最高の一日に赤石を縦走する、その2、Aさん、早くも追いつく
瀬場谷ではまずは水分補給です。
この日も晴れて暑くなりそうだし、早くも汗がかなり出ているので、アクエリアスで水分と塩分を補給します。前を歩かれていたヒコーキ隊の皆さんたちは、休憩もされずにそのまま歩かれるようです。
私は下りはともかく登りでは必ず休憩を取らないと熱中症が怖いので、定期的に休憩は摂るようにしています。
7時33分、休憩を終えて出発です。
↑瀬場谷にかかる橋を渡ったら、すぐに分岐があります。
これがその分岐です。
分岐を7時35分に通過します。
タカネバラの時期はもちろん、分岐を右に行きます。
いつもの道標の横に、小さな新しい道標が立っていて、山頂まで2時間半とありますが、その時間ではちょっと無理っぽいですね。
いつもの場所でサワグルミの木を見かけます。
このコースは一応、熟知しているつもりです。
今年もここでコナスビの花が咲いていました。
先ほどの画像が失敗だったので、ここでも咲いていてやれやれ・・・
杉林は、以前と比べてなんだか明るくなったような?
去年はここを歩いてないので何とも言えませんが、ここ数年、四国の植林はかなり伐採が進んでいるようなので、東赤石も例外ではないのかも・・・
林が明るくなったからか、以前は見かけたナベワリの花を見かけませんでした。
やがて、展望が開けてきて、東光森や大座礼の姿が見えてきました。
大座礼の向こうのほうはちょっと雲がかかっていますね。
ここでもネジキの真っ白な花・・
今まで東赤石にきてネジキの花を見たことがあまりないのですが、今年はよく見かけます。
例年より早い時期の訪問だからかもしれません。
少し朽ち始めた木の橋を渡るところが東赤石にはよくあります。
Yさんのご主人はこの橋が苦手で西赤石行きにされたらしいです。
7時54分、私のお気に入りのちょっとした滝のある場所までやってきました。
滝の近くを通るだけで、涼しい風が吹いてきて気持ちいい・・・・
画像には写っていませんが、水の流れ落ちる向こうのほうに山なみが見えて、なんとも言えない良い長めです。
沢に咲くギボウシなどはまだまだ咲いてないので、景色を楽しむだけでしたが、5分ほど楽しんだら再び歩き始めます。
瀬場谷で咲いていたアワモリショウマもここではまだ蕾・・・
渡渉点手前のコゴメウツギは綺麗にに咲いていました。
この1か月前に比叡山ではすでに咲いていたのですが、やはり標高の差でしょうか。
この前数日間は雨も降ってないので、渡渉点の水量も少なく、楽々と渡れます。
渡渉してすぐに、石積みがあるのは炭焼き窯の跡です。
上から眺めると、ちゃんと丸くなってるのがわかります。
この後は、長い植林帯歩きになります。
これが花も咲いてないし、長いので、このコース中いちばんおもしろくないところですが(^^;)
植林帯のはずなのに、足元になぜかカエデの翼菓がいっぱい落ちていて、あれ?と思って見上げると・・・
大きなカエデの木がありました。
樹高20mはあろうかという木で、このコースは何度も登っているくせに、このカエデに初めて気づきました。
続いて、これも大きな針葉樹。
針葉樹は苦手で樹種はわかりませんが、この木はかなり前から生えている場所を覚えていて、どのあたりを歩いているかの目安にしています。
笹倉湿原の針葉樹の大木と張り合う大きさだと思いました。
もうすぐ、いつも休憩している渡渉点に着くな~と思っていたら、後ろの方から何やらにぎやかな声・・・
振り向いたら、高知のAさんが早くも追いついてきました。時刻は8時27分です。
瀬場でメールをいただいたときは、まだ南国インターだったそうですから、もう追いついてくるなんて速過ぎ(^^;)
さすがに俊足のAさんですね。
Aさんが追いついたちょっと後、8時34分には休憩場所の渡渉点に到着しました。
瀬場谷を出てからちょうど1時間ですね。
メンバーが一人増えて、ますます賑やかになりました。
そして、ここから10分ほど歩いた場所で、タカネバラも咲いているはずです。
天気も良いし、花への期待に胸が膨らみます。
とはいえ、渡渉点のところで咲くヤブデマリはもう終わった後だし、近くにあるオオバアサガラはまだ蕾の状態で、やっぱり何もかもを一度には見るわけにはいかないんですね。
8時44分、休憩を終えて、いよいよタカネバラに会うために歩き始めます。
ここに立っている看板もなんだか新しくなったようですね。
keitann様 こんにちは
これで全員が揃ったわけですね。
今地勢図を見ながら御足跡を追っているのですが、沢沿いに登る道は、水の心配がないので心強いですね。
しかし、植林帯の林相はどこも似たようなものになりますね。
投稿: ぶちょうほう | 2018-07-05 07:56
ぶちょうほう様、こんばんは。
登り始めて2時間ほどで、全員がそろいました。
私たち女性陣は足が遅いですが、男性お二人は俊足なので、私たちに合わせて
ゆっくりと歩いてくださっただけです。
赤石山系は仰るように水は豊富なので、この日は2リットル弱を用意しましたが
いざとなったら沢の水を補給するつもりでしたが、結局は持参した水分で賄えました。
植林歩きは四国の山でもある程度は覚悟していますが、アサマリンドウやツルリンドウ
ぐらいは咲くみたいです。
投稿: keitann | 2018-07-05 22:46