今年も寒峰に登る、その1、2年ぶりにマドの天狗を踏む
2年前にマドの天狗経由で寒峰に登りました。
が、そのときはデジカメにメモリーを入れ忘れるという大失態で画像を撮れず、おまけにスマホのログも取れずという有様で、ブログにアップすることもできませんでした。去年は別ルートで寒峰に登り、これは去年の記録に残してあります。
今年はどういうコース取りで歩くか、配車はどうするかということで、Pさんをずいぶん悩ませてしまったようです。前日になって、岡山のYさんたちが配車してくださるということで「どういうこと?」と思いながらも、参加しました。
決行は6月3日、2年続けて諸事情で登れなかったRさんも今回は参加できそうです。加えて高知のGさん、Bさんご夫婦、岡山からはYさんご夫婦にFさんという8人のメンバーです。
↑この日歩いたコースの中ほどで、寒峰を正面に眺めながらマドの天狗を下ります。
私たち香川の3人と岡山から来られた3人は財田の道の駅に6時に集合して、一路、高野の登山口を目指してやってきたのですが、途中、追い越していった四駆の車が二台あって、どうやらそれが高知のGさんとBさんの車だったようなのですが、高野の登山口に着いたら、まだ来られてないようです。
↑とりあえず山の支度をしてGさん夫妻を待ちます。
2年前にもここから眺めた戸木山。
山頂が尖っていて、これぞ山という格好をしています。
戸木山を早春には阿佐尻山から眺めたのでした。
辺りには6月の花…ウツギが咲いています。
マルバウツギよりも遅く咲き始めるので、6月に入らないと見られないですね。
この後、標高の高い場所ではまだ蕾でした。
7時45分ごろ、Gさん夫妻がやってこられました。
なんと、もう一台の車を下山口のほうにデポされていたそうで、下山口からここまでが思ったより時間がかかりましたと・・・。
それは時間がかかるはずですね。
で、私たちは?といえば、Yさんのご主人が皆が出発した後、車をいったん下る予定の林道まで回してくださるとか…配車してくださるというのはそういう意味だったんですね。ご主人にはなんとも申し訳ない話です(^^;)
7時51分、バラのアーチをくぐって山へ向かいます。
私たちが待っている間にぎやかに喋っていたので、このお宅の方が外へ出てこられましたが、挨拶するとが、すぐに引っ込まれました。この登山口を使うときはちゃんとご挨拶しておくとよいみたいです。
バラのアーチは2年前にはもっと花盛りでしたが、今年は何しろ気温が一気に上がったので、下界のバラも一気に終わったようですが、ここ山地のバラも終盤のようでした。
後ろを振り向くと、青い屋根の向こうに先ほどの戸木山。
斜面の畑にはジャガイモが調子よく育っていましたが、週にはイノシシが入らないように、全部、金網が張ってあります。このような山地で作物を育てるのも動物たちとのせめぎあいがあって大変ですね。
綺麗な道はこの先までで、そこからは山の中です。
すぐに植林の中に入ります。
アオマムシグサでしょうか、道の傍らに咲いています。
よく似ていますが、こちらは花の前垂れが長いアオテンナンショウ。
ちょうど日差しが当たった個体があったので、前から撮影します。
杉の枝打ちがされていて、杉の葉が一面に落ちた中を歩いていきます。
2年前の記憶もブログアップしてないので怪しいものですが、すぐに尾根に乗ったような気がします。
これも6月の花でフタリシズカ。
2年前に比べると伐採が進んでいて、道もよくわからなくなっていて、植林の中を適当に尾根を目指して登っていきます。
8時29分、何とか尾根に乗りました。
この後すぐにマドの天狗の山頂を通らない巻き道への分岐がありますが、これは通らずに尾根を登ります。
白い花が咲いていて、えっと、これは何だっけな?
最近、加齢のせいなのか、花の名前がすぐに出てきません。
しばらくしてサワフタギだったと思いだしました。
尾根道は最初から急登で、汗をだらだら流しながら登ります。
2年前にはハクウンボクの白い花がたくさん落ちていたけど、今回は見ません。
同じような時期に来ても同じ花が咲いてるとは限らないんですね。
木々の間からわずかに展望が開けています。
寒峰がちらりと見え、Rさんに「あそこまで行くのよ」というと、」「え~??歩けるかしら??」
確かに見ているとはるか遠くに感じるので、最初はとてもあそこまでは無理と思ってしまうんですよね。
勾配がようやく緩やかになり、一息つけます。
汗を流したので、どこかで水分補給しましょうとPさんに言うと、それでは途中の展望できる場所でということになりました。そうそう、2年前も展望の開けた場所で、立ち休憩したのでした。
9時2分、見覚えのある場所にやってきました。
辺りにシロドウダンが咲いている展望場所です。
コツクバネウツギも咲いてますね。
ここで水分補給をしながら、東の眺めを楽しみます。
↑これは寒峰の尾根?
ズームすると集落が見えていて、下山口方面の佐野集落かな?
天狗塚を撮影したつもりでいたら、手前の葉っぱにピントが合ってしまい、肝心の天狗はぼけていました(^^;)
展望場所での立ち休憩を終えて歩き始めるとすぐに岩場に差し掛かります。
この岩場は確か右に巻いたはず。。。
若いGさんは岩場を正面突破できるかどうか、稜線に登っていますが、無理のようでした。
転落するとやばいので、足元に注意しながら巻きます。
何とか無事に岩場をやり過ごし、今度は少し下ります。
その後、緩やかな斜面を登りきると確か山頂だったはず・・・
Rさんにとっては初めてのピークなので、トップで行ってもらいます。
2年前は同行のMさんに私もそう言われて、最初に山頂を踏ませていただいたのでした。
9時41分、マドの天狗山頂に着きました。
二年ぶりですね。
keitann様 こんにちは
今回は随分大人数で歩かれたのですね。いろいろな人の個性がまじりあった賑やかな山行を楽しめたのではないでしょうか。
この山はどこにあったかな?と思いネット検索すると・・・・
なんと、ナントご一緒したと推察された「山とキノコとたまにネコ。」高知のBさんのブログに行きつきました。
それには「すごい!なんと三県合同ハイク!」という文言も入っていましたね。
まどの天狗から寒峰までを直線距離で計測してみたら3.6kmもありました。直線だけでもこれですから、実際には回り込んで歩くわけでしょうから、これはかなりのロングコースなのではないでしょうか。
車を下山口に回していただいてよかったですね。
投稿: ぶちょうほう | 2018-06-17 09:56
ぶちょうほう様、こんにちは。
寒峰には今年は8名もで歩いてきました。
そうなんです、岡山、高知、香川の3県から集まったのですから、考えたら
すごいことですね。
ブログやHPのおかげで、最近はネットの山仲間が増えました。
そういえば、昨日も顔ぶれは少し違いますが、高知、岡山、香川の3県合同
ハイクでした(^^;)久々に11時間半もの長丁場歩きで、今日はいつもより
ちょっとだけ、体の節が痛いですが、今から実家にタマネギの収穫に行こうかと
思います。
そうですか、Bさんのブログを訪問されましたか。
Bさんご夫婦は私たちより年齢も20歳ほどお若いので、歩くスピードが全然
違うのですが、私たちに合わせてくださって、素敵なご夫婦です。
マドの天狗からはいったん下って、下った分以上をまた登りなおすので、結構な
アルバイトでした、。しかも最後の登りは道のないササ漕ぎなので、フーフー
言いましたよ。
岡山の方が車を回してくださったので、車道歩きがなくなって、助かりました。
投稿: keitann | 2018-06-18 10:56
keitannさん こんにちは、
昨日は東赤石山から西赤石山の縦走お疲れ様でした。
天気にも恵まれ、尾根では涼しい風もあり、歩くのには最高でしたね。
何度も登られているkeitannさんですから、花の位置もよくご存じなので、色々な花も見る事ができ良かったです。
今回の登山で、持久力のあるkeitannさんも見せて頂きました。^^!!
今回も楽しい登山に同行させていただき有り難うございました。
投稿: クムトマト | 2018-06-18 13:26
クムトマトさん、こんばんは。
昨日はお疲れさまでした&お世話になりました。
ああいう風が吹くと、少々長い歩きでも歩くことができますね。
10年ほど前に白馬~朝日のちょっと長いコースを歩いた日も、風があったので
思ったより楽に歩けたことを思い出していました。花が多いのも同じです。
真夏の伊吹山登山では熱中症になりかけて足が出ず、困ったこともありました。
早めの水分、塩分補給が大事ですね。
それにしても、梅雨だというのに素晴らしいお天気で、展望も文句なしでした。
投稿: keitann | 2018-06-18 21:45
こんにちは~!
東赤石山では 声をかけていただきありがとうございました。
今日はたくさんの登山者だから どなたかに会えるとは思っていました。
いつも仲良しで登られているみなさんに会えて嬉しく思いました。
みなさんお元気そうで和気藹々で楽しそうでしたね。私は一人で黙々と歩く、でも お花が咲いていて心安らぎ 山の風や山並の美しさも身も心もリフレッシュしました。岩尾根を歩いて権現越えから床鍋へ下りましたが 結構 長い道のりで疲れました。
みんさんは西赤石山までの縦走でしたね。凄いの一言です。私 50代に歩いたことがありますけど 9時間程かかったように覚えています。
元気で何よりで みなさまの山歩きをブログを通じて見させていただきます。
エントツ山の掲示板にも投稿ありがとうございました。また コメントさせていただきます。
それと帰りに日浦登山口に寄った所 Wストックが忘れられていました。
皆様のお仲間のものではとお伺いします。
エントツ山の掲示板にも出しておきます。
投稿: カタックリ | 2018-06-19 11:39
カタックリさん、こんばんは。
サッカー観戦していて、お返事が遅くなりました。
夕方にすでにストックのことで連絡を差し上げていたので、ついサッカーを
手に汗握って見てしまいました(^^;)
東赤石で思いがけずお会いできて、ほんとに嬉しかったです。
前回の石鎚でのリップさんとの出会いは、あとで気がついたもので、ご挨拶
しそびれてしまいましたから、今度はちゃんとご挨拶出来て良かったです。
あの時のメンバーはちょくちょく一緒に歩かせていただいている人ばかりで
皆さん気心が知れているので、ほんとに安心して歩けます。
一人で歩くのも花と十分向き合える時間があって、素敵なものですね。
私も以前は東赤石を一人で歩いていたので、お花をじっくりと撮影してました。
今回は縦走だったので、撮影枚数は抑え気味だと思っていたのに、帰宅してみたら
なんと499枚も。(^^;)展望が素晴らしかったので、稜線の景色をたくさん
写してました。あんなに素晴らしい天気だと、赤石の橄欖岩が特に絵になりますね。
私たちの縦走時間はなんと11時間半もかかりました。
ペースがいっくりだったので、たぶんもっと歩けていたと思います。
最近はコースタイムはあまり気にせずに歩くことにしています。
せっかく登る山ですから、時間が早いとか遅いとかより、出会った景色や花をできるだけ
楽しみたいです。
私のストックを回収していただいたようで、ありがとうございました。
出来れば、次回は一緒に山を歩けると嬉しいです。
投稿: keitann | 2018-06-19 23:12