2017年年末に京都一周トレイルちょい歩き、その2、少し藪漕ぎ
京都トレイル歩きではスマホの地図、トレイルの地図、山にある道標やナンバープレートなどいろいろなものを見ながら、道を外さないように歩きます。(そういう決まりがあるわけではないでしょうが)
↑このプレートを見ると、次に行くべき場所は将軍塚というところのようです。
この将軍塚というのが何のことだかよくわからず、後々まで疑問でした。
道標では東山山頂公園を目指せばよいみたいです。
道をそのまま進みます。
傍らにウワズミザクラの文字。
この辺りにもウワミズザクラが咲くんですね。
道は古くから通られていたのか、古そうなお地蔵さまが祀られていました。
行き過ぎると、またしても今度は一体だけのお地蔵さまが祀られています。
ナンバープレートの19番を通過します。
15時33分、分岐らしきところに出てきました。
左に下れば清水寺。
ただし、午後5時以降は通り抜け禁止とあります。
どちらにしても清水寺から歩いてきたわけですから、清水寺に行く必要はありません。
かといって、正面方向は通行止めになっています。
ほんとは正面に進めばいいのだろうと思うのですが、何かの理由で通行止めになっているみたい・・・
先ほどのプレートには右に曲がるようになっていたし・・・
ということで、右側を覗き込んでみると谷になっていてその向こうに道が見えます。
あの道に出れば良いのかな?
下ってみたら赤テープが見えましたが、とても道には見えません。
それに下が良く見えないので、足を滑らして沢に転落するのも嫌だしな~・・・・
周囲を見回すと、右側にトラバースしているような踏み跡があったので、そちらを辿ってみると・・・・
これも途中から藪になっていて、到底、道とは思えません。
上に見えるのは先ほどの分岐で、分岐は稜線にあります。
仕方ないので、意を決して、赤テープの方向に下ります。
すると薄い踏み跡があって、下れなくもありません。
下ってみたら、沢は大したことなくて、水がちょろちょろ流れているだけの幅50センチほどの代物で下。やれやれ・・・
それにしても、他の皆さんもこんなところを通っているのでしょうか??
沢から対岸に登ると、こんな道が通ってました。
林道かしらん?
林道のような道を少しだけ辿ると池のほとりに出ました。
貯水ダムということらしいです。
地図を見ると、少し引き返して山の中に入るみたい・・・
沢を渡って道に出会ったあたりから細い山道が出ているのには気づいてましたので、そこまで引き返します。
入り口の木に赤テープがつけてあります。
山道に入っていくと、なんだか青い実が見えました。
これはヤブミョウガの果実ですね。
こういう鬱蒼としたところに生えている植物です。
なおも山道を進みますが、ちょっと荒れた雰囲気の道です。
地形から言うとすり鉢の底みたいな場所なので、大雨が降ると水が流れる場所で、そういう跡が見えます。
歩いているのはすり鉢の底なので、薄暗いのですが、上を見上げると上のほうは日が当たって明るいです。
周囲はこんな感じで立ち木がまばらに生えています。
やがて道が登り始めました。
稜線に出ていくようです。
やっと、上に出てきました。
上は日が射していて、やっぱり気持ち良いですね。
そのまま歩いていくと、コンクリートで固めた場所に出てきました。
柵もあります。
これが東山山頂公園ってことでしょうか??
高台寺山国有の看板です。
高台寺って秀吉の正妻の寧々さんのあの高台寺?
歴史的風土特別保存地区の石柱も立っていました。
そして、車がたくさんとまった駐車場。
ここが公園の駐車場ということなんでしょうか。
何よりほっとしたのは、お馴染み京都一周トレイルのプレートにまたお目にかかったことでした、
keitann様 こんにちは
古都京都として誰もが一目置く京都の都に、こんな藪(の山)があったのですね。
何かとても親近感がわいてきました。
小生にも長年お付き合いしている京都市在住の山友達がいますが、北山には希少(野生)ランが咲く場所がいくつかあり、一度だけご案内頂いて、サルメンエビネの自生地を歩いたことがあります。
それは夢のような空間でしたね。
それに比べた時にこの藪山も興味津々にならせてもらえますね。
これから先どんな「冒険」があるのか・・・・と。
投稿: ぶちょうほう | 2018-01-04 13:44
ぶちょうほう様、こんばんは。
たぶん、私が歩いた道は本来のコースが何かの都合で通行止めとなり、代わりに迂回路が
ついたのだろうと思うのですが、山レコなど見てみても、この辺りの事情をすっきりと
書かれているのを見ませんでした。
私がコース取りを間違えたのかとも思いますが、結果的には次のプレートに繋げられたので
まぁ、良いかと・・・。
検索したら、この辺りにも何か珍しい花が咲くようですが・・・。
伏見稲荷も裏道を通って登ったら、可憐なコミヤマカタバミがたくさん咲いてて感激した
ことがありました。
この後は比較的わかりやすいルートでしたが、普通の観光ではまず歩かないようなところを
歩くのもこのトレイルの楽しいところです。
投稿: keitann | 2018-01-04 22:34