青春18きっぷで熊山のツツジ街道を歩く、その4、車道もツツジが満開
宮山からはいったん車道へ下るそうです。
この日のコースは一度熊山に登っている私よりも初めてのPさんのほうがちゃんと予習をしていてよく知っていました。私は?といえば、あまり前もって調べることはしないんですよね。
前回、熊山に登ったのは2018年9月のことですが、このとき的も単独で行き当たりばったり的に登ったのですが沢に沿って車道を北へと辿ったので、今回とは少しずれています。

↑宮山と書かれた山から緩やかに下っていきます。

ここもミツバツツジが綺麗で、この日は一体何枚のツツジ画像を撮ったことやら??
きっと100枚は下らないでしょう。

コシダの繁る道を下っていきます。
途中、分岐があったので、分岐がありますよとYさんに言ったら、まだまっすぐ歩きますとのこと。

しかし、なおも下っていると、行く手に瀬戸内海が見えてきました。
これはおかしい‥‥車道は宮山より北にあるはずなのですが瀬戸内海は南にあるので、方角が全然違いますね。分岐は先ほどの分岐しかなかったので、来た道を引き返します。

分岐といっても赤テープが木に巻かれていて、一見、藪っぽそうな道が見えているのですが・・・・
↓この日のログです。
宮山と書かれたところからほんの少し北側に行ったところを東に少しだけ往復しているのが引き返した個所です。
でも、分岐はこれしかないので、これを下ることにします。
11時30分、分岐から下り始めます。
結局、まっすぐ下っている道は7番鉄塔へと下る鉄塔巡視路だったようです。

薄暗い樹林の中を下ることしばし・・・
やがて、下のほうに車道らしきのが見えてきました。

11時45分、車道に出ました。
鹿のワナと書いてありますので、やっぱりシカがいるんですね。

ここからはしばらく車道歩きになります。

車道に出ると、頻繁にではありませんが、車もたまに通るので、車に気を付けてそれでもきょろきょろと周囲を眺めながら歩きます。

車道歩きでもミツバツツジが綺麗です。

植栽ではない野生のアケビも堪能しました。

車道沿いにまるで植えてあるかと思うぐらい、ミツバツツジが見事に咲き誇って、ツツジロードですね、これは・・・

おまけに先ほどまで曇っていたのが、なんとなく周囲が明るくなってきました。
この日の予報は午後からは晴れだそうです。

たまにはナガバノモミジイチゴも撮影してあげますかね。
去年、Yさんたちと寒峰に登った時、このイチゴの果実が美味しくてYさんが初めて食べたといって驚いていましたが、その美味しかったイチゴの花がこれなんですよと説明します。

ガードレールから何やら見えるようです。

Yさんが指さす方角を眺めると、まぁ素晴らしい・・・
岩場とツツジの絶景なのでした。

車道沿いにこんな白い花が咲きそうな木がありました。
花がまだ咲いてないので、よくわかりませんでしたが、ウラジロノキかな~?

上のほうに見えている稜線がきっと熊山へと続く稜線ですね。
2015年に私が熊山に登った時に歩いた道も見えていました。

ヤシャブシもきれいなグリーンの葉っぱを展開してますね。
ヤシャブシ新葉はほんとにきれいな色です。

日差しが出てきて、ミツバツツジがより華やかに見えてきました。

上のほうに見える赤っぽい色はヤマザクラの新葉かな?
青空ものぞいてきましたね。

ミツバツツジとヤブツバキの美しいコラボがここでも見られました。

こんな道をドライブしていたら、花に気を取られて事故りそう(^^;)

ツツジの仲間って、岩場を好んで咲きますね。

まさにツツジのお花見歩きとなりました。

たまには道端で咲いているナガバノタチツボスミレも撮影するとしますか。
香川の標準のスミレですが、岡山の低山にも多いです。

Pさんも先ほどからカメラを出しっぱなしです。

ヤブツバキも花数が多くて見ごたえがありました。

春うららの車道歩きは花いっぱいで、楽しいものです。

かなり登ってきたのか、タムシバが一輪咲き残っているのも見られます。

空はこのころにはすっかり青空になりました。

逆光で撮るミツバツツジもまた乙です。

今度はアケビではなくミツバアケビの花がぶら下がっていました。

keitann様 こんにちは
なるほど先日コメントに残していただいた記述部分はこれでしたか。
歩いても歩いてもツツジの花が続きますね。
100枚以上写真を撮る気持ちが良く判ります。
空が晴れてきて良かったですね。
このツツジを三河ではイワツツジと呼んでいるところもあるそうですが、確かに岩場が大好きみたいですね。
投稿: ぶちょうほう | 2018-05-02 16:59
ぶちょうほう様、こんんばんは。
ミツバツツジは四国でも山に入れば春先にはよく見かける花ですが、
これほど広範囲に途切れることなく咲いているのは四国では見ないです。
四国ではその代わりにオンツツジやヒカゲツツジなど種類が多くなります。
不思議なことに、熊山はスミレ以外の下草があまり咲いてなくて、これはシカの
所為なのかそれとももともとのことなのか、よくわかりませんでしたが、そのせいも
あって必然的にミツバツツジの撮影枚数が多くなりました。
気温が低くとも午後は青空が出てきて、山歩きには好条件でした。
低山なので気温が高いと汗をかいて消耗したに違いありません。
ミツバツツジを実家の母などはヤマツツジと呼んでいますが、瀬戸内の島の人たちは
シマツツジと呼んでいるそうです。それだけ身近な花だということでしょうね。
瀬戸内の島にも多いツツジみたいです。
投稿: keitann | 2018-05-02 21:52