早く着きます。
石鎚の登山口には3時間ほどみておかないといけないので、その点、岡山の山は気軽に
行けるんですよ。
縦走するとなると、車二台が必要ですが、この日は娘に一肌脱いでもらいました。
娘夫婦は鳥取の境港に遊びに行った帰りに迎えに来てくれたようです。
大山は思いがけず冠雪していましたが、今期2度目の冠雪だそうです。
明日はまた寒気がやってくるので、大山は言うまでもなく、四国の山も冠雪しそうです。
岡山の山は自然林の山が多く、紅葉時や冬枯れの時などは雰囲気が良いですよ。
今回縦走した山も、ごく一部、植林帯もありますが、ほぼ自然林なので秋の紅葉の時は
良いだろうな~と前々から思っていました。
稜線の紅葉時期にはちょっと遅かったようで、この日は山裾や標高1000m以下がちょうど
綺麗だったようです。
時間に余裕があれば、登山口で紅葉狩りを楽しめましたね。
そのぶん、この日曜は四国の山をゆっくり歩きしてきて、紅葉を堪能してきました。

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ