青春18きっぷで熊山のツツジ街道を歩く、その3、宮山が二つ?
医王山以降は私も初めて歩く道で、どんな道なのかな?と楽しみですね。
去年、ここに登った時はここから道をたどって熊山まで行けると知って驚いたものでした。いつの日か熊山まで歩いてみたいと思っていましたが、案外早くその機会が訪れたというわけです。
↑医王山から下っているとヤブツバキとミツバツツジがコラボして咲いていたので、思わずシャッターを切りました。
少し引いてもう一枚・・・
山頂から北に向かう道はこんな具合です。
今では私たち同様、すっかり花散策山行ばかりされている岡山のYさんもカメラを構えて・・・
ミツバツツジの花はこれほど多いのに、なぜか足元に咲く花が少ないのが不思議です。
四国だと春は足元にもいろいろな花が咲いてますが・・・
シハイスミレをそんな中見つけたので、撮影します。
花にピントが合わずぼけてますが・・・・
山頂を超えても相変わらずミツバツツジが素晴らしいです。
眼下に平野部・・・そして山肌の芽吹きの色とミツバツツジ・・・
癒されますね。
遠く、岡山の街がみえました。
前の週は鬼ノ城から岡山の街を眺めましたが、今度は医王山から眺めます。
こちらから眺めても岡山の山はやっぱり低いですね。
コナラやアベマキの芽吹きの色も独特の色合いで美しいです。
道沿いにコシダの群生が見えてきましたが、踏み跡はしっかりしているので心配ありません。
ここでもウスタビガの繭が落ちているのを見かけました。
岡山の山には多いんでしょうか。
道は下っているものの、せいぜい50mか100mそこいらの下りです。
なんと、4月初めというのに気の早いヤマツツジまで咲いていました。
ミツバツツジとコラボしてますね。
ヤマツツジだけで・・・・
登山道から少し離れたところにはガマズミのような白い花も見えていますが、離れているので確認できません。
足元に今度は種をつけたシハイスミレも出てきました。
今度はなんとかピントが合ってますね・・・やれやれ
先ほどから、少し山があれているな~とは思っていたのですが、ここにきてササが立ち枯れしているので、シカがいるのかな?と思い、Yさんに尋ねてみました。
するとやっぱり、この辺りもシカがいるそうです。
シカが出入りするところは雰囲気でわかりますね。
少し向こうに鉄塔が見えてきました。
あそこを目指すんでしょうか。
3月10日に高知の五台山で見たのと同じぐらいの蕾をつけたヤマモモです。
岡山にはヤマモモはそう多くはないように思いました。
11時に鉄塔の下までやってきました。
すぐ近くに中国電力と書かれた棒が立っています。
ということはここは鉄塔巡視路?
道はなおも下っています。
今の鉄塔は8番鉄塔のようですね。
11時9分、スマホのGPSを見てみると、宮山と記された場所にいるようですが、何の表示もありません。
↑ピンぼけ写真で申し訳ないです。
ここから道が東に向かうような感じでついています。
その向こうに小高いこぶが見えていますが・・・
で、この辺りを歩いているときだと思うのですが、何やら白いものが舞っているので見てみたら、なんと雪でした。
4月8日に岡山の低山で雪を見ようとは、思いませんでした(^^;)
Yさんに道の北側に家が見えるでしょう?と言われて見てみると確かに民家らしきのが山裾に見えています。これから先はずっと山の中とばかり思っていたのでびっくりしました。
道沿いには相変わらずミツバツツジが見事でほぼ途切れることがありません。
緩やかな道を登っていくと・・・
11時17分、「宮山」と書かれたところにやってきました。
宮山はさっき通過したはずなのに?
Yさんのお話ではまだGPSができる以前にコースができたので、ところどころ間違っていることがあるそうです。
ネット上から詳細図をお借りしました。
確かに宮山が二つありますね。
この地図を印刷して行けばよかったのですが、この先も、ハプニングが・・・
こんにちは。青春18きっぷはまだ使ったことがありません。学生時代は鉄道ファンでしたので(今は隠れファンです)、リタイア後はゆっくり乗り鉄を楽しんでみたいです。ミツバツツジはそこだけパッと明るくなって綺麗ですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2018-04-25 08:26
多摩NTの住人様、こんばんは。
鉄道ファンでいらっしゃいましたよね。
私はそれほどでもなかったけど、学生時代の帰省や山登りには必ず鉄道で
登山口まで行ったので、鉄道にはなじみがあります。
5月に大学で同じクラスだった人を石鎚に案内するのですが、今まで新幹線に
乗ったことがないそうで、切符の買い方などこの前レクチャーしました(電話で)
実家は東京だったし、ご主人が航空会社勤務だったのでどこに行くにも飛行機利用で
新幹線に乗ったことがないそうです(^^;)
青春18きっぷは途中下車が簡単に何度でもできるのが良いですね。
リタイアされたらぜひ利用されてみてくださいね。
投稿: keitann | 2018-04-25 21:30
keitann様 こんにちは
同じ山の名前が、近いところで二つあるなんて言うのは厄介なことになりますね。
雪の降る日にこんな目に遇うとは御気の毒なことでした。
GPSの使い方には人それぞれにいろいろあるようですね。
小生の場合はまず25000の地図に行動予定のラインを引いて、その行動ラインをGPSに転写して、現地に行ったらGPSのライン通りに歩くようにしています。
そのラインから逸脱するとすなわち道迷いになるということになります。
そういう使い方をしてみてわかったことですが、国土地理院の山道を表す破線は相当現実の道と違っていますね。
そういう時はもちろん、現実の道の方を歩いて行きますが、その違いを国土地理院に連絡して上げることまではやっていません。
この記事でもミツバツツジがとてもきれいです。
それから、”シカが出入りするところは雰囲気でわか(る)・・・・。”というくだりについて、そういう観点で見たことがなかったので、今後の参考にしてみたいと思いました。
投稿: ぶちょうほう | 2018-04-29 00:27
ぶちょうほう様、こんばんは。
宮山は国土地理院の二万五千図では私たちが最初に通過したほうが宮山となっていました。
あとのほうはただ324mと書かれた無名の小ピークになっているようです。
あとのピークのほうが標高も高いし、登った感じもピークらしい雰囲気でした。
なので、山名表示をつけられた方は324mピークのほうを宮山とされたのかも・・・
雪は降ったといってもごく少量舞った程度で、午後からは気温低めながらも晴れてきて
素晴らしい歩きとなりましたよ。
そうですか、ぶちょうほう様は前もって行動予定のラインを引かれるのですね。
私のアプリでもそういうたぐいのことができるようなのですが、面倒くさがりなので
まだしたことがなくて・・・
たいていは歩行中に地図を表示して自分の現在地を確認したりする程度です。
でも、自分の現在地がわかるのはすごいですよね。
昔は5万図で地形を読み取り、自分の現在地を推測したものでした。
国土地理院の破線の道が実情とかなり食い違っていることはよくありますね。
どこを歩くかは、山での経験がものをいうのではないでしょうか。
投稿: keitann | 2018-04-29 21:41