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2018-05-28

五月の石鎚へ、その1、予定が二転三転でしたが・・・

「四国に来るなら、石鎚に案内しますよ」2年ほど前から大学時代に同じクラスだった友人・・Nさんに言っていました。去年は彼女も忙しかったのか、音沙汰なしだったのですが、今年は3月に電話がかかってきました。彼女の話では7月に北海道の山に登るので、5月ぐらいに石鎚に登って見たいとのこと。5月といえば、アケボノツツジも咲くでしょうし、新緑も綺麗なことでしょう。おっと・・・去年、九重のミヤマキリシマに案内していただいた主人の友人のIさんにも今年は石鎚に行きたいのでよろしくと言われていたのでした。二人を別々に石鎚に案内するのも、私としては日にちが余分に必要なので、いっそのことNさんもIさんも一緒にご案内すれば良いのでは?と思いつきました。

お二人は何の面識もありませんが、山に登る者同士なら、特に違和感もないでしょう。

二人に電話して、その旨話して、了解いただきました。

石鎚のアケボノツツジの見ごろは例年5月半ばだそうで、当初は5月第三週に石鎚登山を予定してあったのですが、今年はアケボノの開花が異常に早く、石鎚とはいえ早く咲きそうなことが松山の古い山仲間の情報でわかりました。慌てて時期を変更し、石鎚登山を5月第二週、つまり連休明けの週に変更し、Nさん、Iさんに伝えます。5月第二週を二人にはスケジュールを入れずに待機していてもらい、週間予報で晴れそうな日がわかればすぐに連絡するという手はずです。

まだ連休中だった5月3日に週間予報を見てみると5月10日頃が天気が良くなりそうです。すぐさま、宿を手配して2人に9日~10日で石鎚登山を決行する旨、連絡しました。

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↑5月10日、Iさんをご案内した日の弥山から天狗岳を撮影したものです。

この日はこれ以上望めないというほどの好天に恵まれ、この時期にもかかわらず、四国の山々が素晴らしく良く見えました。

さて9日~10日で石鎚に登ると決め、Nさんは東京からIさんは福岡からそれぞれ新幹線で我が家の最寄りの駅まで来ていただくことになったのですが、7日になってNさんから電話があり、彼女のご主人のご高齢のご母堂が危篤状態になられて、参加できなさそうなんだけどということです。そういう事情ではいたしかたないので、彼女にはお姑さんのほうに行くように勧め、宿に慌てて人数変更の電話を入れます。

Iさんが九州からこちらへみえることになっていた9日は前日までの雨も上がり、素晴らしいお天気になりました。9日お昼ごろに愛媛に向かい、軽くどこかを散策する予定でいたのですが、坂出駅にIさんを迎えに行った主人がなかなか戻ってきません。途中電話が入り、丸亀城やそのほかの場所にIさんを案内しているとの話。結局、我が家に二人が帰ってきたのは午後2時で、この時間から出かけていては山歩きはもう無理です。そうと決めたら、私が育てている庭の花でも見ていただきコーヒーも飲んでいただくことにし、我が家を出発したのは午後3時でした。この時間では宿にまっすぐ行くよりほかないですね。

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登山前夜の9日は東予休暇村に宿泊しました。

山仲間のS君に新居浜のリーガロイヤルが良いよと勧められたのですが、平日というのに満室で予約できず…人気のホテルなんですね。

↑東予休暇村に着いた時に眺めた石鎚方面です。

山頂付近に雲がかかっています。

翌10日には何とか雲も取れてくれるようにと祈ります。

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Iさんも主人も私も飲めるほうなので、前夜は愛媛の地ビールセットで翌日に向けて気合を入れます。

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いよいよ石鎚登山の当日の10日、早朝から目覚めました。

宿は全室オーシャンビューとかで、瀬戸内海の朝焼けが綺麗です。

宿の食事は7時からと遅いので、朝食は摂らずに6時半に出発します。

確か、石鎚ロープウエイの始発は8時だったように記憶していて、東予からなら1時間ぐらいで行けるとフロントで聞きました。

途中見かけたコンビニでパンとコーヒーで軽く朝食を摂りました。ところが、この日は平日で朝の通勤ラッシュと少し重なり、国道11号を抜けるまで、少し時間がかかりました。

ロープウエイ駐車場に着いたら8時15分でした。

しまった、始発のロープウエイに乗れなかっったと思いながら、駅に向かうと、なんとこの日は5月の平日ということで始発のロープウエイは8時40分発だそうです。遅れたと思っていたら、ちょうどよい時間に来れたのでした。

主人は山歩きはできず、去年の九重でも懲りているので、この日は成就社までだけ同行して、あとは車をロープウエイ乗り場から土小屋に回してもらうという役目を主人に頼んでいます。時間がたっぷりあるので、松山まで出て、砥部や久万高原を通って土小屋に来るように頼んでありました。(と思っていました)

ロープウエイの駅では前に並んでいる人が富山から来た人だとわかりました。百名山を目指していて、この日が天気が良いと知ってすぐに計画を立てて車を飛ばしてきたそうです。翌日は剣山に登られるとか・・・さすが百名山だけあって、全国から登りに来るんですね。

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ロープウエイの中からは見事な新緑と青空・・・

これからの歩きが楽しみです。

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8時51分、山頂駅に着いて外に出たら、瓶ヶ森が綺麗に見えています。

今年は1月2日に石鎚に来ているのですが、その時は天気はこれほどよくはありませんでした。

考えたら、山歩きを再開した2001年だったか、当時小学4年だった末っ子を連れて表参道から石鎚に登りました。それ以後、石鎚と言ったら土小屋から登ることが多く、冬場以外に表参道から登るのは17年ぶり?それに5月の石鎚に来るのは初めてのことです。

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始発のロープウエイに乗っていたのは15人ほどでしたが、ゆっくりでないと歩けない主人に合わせ、次々と抜かれて、私たちは最後尾を歩きます。

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成就に着いたのは9時14分でした。

ここの鳥居からすでに石鎚の姿がくっきりと見えています。

今日は展望が楽しみですね。

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本殿や遥拝殿でもお参りを済ませますが、遥拝殿から眺める石鎚も見事です。

雪がない時ってこんな感じなんですね。

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9時19分、ここからがいよいよ石鎚へのほんとの歩きとなります。

Iさんの記念写真を撮って差し上げた後、歩き始めます。

成就からは引き返す主人に、土小屋には3時~4時ぐらいに迎えに来てくれたら良いからといって、別れます。

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神門から最初は下りです。

約100m下るわけですが、この日は弥山から土小屋に下山する予定なので、登り返しのことは考えなくてすみます(^^;)

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成就当たりの標高は確か1300m、ブナが芽を吹いた直後のようです。

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心を洗われるようなきれいな新緑を眺めながらの歩きは楽しいですね。

私は新緑の撮影を楽しみますが、Iさんはあまり撮影されないので、気が付くとかなり前のほうを歩かれています。まぁ、学生時代から山登りをされていて連休に穂高に登られるような人なので、一人で先に行かれても何の心配もありませんが(^^;)

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見上げる青空にブナの若葉が眩しい・・・

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9時30分、遥拝所の鳥居までやってきました。

確か、この先も少し下るのでした。

前回登ったのが、まだ5か月ほど前のことなので、記憶がまだ残っています。

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遥拝所のところから山頂の小屋まではっきりと見えています。

こんなに展望が良いことは冬場でも珍しいですね。

P5106305_2トリミングすると小屋がはっきり見えてます。

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八丁を通過したのは9時37分。

ここが確か最低鞍部だったような?

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Iさんが私の前を歩かれていた白い服装の方と何か話しながら歩いているようです

このときは、この白い服装の方がどなたなのか、まったくわかっていませんでした。

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八丁を過ぎて、いよいよ登りが始まります。

ここから前社ヶ森までは結構きつい登りが続きます。

冬場は雪に埋もれていることが多い階段道も階段がむき出しです(当たり前ですが)

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Iさんが途中で出会った山伏の方と話をされていました。

どうやら石鎚古道のことをお尋ねしているようです。

話は5分ほど続いたでしょうか。

山伏の方と別れてからも、写真を撮る私とIさんとでは歩くペースが違うので、またまた引き離されてしまいました。しかもIさんは身長が180を軽く超える長身なので、歩幅も私とは違うというのもあります。

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道の傍らで、この日初めて見た草花であるツクバネソウを撮影します。

皿ヶ嶺で見た花茎が長いツクバネソウと違い、ここのツクバネソウは花茎がほとんどありません。

確か横倉型ツクバネソウというのだったと記憶しています。

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ブナの古木は芽が吹くのが遅いのでしょうか。

ほんとに芽吹き最中という感じですね。

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今年の初見のオオカメノキの花を見かけました。

この花を見ると、高い山にも春が来たと思います。

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道標がところどころで立っていますが、まだ半分も来ていませんね。

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色座やかなミツバツツジが咲き始めていますが、アケボノツツジの後に咲くのがミツバツツジでしたね。

まだアケボノが何とか咲き残っていてくれるとよいのですが・・・

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と、思っていたら、アケボノが咲いていました。

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こちらはコヨウラクツツジです。

これも毎年のように岩黒山でよく見ていますが、今年は石鎚で初見を見ることになりました。

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ここでもアケボノが咲いていて、どうやら標高1500ぐらいから上で咲き残っているようです。

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まばゆいばかりの新緑ですね。

道はそろそろ前社ヶ森へのトラバースにかかっています。

雪が多い時は少し怖い場所ですが、冬場以外はどうということもないですね。

冬場は前社の小屋に登っていく急こう配の雪の坂も、雪がないときは階段になっているんだと初めて知りました。

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あれ・・・こんなところにコマガタケスグリが・・・

土小屋からの道沿いでもいつも見ていますが、ここにもあるんですね。

コメント

keitann様 こんにちは
東西のお友達と一緒に歩く道だったようですが、東のお友達は残念でしたね。
でも、それ以外は天気も良くて、ロープウェイにも間に合ってしまったりしてツキがあると思いました。
ご主人と下山後の待ち合わせでは、勘違いか何かを含んでいるようで気がかりです。
ロープウェイの駅を降りて、本格的に歩きだした山道では緑麗しい中を進んでいるのが印象的です。
花以外にも山伏さんと出会われたりして、なかなかの山行になりそうな予感がします。

ぶちょうほう様、こんばんは。
今年はたまたま石鎚に2人の方をご案内することになったのですが、直前に
よんどころない用事で、私の友人のほうが参加できなくなりました。
けれども、心配していた天気のほうは見事に晴れてくれ、連休後という時期が
良かったのか、いつも人の多い石鎚が登山者も少なく十分に眺めを楽しめて
良かったです。
主人との車の移動は主人が勘違いしていたようですが、大筋で見ればそうたいした
違いはなくて、全体的にはこの山行は成功だったようです。
何より主人の友人のIさんがとても喜んでくださったのが何よりでした。

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