青春18きっぷで熊山のツツジ街道を歩く、その5、お昼を食べて尺八山へ
熊山は山頂付近でも車道もあれば、登山道もあるのでどの道を歩くかGPSを見ては考えながら進みます。
この辺りまでやってきて、道沿いに初めて桜の咲いているのを見かけました。
標高200mぐらいかな?
一旦下ってきたので、またこれから標高を上げていきます。
↑白い花に葉が特徴的なので,オオシマサクラかな?と思いました。
白い花が清楚で素晴らしいですね。
検索すると伊豆諸島に自生しているそうですが、「薪炭用に植採されたものの逸出が見られる」とありました。
このころには先ほどの雪はどこへやら、真っ青な青空が広がり気分も高揚します。
12時18分、車道から登山道へと入りました。
車道歩きよりショートカットになりそうです。
次に目指すのは尺八山なので、尺八山に早く行けそうな道をたどります。
空にはぽっかり白い雲も浮かんで・・・・
12時を回っているので、どこか風のないところでお昼にしなければ・・・・
何しろこの日は伊部駅に着くまでに食べたきりで、途中、行動食を食べていませんでした。
お腹がすいてたまりません。
陽だまりの暖かい場所で、お昼にします。
時刻は12時半。
この日は岡山駅のおにぎり専門店で買い込んできたおにぎりと熱々のお味噌汁、それにPさんからいただいた桜餅のデザート。
時間がおしてきたし、この調子では3時に万富駅に下るのは無理なので、Yさんがキリンビールにキャンセルの電話を入れてくれました。何しろ雪が舞うような寒い日なので、ビールはもっと汗をかくような日にしましょうと、負け惜しみを言う私たち(^^;)
それに無料のビールを飲めなくても、駅で有料のビールを買ってもいいし・・・
ミツバツツジを眺めながら、なんとものどかなお昼でした。
ビール工場にキャンセルの電話を入れたので、その後は時間を気にせずに良いので気が楽になりました。
思う存分ミツバツツジを楽しめますね。
お昼後に再び歩き始めたのは12時55分でした。
陽だまりではシハイスミレが可憐に咲いていて・・・・
PさんとYさんも写真を撮っています。
鬼ノ城にも多かったシハイスミレですが、名前はもう覚えたかな?
この辺りは標高400mを超えたようで、南には瀬戸内海が見えてきました。
そして、海の向こうに見えるのは小豆島なんですね。
小豆島の山が高いことをあらためて認識しなおしました。
四国だと、東讃の山に登ると小豆島がみえますが、それ以外ではあまり見ないですが、岡山からはよく見えるんですね。
真っ青な空と逆光でミツバツツジを・・・
13時11分、尺八山への登山道の分岐がありました。
緩やかなアカマツの尾根を登っていくと・・・
13時16分、尺八山山頂に着きました。
標高470mということは熊山までもうちょっとの登りですね。
来た道を帰らず、そのまま山頂を下ります。
赤テープがあって道ははっきりしています。
ここはそろそろ稜線みたいですね。
13時37分、再び車道に出ました。
これは大滝林道というようで、2015年に熊山に来た時は稜線付近はほぼこの林道を歩いたのを思い出しました。
林道といっても立派な車道です。
こんな良い道があるのですから、熊山には車で来る人も多いはずですね。
標高を上げたからか、道沿いに咲いているスミレがコタチツボスミレになってきました。
小さいスミレで葉も小さいですが、花がそれに比べると大きいですね。
香川だと標高1000m近くで見ますが、岡山だと標高500mで咲いてるんですね。
撮影しそびれましたが、分岐があって電波塔方面への道を進みます。
電波塔周辺に熊山の三角点があるそうです。
道沿いにはタムシバも咲いていますが、タムシバを見るならやっぱり鬼ノ城ですね。
相変わらずミツバツツジが咲いていて、日差しを受けて眩しいぐらいです。
13時52分、電波塔までやってきました。
この電波塔は巨大で、医王山からも見えたと記憶しています。
電波塔周辺では植栽のソメイヨシノもまだ咲いていました。
13時55分、めでたく三角点を発見しました。
標高507mです。
次はいよいよ熊山を目指します。
ミツバアケビも花がたくさん咲いているのも見えました。
葉の色合いが渋いですね。
標高500m辺りでもミツバツツジが咲いていて、結局、この日歩いた道では全行程でミツバツツジが咲いていたことになります。
なおも車道を歩いて、14時7分、熊山の駐車場に着きました。
ここは、もちろん、前回の歩きでも記憶にしっかり残っています。
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