前から気になっていた御在所山へ、その1、モーニングと散策の後に
かなり前のことになってしまいましたが、3月3日はコセリバオウレン散策の合間に高知の御在所山に登ってきたのでした。
最近は花散策の合間にも山歩きをなるべく入れるようにしています。
今回登った御在所山は、いつも物部方面への道を走るたびに特徴のある山容が気にかかっていた山です。
↑香美辺りを車で走っているときに眺めた御在所山です。
この日はいつもの仲間の間ではコセリバオウレンと御在所山登山が数日前に決まっていたのですが、高知の山仲間のKさんに前日に道路状況だけでも教えてもらおうと思い、メールをしたところ、Kさんはこの日はちょうど愛媛の犬返しを歩かれていたようです。まさか連日で山歩きされるとは思ってなかったのですが、前夜メールの返信があり、翌日の私たちの散策や山歩きにお付き合いくださるとのことです。
Kさんは2月に御在所山に登られたばかりなので、コース等、ご一緒いただけると心強いです。
3日はいつものように大野原インター近くの某所に7時集合で高知の喫茶店でモーニングを食べてからKさんと合流することになりました。
↑南国インターを下りて、まずは南国の道の駅に立ち寄ります。
↑何か音楽が聞こえるのでてっきり宣伝カーでも走っているのかと思ったら、道の駅のからくり時計でした。驚きました。
Rさんが調べてくれて、お庭が良さそうな喫茶店があるというので香美市のその喫茶店までナビで向かうものの、わかりにくくて苦労しました。
何とかそれらしきところについたのですが、猫ちゃんがお出迎えに来てくれました。
600円也のモーニングはゆずジャムのトーストあり、おかゆありの盛りだくさんです。
お庭を眺めながらいただくので格別です。
食後、お庭を散策させていただきましたが、庭石の横でスミレが咲いているのが一番印象的でした。
まるで庭の主のようにのしのしと歩いているにゃんこ。
この後Kさんと合流し、コセリバオウレン散策を楽しみました。
ついでお昼ご飯も食べた後で、やっとこさ御在所山に向かいますが、寄り道が多すぎたので時間があまりありません。なので、下から登るのはやめて、車で行けるところまで行ってから、楽に上りましょうということに。
RさんもPさんも一度登っていて、御在所山に初めて登るのは私一人のようです。
道もよくわからないので、Kさんの車についていきますが、まずはこんなつり橋を渡ります。
この日の車出しはRさんが担当してくれました。
山道をどんどん登り、途中、狭いところもあったりでRさんも大変だったと思いますが、とにかく12時51分に鳥居のある広場につきました。
山登りの用意をして歩き始めたのが12時59分です。
私はなんと一か月ぶり以上でまともな登山靴をはきました。それまでは里山歩きだったので、里山用の軽い靴ばかりでしたが、この日は1000m超えなので登山靴です。Rさんが雪を心配して軽アイゼンを用意しましょうかと言ってくれ、各自持参していましたが、この調子なら要らなさそうです。
軽アイゼンは車に置いていきます。
↑路肩の広いところに車を駐車します。
鳥居の向こうにきつそうな石段が早くも見えていて戦意喪失というか・・・
鳥居の横にあった石灯篭の上には何やら鷹が乗っています。
灯篭の上に鷹なんて珍しいですね、初めて見ました。
石段のわきには石柱が立っていて「韮生山祇神社」とあります。
聞くと山頂に立派な神社があるそうです。
覚悟を決めて、いよいよ石段を上っていきます。
Rさんの話では上のほうに尻見坂というその名も恐ろしい坂があって、Rさんは御在所山というと尻見坂のことしか覚えてないとか・・・(^^;)
参道わきには杉の大木が植えられているのですが、中には枝打ちされてなくて枝のいっぱいある杉がありました。
杉ってまっすぐ伸びてるものだと思いましたが、枝打ちししないとこんな感じになるのですね。
でも大半はきれいに枝打ちされた杉の参道を上っていきました。
恐怖の石段を上ると、その後はしばらくふつうの尾根道が続きます。
13時23分、夫婦松と書かれたアカマツの大木のところを通過します。
夫婦松とありますが、2本のうちの1本は雷に打たれたのか途中からなくなっています。
人間の夫婦でも男性が先に亡くなるのが多いので、夫婦松も男松のほうが先に倒れたのかな?などという、しょうもない話がはずみます(^^;)
その後もなだらかな道を歩いていくと、水場がありました。
上に神社があるので手水にするための水かもしれません。
水場の奥の岩の影にも石仏が祀られています。
ジグザクを切って水場から登ったところで展望所に着きました。
ですが、分県ガイドには展望所と書かれたその場所は、木々が生い茂っていて、今では展望所とは呼べなくなっていました。10年も経てば、山もすっかり変わってしまう場所が出てきますね。
↑あまり展望がないけれど、カメラを構えるPさん・・・
展望所から上は登りが再びきつそうです。
そして、恐怖の尻見坂の看板が見えてきました。
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