前から気になっていた御在所山へ、その2、尻見坂を過ぎてもなお急な石段が
遠くから眺めた御在所山の姿を思い出せば、山頂の手前で急にぐっとせり出している尾根が見えていました。あの急な尾根を登るのですから急な登りには違いありませんね。
上を眺めると、長く垂らしたロープが2本見えています。
↑石段は相当古いようで、石モガタガタだし高さが一定ではないので登りにくいです。
登りは特にロープはいらないと思いましたが、下りは結構怖そうです。
実際、Kさんは2月の寒い時に登られたそうですが、石段が凍っていて危ないので石段を避けて土のところを下られたとか・・・・
しんどいので、元気なKさんに先に行っていただきます。
前日も長時間の歩きをこなされたそうですが、その気配も見えません。
尻見坂を登りきると、「入山安全祈願所」と書かれた祠がありました。
まだ真新しい建物です。
早速お参りを済ませるPさん。
尻見坂を登りきると、すぐそこが山頂かと思っていたらそうではなく、ここからも参道がぐるりと回りこむように続いています。
そして、ここにも狛犬が・・・
台座に文久三年と彫られた古い狛犬です。
文久三年とは1863年だそうですから150年ちょっと前ですね。重い狛犬は下から担ぎ上げたのでしょうか?それとも現地調達で御在所山に転がっている岩から掘り出したのでしょうか?
しばらくは緩やかな坂道を登っていると、尾根の上にやはり祠があります。
山頂の神社に着くまでにも、いろいろと祠があるものですね。
後ろを振り返るとこの辺りは緩やかな道になっていて、ずっとこんな道なら楽なんですけどね(^^;)」
枝打ちが最近されたのか、杉の葉や枝が道の上を覆いつくすほど落ちています。
やがて、下から見上げると絶句するような急な石段がまたしても現れました。
先ほどの尻見坂よりもこちらのほうがずっと長いです。
これが最後の登りみたいですが、登れるかしらん?
少し登ったところに、またもや祠があって、7そのあたりに石仏が固まって祀られています。
ゆっくり登らないと登れそうもないので、RさんとKさんに先に行っていただきました。
私とPさんはゆっくりと登ります。
早くも上まで登って手を振るKさん・・・。
最後の登りの手前にひときわ大きい石灯篭がありました。
あそこまで登ったら、石段は一段落かな??
途中で何度か息を整えながらゆっくりと登っていきました。
やれやれ・・・・ようやっと平坦な道になりました。
最後の大きな鳥居をくぐると社殿が見えています。
車道も通ってないこんな山のてっぺんによくぞと思うほど、立派な社殿でした。
昔の人はよくもまあ、こんなところに神社を建てようと思うものです。
これが最後の狛犬ですが、最後の狛犬は毛が渦を巻いていて愛嬌のある狛犬でした。
お参りを済ませたら山頂に向かいます。
山頂は社殿の横から回り込んで裏手にあるそうです。
途中「奥物部連山展望所」と書いてある道標が見えて、期待してしまいます。
14時6分、御在所山の山頂に着きました。三角点もありました、
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