今年もケスハマソウ散策
自宅から15分ほどで行ける山にケスハマソウが自生していますので、毎年、3月末~4月初めにかけて見に行きます。
最近では花好きの方たちの間では広く知られるようになり、3月中旬ぐらいになると、見に来られる方も多いようです。そういう私もここで花を見るようになってからでも15年近く経ちました。
↑今年はなんとケスハマソウを見に3度も通いました。
高知の山仲間の方が探してくださった変わり花です。
例年だと自生地訪問は精々2度ぐらいですが、この春は3度もやってきました。
最初に訪れたのが3月27日でこの時は一人でいつものように自生地まで。
2度目は高知の山仲間の方がおいでになったので、ご挨拶かたがた訪れ、3度目は山仲間の方を一般ルートとは別のルートを案内するため同行させていただきました。
↑3月27日撮影の様子です。
この場所は今では踏み跡がかなりついている状態なのですが、不思議と花は増えていて、斜面いっぱいに咲きます。
花数は増える一方で、変わり花は以前より減っているとか・・・
花弁(萼片)の先端が桜の花弁のように切込みが入っている変わり花も山仲間の方が見つけてくださいました。
これも蕊の色が異なる変わり花。
白花を撮影していたら、何か花に小さなバッタがとまってますね。
トリミングするとフキバッタの仲間でしょうか?
こんな早い時期からバッタの仲間がもう出ているんですね。
ここの株は斑入りの葉が綺麗で、いつも眺めてしまいます。
イチリンソウの葉とのツーショット。
花弁と花弁の間が空いているタイプの花です。
早く見に来る人は3月半ばぐらいに訪れますが、4月に入っても十分きれいな花を楽しむことができます。
↑今年は桜の開花が早かったので、3月27日に訪れた時でも山桜がほんとにきれいでした。
桜を見るなら、夕方でしょうか。
コバノミツバツツジの開花も今年はずいぶん早くて、場所によっては3月末に咲いていました。
こんにちは。ケスハマソウは見たことがありません。当地ではミスミソウですが、その違いをじっくり見比べてみたいものです。花色の変化が多くて楽しい花ですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2018-04-13 08:04
多摩NTの住人様、こんばんは。
香川や岡山にはケスハマソウのほうが多く分布しているようですが、小豆島のものは
ミスミソウとされているようです。
名前は同じケスハマソウでも自宅近場の山で咲くものと、県境周辺の標高の高い山で
咲く花とは大きさが全然違い、これが同じケスハマソウというのが信じがたいほどです。
ミスミソウはいったいに株も花も小さいですね。
色は白かピンクの濃淡が多いです。
私はオオミスミソウをまだ見てないので、オオミスミソウを見てみたいものです。
投稿: keitann | 2018-04-13 22:18