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2018-06-25

最高の一日に赤石を縦走する、その1、急に決まった縦走

私たちが裏寒風へオオヤマレンゲを見に行ったその日に、山仲間の方たちが東赤石に登りタカネバラを見てこられたというのを、山仲間の方の掲示板で知りました。

では、オオヤマレンゲの翌週は東赤石行きにしましょうという話が私たちの間で持ち上がりました。去年はその頃に、東京在住の息子のところに、孫が生まれたもので、ここ10年で初めてタカネバラを見なかった年だったのです。今年はタカネバラを見に行かなければという気持ちでした。メンバーのRさんの都合で登山日は6月17日と決まりました。

しかし、当初はいつもの東赤石~権現越~床鍋というコースを歩くのかなと思っていました。東赤石のタカネバラといえば、裏寒風をご一緒した高知のAさんやKさんにも声をかけさせていただかなければ・・・当然、メールでお声がけもしました。香川での集合時間も決め、高知のお二人に登山口で待ち合わせの時間も6月15日にメールした後で、なんとPさんからラインで縦走になりそうですとの知らせ。Rさんも「縦走、いいですね」との反応。もちろん、私も異存はないのですが、問題は当日の天気です。その時は午後からの天気が余りよくなさそうだったのですが・・・とりあえず、高知の男性お二人には「縦走になりそうです」とメールしました。

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↑これ以上望めないという絶好の縦走日和の日に、赤石の岩稜歩きを満喫するメンバーの方たち。

縦走するなら早出が良いに決まっているし、実際、5年前のRさんご夫婦との縦走は朝5時に登り始めたのでした。でも、今回は集合時間を変更するのも面倒だし、夏至ごろの日暮れの遅い時期なので、たとえ下山が遅くなってもヘッドランプをつけての下山はないでしょうし、まぁいいかという感じです。

それに東赤石は梅雨時分は天候も変わりやすく、途中で雨でも降れば山頂までという気持ちでした。

参加者は私たち3人に高知の男性お二人、岡山のYさんとFさんです。Yさんのご主人は西赤石を単独で登られた後、私たちのために来るまで待機していてくださるということで、今回もお世話になりそうです。

当日6月17日は大野原の集合場所に行ってみると、すでに岡山の3人とPさんRさんも揃っていて、私がいちばん最後です(^^;)私が車出しかな?と思ったりしていたので、ガソリンを入れたりして少し遅くなったのです。おまけに川之江インターで下りてからも途中のコンビニでお昼調達させていただきました。

瀬場にはKさんにメールしていたのより30分早く6時ごろの到着ですが、すでに登山口周辺にはかなりの車が駐車してあります。準備していると高知のAさんからメール。Aさんは所用のため少し遅れるので、先に出発していてほしいと言われていたのですが、何時ごろの出発になるのか?コースは?などの問い合わせでした。とりあえず朝の天気は文句なしなので、東赤石の尾根コースを登り縦走する旨、返信します。

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6私たちより少し遅れてKさんも到着され、登山口に移動するとPさんと親しいヒコーキ隊の皆さんもお揃いです。去年の寒風以来かな?早速、皆で記念撮影した後、ヒコーキ隊の方たちは私たちより一足早く出発されました。

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瀬場登山口を6時28分に出発します。

私としては2年ぶりで、去年は東赤石には登ってないという、大変珍しい年でした。多い年は5月~10月まで毎月のように登った年もあったのですが・・・・

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これで4回立て続けで山で見かけるアオテンナンショウ。

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いつも見ている花もなくなってしまい、筏津との合流点を6時46分に通過します。

この後、第一の水場2を6時52分をに通過。

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毎年のように見かけるトチバニンジン。

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ジグザグと登っていくと急に八間の滝の音が聞こえるところに差し掛かります。

今年はヤマツツジはまだ咲いてるかな?保険に、下のほうで咲いているヤマツツジも撮影してみます。

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登ってきたら、咲いてました。

タカネバラを見に来るときはたいてい、ここのヤマツツジが咲いています。

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東光森だったかな?

ここまで登ってくると、よく見えています。

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今までこの場所であまり見た記憶のないネジキの花も綺麗に咲いています。

ネジキって里山ではそれほど大きい株は見ないですが、ここのは樹高5mはありそうな大きな株でした。

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イチヤクソウ…まだ蕾・・・

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縦走となると、撮影もあまりしておれないので、記録程度の撮影にとどめてどんどん歩きます。

↑この日のメンバー

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八間の滝が樹間から見える場所までやってきました。

いったい、今まで何度この道を通ったことやら?

20回は下らないでしょう。30回かな?

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こんなところでギボウシの葉。

この場所では初めて見たような気がするけど?

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コナスビの花も一枚だけさっと撮ったらなんとピンボケ。

修業が足りませんね。(^^;)

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いつもの場所で、いつものようにウリノキの花が咲いていました。

天気が悪いとなかなか撮影できないですが、天気が良く明るいのとカメラが変わって、少々暗くても,ちゃんと写るようになって・・・

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後ろに続くRさんやFさんも撮影されている様子。

あれ?その後ろの方たちは?と思ったら、何やら別の花があったらしいです。

私たちの前を歩かれているヒコーキ隊の方に「これは〇〇の花で合ってますか?」と尋ねられました。スマホで花の撮影をされていましたが、男の方でも花に興味を持たれている方、多いんですね。

私は先を急いでいたのと、この辺りの植生はわかっているという思い込みがありすぎて、目に入らなかったようです(^^;)

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まだ初夏の色合いを残した木々の緑。

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瀬場谷へと向かう、最後の歩きは植林の中ですが・・・何やら様子が変です・・

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杉の木が何本も横倒しになっています。

この前日にちょっとお尋ねしたいことがあって、一週間前に東赤石を登られた山仲間の方に電話で話したのですが、その方が分岐の辺りで崩壊している場所があると仰っていたのはここのことだったようです。これも去年の台風の爪痕なんでしょうか?

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木々が倒れたからか、稜線がやけにはっきり見えるようになっていました。

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崩れた個所ではアルミの梯子を道代わりに渡してあります。

ロープが張ってあるので、気を付けて歩けば大丈夫です。

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後ろを振り返ると、まぁ、ずいぶん崩れ落ちたものですね。

最近の雨の降り方は尋常ではないので、ここ数年、山に来るたびに驚いてばかりです。

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葉に斑があるのはヒュウガナルコユリともいうらしいですが・・・

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コガクウツギはもう終盤です。

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サワハコベのようです。

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目の前を歩かれているのはヒコーキ隊の方たち。

この後も三角点まで追いつくことができませんでした。

やがて、緩やかに坂を下るといつもの休憩場所…瀬場谷です。

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ブルーのヤマアジサイはごく咲き始めで、花の色が白っぽかったです。

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瀬場谷には7時26分着です。

結局、いつも登山口からここまで1時間ほどかかります。

P6178512いつものように、アワモリショウマが水辺で咲いていました。

コメント

東~西赤石山への縦走・・お待ちしていました~(^^)/楽しみにしていますよ!
花の山東赤石山~八巻山を通り・・赤い橄欖岩のいあっを登る・・・楽しみです(^^)/
*縦走はした事が有りません!(下山後が困るので)

え~ちゃん、こんばんは。

先日は花情報をありがとうございました。
準備万端整えても、いろいろな都合や天気でぽしゃってしまうこともあれば
今回みたいに、そんなつもりでなくともトントンと話が進んで縦走できる時も
あるものですね。
いちばんは天気ですね。
天気に恵まれたのが縦走できた一番の要因です。
赤石縦走は自宅から登山口が近いし、車のデポの時間がそれほどかからないので
2~3人で行くときでもチャレンジしやすいですよ。
kamatamaさんたちと都合が合えば、チャレンジされてみてください。

keitann様 この山行は七人ですか。ヒコーキ隊の方たちは別のグループですか。
遅れる方もあったようで、歩き始めは何人でしたか。
人数が多くなると便利なこともありますが、まとまりがつかなくなることもありそうですね。
いつも単独で歩く小生は、そんなつまらないことを心配してしまいます。
歩き始めの時間が6時台で良かったですね。これが8時頃になると気分がダレてしまいますね。
お天気の心配もあったようですが、その後良い天気になったようで何よりでした。

ぶちょうほう様、こんばんは。

このときの縦走のパーティーは最初は6人で出発しましたが(一人が都合で後から
私たちを追っかけてこられました)東赤石手前で足が攣ったため、岡山の女性の
方が一人、途中で下山でした。ヒコーキ隊の方たちは山の知り合いの方たちですが
たまたまと登山口や三角点でお会いしただけで、この方たちは縦走ではありません。

私たちも以前の縦走は3人でしたが、山歩きという点では学生時代の経験から6~7人
ぐらいなら許容範囲だと思います。
ただ、ある程度の人数ならほんとはリーダーやサブリーダーも有ってしかるべきでしょうね。
縦走ともなると、5時台の出発が望ましいですが、夏至ごろの日の長い時期だったので
まだ明るい6時過ぎに下山出来て良かったです。

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