山好き、花好き

↑登りはじめにサルナシの木があって、今年は果実がたくさん実ってました。

今年は実のなるものは一体に豊作なのかな？食べられるときに来てみたいけど、きっと来ないだろうな～(＾＾；)

歩き始めは暑くて、標高１３００ｍでもこんなに暑いのでは、どうしたらいいんだろう？なんて考えてしまいます。

まず見かけた花はヤマアジサイでした。

前回、山らしい山に登ったのは東赤石で、このときはまだほんの咲き始めで下から、これが今年の初見みたいなものです。旅行に行ったり大雨が降り続いたせいで、危うく、今年はヤマアジサイまで見逃すところでしたが、何とか間に合いました。

アキアカネかな？

この日はこのアキアカネがずいぶんたくさん飛んでいました。

トンボというと秋のものというイメージがありますが、実際は我が家の庭などでも初夏によく見かけますね。

だらりとだらしなく垂れて咲いているのはバイケイソウで、これも今年の初見でした。

アルプスなどで見かけるコバイケイソウは夏の風物詩としてもてはやされますが、バイケイソウのほうは花が咲いていてもあまり注目されることも少ないですね。

エンレイソウには果実が見えています。

ここでもヤマアジサイのブルーの花。

これはアキカラマツかな？

雨が降ったのか、花がくっついていて見栄えが悪いです。カラマツソウの仲間は天気の良い日に見るに限りますね。

去年も同じ道を歩いてますが、その時には見てないイチヤクソウが出てきました。

東赤石でイチヤクソウを見かけないと思ったら、時期的に早過ぎたようです。

今度はピンクのヤマアジサイが出てきました。

そして、ナガバノコウヤボウキの花が早くも咲いています。

コウヤボウキよりかなり早く咲きますが、7月半ばでもう咲いているとは・・・・

夏の花・・・・ノリウツギも今年の初見です。

なんでもない花ですが、これを見ると夏を実感しますね。

Aさんが何かを見つけられたようだと思ったら、マタタビの花でした。

マタタビって、たいていは車道沿いに見かけることが多いのですが、山歩きの最中に見るのは珍しいです。今年も山道ドライブの最中でマタタビを見た時に葉っぱをめくって花を探しましたが、その時は見ることができなかったので、これも今年の初見です。

綺麗な花ですよね。

まるで梅の花みたいで夏に咲くことからナツウメといも呼ばれるそうで、なるほどと納得します。

白くなった葉は一枚だけ見かけました。

マタタビは花の時期に葉が白くなります。後輩の一人にマタタビの花の香りがとても良いという人がいて、この日もRさんに香りを確かめてもらいましたら、香りが少しあるとのこと。

香りが強いのはミヤママタタビの花なのでしょうか？

どちらにしても、今年は見そびれたと思っていたマタタビの花にも会えて、ほんとに良かった・・・

そうこうするうちに、森の中の平坦な道を歩きます。

ここまで来ると、風も涼しく、暑さはもうあまり感じません。

ヒメキリンソウはもう終盤でしたが、今を盛りと咲いていたのはマルバマンネングサです。

白っぽい石灰岩にもマルバマンネングサが着生しています。

これはキヌタソウですね、

ちょっと久しぶりで見たような？

ヤマアジサイの見ごろの株が出てきました。

天狗の森で、こんなにたくさんのヤマアジサイを見たのはこれが初めてです。

やっぱり、たまには季節を変えてこなければ・・・