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2018-03-28

高知五台山のミニ八十八か所巡り、その7、牧野でオキナグサを見る

お日様の光を背中に浴びながら、のんびりとお昼ご飯をいただいてコーヒーとデザートまでいただいたら、午後の部の歩きに取り掛かります。もう半分ほどは回れたのでしょうか?

八十八か所巡りは五台山のミニ札所巡りでもこんなに大変なのですから、実際のお遍路歩きはどんなに大変なんでしょうね。もう10年以上も前に東京在住の先輩のお父さんが85歳を超えてから歩き遍路を始められたのですが、4人の子供さんのうちだれかが必ず付き添って歩いたそうです。何も考えずにただ歩くだけだから、気分的には楽なのよと先輩は仰っていましたが・・・3年ほどかけて結願されましたが、そのお父さんも2年ほど前に90歳を超えるご高齢で亡くなられましたが、へんろ旅は大きな思い出となったことでしょう。

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↑お昼を食べた高台から平野部を眺めると、田んぼに水が張られていて3月初めの光景とはとても思えません。

12時27分、こんな景色を見ながら午後からの札所巡りを始めます。

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食後すぐにお参りしたのは二十九番札所の国分寺です。

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続いてすぐそばにある二十八番の大日寺。

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植栽でしょうが、トサミズキの花が見ごろなので激写中のPさんとRさん。

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少し歩いて、牧野富太郎博士の少年像のところへ。

Rさんが牧野博士ってこんなにイケメンだったの?驚いています(^^;)

像の前でYさんに記念写真を撮っていただきました。

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これも植栽のシナマンサク。

この半月後に山で自生のマンサクを見ることになりますが・・・

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辺りはトサミズキのレモンイエローと梅や桃のピンクで華やいだ雰囲気です。

やはり2月でなく、3月に歩けて良かったです。

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これも牧野植物園の植栽のユキワリイチゲがこの日の上天気で全開です。

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そして、なんとトサコバイモまで園内には植えられているのでした。

こんな低山でも地植えで育つものなんですね。

咲いてから日が経っているのか、茎が伸びています。

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これは園内に自生しているシロバナタンポポ。

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リュウキンカまで咲いていましたが、これを私は7月の白馬方面で見ています。

高知の牧野植物園とでは4か月も開花時期が違うんですね。

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そして、Gさんの開花情報のおかげで咲きだしたばかりのオキナグサまで見ることができました。

去年は石見銀山近くの山里で4月初めにたまたま見かけたのでしたが・・・やはり高知は早いです。

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ジョウビタキのオスまでやってきてモデルを務めてくれました。

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またまたユキワリイチゲの群生があると思ったら・・・・

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五十番札所の繁多寺がありました。

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なおも進むとオオミスミソウの群落です。

もちろん牧野植物園の植栽の花ですが、新潟まではなかな見に行けないのでありがたいですね。

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Yさんの奥様のWさんは前日も山歩きだそうですが、二日連荘とはとても思えないほど疲れを見せない歩きぶりで驚きました。

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この先、札所巡りはこんな鬱蒼とした道を進むようです。

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小高いところに五十一番札所の石手寺。

石手寺は昔、松山でいた時にお参りしたことがあるので、これも懐かしい・・・

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そして、こんなところでもビロードムラサキを見かけました。

この株はまだあまり結実してないですね。

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続いて道沿いに何やら棚が張り巡らされていると思ったら、スモモの棚だということです。

五台山はスモモの栽培が盛んで、この後もスモモの木をたくさん見ることになりました。

スモモの真っ白な花が咲く季節の札所巡りもよいでしょうね。

スモモのそして棚の前に五十二番札所の太山寺。

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続いて五十三番札所の円明寺。

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この辺りになると順番通りに並んでいて五十四番札所の延命寺がありました。

辺りにはヤブツバキの花が落ちていて春を感じます。

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