日高村の大滝山へ、その3、岩場で楽しむ
三角点では産直で買い込んでおいたハーフの巻きずしを頂くことにします。
何しろこの日は2月3日・・そう節分ですから。
今年の恵方は南南東と書いてあったので、お得意のコンパスでその方角を向いてかぶります。
↑なぜ巻きずしをハーフサイズにしたかと言えば、帰りにオムライスを食べて帰ろうということになっていたからです(^_^;
日高村は小村神社にちなんでオムライス街道というのがあり、各店が趣向を凝らしたオムライスを出すらしいです。そのため、お昼の巻きずしは少な目で・・・
私が持参していたイチゴも気温低めなので、下山後に暖かい場所で出すことにしましょう。
13時20分、下山開始です。
道は結局、来た道を下ることになりました。
午後からは青空が広がってきて、気持ち良くなりました。
見上げるとネジキの赤い芽に青空が綺麗・・・
山頂方面まで戻ってくると、一気に視界が開けます。
北の山なみを見ますが、やっぱり遠くの山は雪雲がかかってますね。
それでも、往路で見た時よりも展望が良くなっていて、白く雪が積もった山が見えます。
Kさんのお話では展望の良い日は石鎚方面や瓶ヶ森も見えるそうです。
そういえば、ここよりまだ南にある石土の森からも石鎚山系が見えたのですから、見えても不思議ではないですね。
ロープ場を下ってきますが、よく整備されているので、この日はロープを持つこともありませんでした。
先ほどの修験の場所まで戻ってきたので、いろいろな岩を見ていくとしますか。
岩の上にはあちこちに石仏が見えます。
あんなところにも石仏・・・
おや、これは?
岩の隙間に室のような空間があって、人間3人ぐらいはビバークできそうです。
と言っても低山ですから、ビバークしてる間に下山できますが(^_^;
山頂の北面はほとんど岩場になっているようです。
そうこうするうちに登山度整備されているKさんが来られました。
ごとごと岩はこれですと、教えてくださったのは岩に乗って揺するとゆらゆら揺れる岩でした。
↑これはへそすり岩と言って岩と岩の隙間を潜り抜けるようです。
早速、くぐるAさん。
私がくぐると、引っかかったなんてことはないかしらん?
何とか私も潜り抜けることができましたが、Aさんはもうくぐり終えてらっしゃるよう・・・
私に続いて今度はRさん・・・
なんと、へそすり岩の出口は先ほどビバークできそうと思って眺めた岩の空間だったのです。
まんなかに石を積んでいるのはへそすり岩から下りてくるときに、足が届くようにと積んであったのでした。
次は山姥の洞?
こちらもAさんがまずトップを歩いてくださいます。
通り抜けできるのですが、行った先は断崖絶壁のような場所なので下れずに引き返さざるを得ません。
上からぶら下がっている尖った岩の下を恐る恐る引き返してくるRさん・・・。
通行中に地震でもあったら怖いかも・・・
最後にKさんといろいろとお話しをさせていただきました。
かなりのお年だと思うのですが、一人でこの登山道を整備されているのですからすごいですね。
登山道が綺麗だと思ったら、かんじきで落ち葉を掃いてらっしゃったのでした。
頭が下がる思いでした。
また、山野草のこともよくご存じで、こういう方が整備されると貴重な山野草を刈り取ってしまうなんてことがなくて良いですね。
岩場も楽しんだので、いよいよ下山です。
下りはショートカットの道が見えたので、シークレットガーデンは通らずに、直接公園方面に下りました。
公園でトイレをお借りした後、持参のイチゴを出して皆に食べていただきました。
この頃には気温も上がりぽかぽか陽気です。
帰りはカモなどの水鳥を眺めながらのんびりと車まで。
紅梅もほころんで春を感じます。
池の橋のようなものの上ではカモが何羽も寛いでいました。
岩場も面白いし、展望も良く、何よりオンツツジの時期には楽しみな山ですね。
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