2017年年末に、京都一周トレイルちょい歩き、その1清水山
京都は最近土地勘も少しでき、年に二度ほど出かけています。
1人で出向いた時は京都一周トレイルをちょっとでも歩きたいと思うのですが、去年は主人といっしょだったので、ほぼ観光コースのみでした。
今年も12月初めに残り紅葉でも楽しもうと主人と出かけようと思っていたのですが、生憎と2週続きで主人のほうに用事が入ってしまい行けませんでした。12月下旬にこれがラストチャンスと思っていたら、今度は主人が腰痛であまり歩けないというので、とうとう一人で出かけることにしました。
京都に行って歩けなければ、どこも見ることはできませんから・・・。
紅葉もすでに終わり観光シーズンは終わっているので、20日~21日に出かけることに決めます。幸い、お天気もまずまずです。宿も前日にすぐに予約でき、おまけにこのシーズンは安いのです。
2015年3月末に歩いたときは青春18きっぷで京都まで行ったのですが、今回は時間節約するためジパング倶楽部利用で「ひかりで」向かいます。
それでもデジカメにメモリーを入れ忘れたのに気付き、京都駅近くのヨドバシカメラでメモリーを買ったり、清水寺周辺で買い物をしたりして、歩き始めがずい分遅くなりました。
↑結局、清水寺付近を歩き始めたのは14時44分でした。
山歩きを始めるにはあまりにも遅いスタートで、恥ずかしいのですが、この京都一周トレイルは至る所から市街地に下りることができるので細切れ歩きでも何とか歩けます。
清水の大舞台はまだ工事中でした。
ウメモドキでしょうか。
赤い実が愛らしいです。
14時48分、柵を通過し、清水寺の境内を出ます。
ここまでは拝観料などを払う必要はありません。(拝観したければ、もちろん拝観もできますが)
ネット越しに冬イチゴの赤い実が見えています。
これは全国共通のキイチゴなのかな?
寒い京都でまだタデの仲間が咲いていたのはちょっと驚きました。
綺麗な赤い実が目につくのですが、調べたところモチノキのようです。
四国ではあまり目にしたことがないように思いますが・・・
モチノキと思われる木の葉です。
クロガネモチとは葉の形が少し違います。
道標は東山山頂公園に矢印が向いていて、東山山頂公園はトレイル中に通過する場所なのでこれで合ってるようです。というか、この道は2015年3月に下ってきた道なので、まだ記憶に残っています。
プレート番号がありました。
時刻は14時54分。
前回歩いたのはここまででした。
道標の前に若い女性が1人佇んでいます。
トレイルのコースは鬱蒼とした山になっていて、夕暮れにじょせ一人で歩くのはいくら私でも気が向かないので、この方が一緒に歩くのかな?と一瞬喜んだのですが、この阿多は立ち去られました(^_^;
たぶん下見されたのでしょうか。
地図もありました。
とりあえずこの日は行けるところまで行きましょう。
前回下ってきた稜線に再び登りにかかります。
ウエアは下は山用のウエアを着ているのですが、間違ってタオルマフラーを巻くところをカシミアのマフラーを巻いたままで、暑いです。
これはウコギ科のタカノツメ?
四国でもときどき見かけます。
落ち葉の道を進みますが、誰も歩いてなどいません。
少し下れば観光客でにぎわっている清水寺があるのが嘘のようです。
↑の赤い果実は知らべてもわかりませんでした。
初めて見たような気がします。
稜線が近いのか、↑のほうが明るくなってきました。
結構汗ばみながら稜線まで登ってきました。
行く手に石の塔が見えています。
稜線に出てからは少し明るくなって、アップダウンもそれほどなく歩きやすいです。
向うから外国人らしい若い男性が二人歩いてきました。
「こんにちは」と言ってみますが、もちろん返事は帰ってきません。
この前もそうでしたが、人の少ない山道を歩いているのはたいてい外人さんですね。
日本の若い人たちは、高尾山だの決まりきった山には行くようですが、ちょっと訳の分からない山は歩きたがらないみたいです。
15時15分、ナンバー18-1までやってきました。
トレイルはこのまま進むようですが、コースから少し外れたところに清水山山頂があるようです。
とりあえずナンバープレートを撮影します。
ナンバープレートから15mほど離れた場所が山頂でした。
小さな三角点があって、三角点の上にお賽銭が置いてあるのがいかにも京都?
この付近にはタマミズキが多いらしく、タマミズキと言えば高知の低山で見かけたのを重い出しますが、すでに葉も果実も落ちてしまっています。
この辺りの植生なども説明があって、興味深く読みました。
明けましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い致します。
京都トレイルは楽しそうですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2018-01-03 15:34
多摩NTの住人様、明けましておめでとうございます。
今年の当地はまずまずのスタートでした。
ただ寒いせいか、梅の蕾も固く、植物散策も徐々にでしょうか。
京都一周トレイルは植物の勉強もしながら京都の風物を愛で、歴史も勉強できるという
中々面白い歩きですよ。
投稿: keitann | 2018-01-03 22:17
keitann様 明けましておめでとうございます。
これは珍しい山行ですね。
山に入る時間がずいぶんゆっくりなのも珍しいことだと思いましたが、京都のこの場所は初耳でした。
寺社巡りだけではなくて、京都には周辺に良い山がたくさんあるようですね。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
投稿: ぶちょうほう | 2018-01-04 13:36
ぶちょうほう様、明けましておめでとうございます。
京都トレイルは観光半分、歩きが半分というつもりで行っています。
京都は見るべきものもたくさんあるので、里山歩きだけではもったいないと思うのです。
この日もほんとは午後1時ぐらいには山に入るつもりが、骨董屋で息子夫婦用に雑煮椀を
買い求めたりしていたらすっかり遅くなりました。
比叡山はそうはいかないと思いますが、東山周辺は標高も200mちょっとと低く市街地に
近いので、夕方になったらすぐに下れるという安易な考えです(^_^;
日の短い時期は歩行時間が短くなりますが、3月ぐらいなら5時ごろまで歩けそうな気もします。
本年もよろしくお願いいたします。
投稿: keitann | 2018-01-04 22:28
追加コメントです。
下から10番目の写真
> ↑ の赤い果実は知らべてもわかりませんでした。・・・・・・・
についてですが、画を拝借してお尋ねサイトで聞いていましたが、有効な回答かどうか判明しかねますが、「カナメモチ(赤芽樫ガシ)」ではないかという意見もいただきました。
葉が対生か互生か見えにくいところですが、参考までにご連絡させていただきました。
投稿: ぶちょうほう | 2018-01-05 08:58
ぶちょうほう様、こんばんは。
まぁ、不明の樹木をわざわざお尋ねサイトで調べてくださったのですか?
ありがとうございます。
モチノキの仲間かなとは思ったのですが、この木はどうも四国の山では見たことがないし
カナメモチと言えば、庭木などに植えられているイメージが余りにも強すぎて、自制の
カナメモチについては調べてみることすらしませんでした。
全体画像しか撮影してないのですが、葉は互生のようですし、果実のつき方や葉の形から
カナメモチで間違いないようです。
今まで山で見たことがなかったので、混乱してしまいました。
これで一つ不明のことが解決しました。
ありがとうございます。
投稿: keitann | 2018-01-05 23:13