ミノコバイモ散策
ミノコバイモは四国には咲かないコバイモで、本州の東海地方に分布するとありますが、実際は岡山にも分布するようです。
去年、たまたま行き合った自生地ですが、ここにはかなりの数が自生しています。
去年は4月2日に見ていますが、今年は花が早いようなので、3月31日なら咲いているでしょう・・・・ということで、ほかに見たい花もあるし、山も歩こうという欲張りなお出かけでした。
↑横からの撮影で何とか葯を撮影できました。
葯は真っ白です。
木の枝で支えて花の上を向いてもらい、中を覗き込みます。
花被片の内側には紫褐色の網目状の模様があります。
アワコバイモやトサコバイと比べると草丈も大きく、格段に見つけやすいです。花色が白っぽいというのもありますね。
岩ゴロゴロの場所をものともせずに3輪も咲いています。
そういえばアワコバイモもザレ場のようなところが好きです。
比較的朝早い時間帯に訪れたので、日差しがあまりなかったのが残念ですが、この個体は朝日が少し当たり始めた場所で咲いてました。
葉が緑色をした個体も時々見かけます。
撮影後、画像を見ていて発見しましたが、ミノコバイモの横にハンショウヅルの芽吹きが見えていますね。
↑密度の濃い場所です。
50センチ四方ぐらいの場所に8株ほども生えています。
今年はイズモコバイモを見に行けそうもないのですがトクシマコバイモぐらいは何とか行けるかな?
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