忘年登山で高松市街地の山をめぐる、その3、植物散策が楽しい
野山の登りでは、今までと植生ががらりと変わり、いろいろな植物が出てきてなかなか楽しい時間でした。
↑皆、しばし撮影モードに入ります。
眼下にはクスなどの常緑樹に混じって、目が覚めるような真っ赤に燃えたハゼノキ。
里山を代表する紅葉です。
サンショウの大株が出てきたと思ったら、トゲが互生なのでイヌザンショウのようです。
こちらはセンニンソウの果実かな?
まだ初々しいリュウノウギクも出てきて、嬉しい限り。
これは確かイボタノキだったような?
前回、逆方向に縦走した時にも見かけて、その折に調べたのでした。
花は白い花でわりと綺麗なんですが、果実は黒くて地味ですね。
里山でよく見かける木ですが、以前我が家で育てていたライラックの台木に使われていたようで、肝心のライラックが枯れて台木のイボタが繁って、びっくりしたことがありましたっけ。
ここから眺める浄願寺山の東斜面は勾配がすごいですね。
野山山頂には10時33分に着きました。
ここは国土地理院の2万5千図にも山名の表示がないようで、三角点もありません。
さて、野山の下りは急だからとガイド役のEさんが仰る通りで、この下りがまた激下りです。
ロープが張ってくれてあるので、滑らないよう、時々ロープを握りながら下ります。
そんな足場の悪い中、シマカンギクが一輪咲いていて、これも嬉しい出会いです。
下るTさんの向うの黄葉がいい感じですね。イヌビワかな?
ペースの速いEさんとエントツ山さんは、下で待っていてくれました。
向うに見えている小高いのが、これから登る峰山で、今下っている野山と峰山の間が切通越です。
シマカンギクはここで群生で咲いていたので、慌てて一輪だけ咲いてるのを撮影することもなかったようです。
これは鉄塔巡視路になっているのか、鉄塔の真下に出てきました。
ガイド役のEさんの緑のウエアとTさんのピンクのウエアの色が良いですね。
落ち葉の中で映えます。
切通越に下りる直前にまた祠がありました。
灯篭などを見る限り、新しいものですね。
向うに見えている黄葉も落ち着いた色ながら美しいです。
青空だったらさぞやと思いますが、雨が降らないだけでも良しとしなければ・・・
10時46分、切通越に下ってきました。
画像中に見えている綺麗な道が、通常の登山道です。
数年前に逆方向で縦走した時は確かこちらの道を歩いたはずです。
↑私たちが下ったのは野山を経由する道です。
最後尾のRさんも下ってきました。
切通越の説明をされるEさん。
峰山への登山道は峠の西側からついているそうですが、あまりにも急な登りなので、この日は鉄塔巡視路を登るそうです。
その説明を聞いて、早速、登山口を確認に行かれるエントツ山さんでした。
こんにちは。忘年会登山とは楽しそうですね。紅葉を楽しみ古墳を見たり、面白い道のりでしたね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2017-12-11 08:04
多摩NTの住人様、こんばんは。
香川の山仲間たちと忘年登山をするようになって、もう7~8年になるでしょうか。
夕方からは飲み会があるので、軽い里山歩きが多いのですが、今回は14キロも歩いた
そうです。高松市街地のこの辺りの山は特に古墳が多い場所で、歴史好きな人なら
垂涎もののコースですね。
投稿: keitann | 2017-12-11 21:52