7月半ばの天狗高原散策、その1、ササユリに間に合った
6月末から東京や北陸方面に旅をしていて山には行かなかったのですが、帰宅したと思ったら大雨が降り続き、とても山どころではありませんでした。
香川は被害は少なかったものの、あれだけの雨が降り続けば四国の山も登山口までたどり着けるかどうかわかりません。登山道だって崩落しているかもしれず、しばらく様子見かな~と思っていたところ、山仲間のPさんから7月15日に天狗高原へ行きませんかとお誘いただきました。毎年のように天狗高原には行っていますが、7月半ばのこの時期は久しぶりです。
大雨の降っているとき、高知の西部には激しい雨が降ったと聞いていましたし、高速高知道もこの時点では通行不能だったのです。高知の山仲間のAさんにお尋ねしたら、道路情報についてわかるかもしれないと思いメールしたところ、Aさんがいろいろと調べてくださいました。そして、Aさんも参加してくださるとのことで、心強い限りです。
↑久しぶりに見ることができたハンカイソウの群落。
ここのところ、8月にしか訪れてなかったので、ハンカイソウは見ることができても咲き残りが1株とかそんな状態しか見てなかったのです。
翌日、Aさんからのメールで高速高知道は対面通行ですが通行できるようになったこと、天狗高原へのアクセス道も問題ないことを知らせていただきました。地元の方の情報はほんとにありがたいものですね。
そうこうするうちに、アルプスへ遠征予定だったRさんも都合で遠征できなくなったので今回の散策に参加することに・・・。Pさんのご主人・・Mさんや高知の山仲間のGさんご夫婦も参加されるとのことで、今回も賑やかになりそうです。(^^;)
天狗高原は歩行時間も短いので、大野原インター近くに6時集合、高知の方たちとは天狗荘駐車場で9時に集合と決まりました。
↑Mさんの車はワンボックスで車高が高いので、高知道の傍らの土砂崩れが見えます。
帰りに垣間見た崩落の様子もすさまじかったです。
工事にはかなりの期間を要するでしょうね。
須崎インターで下りると、いつもお昼調達をするお店でおむすびや卵焼きを調達します。
暑いので、ペットボトルの飲み物も1本追加します。
↑高知では田植えが早いので、田んぼの稲はもう稲穂を垂れています。
お昼調達が終わったら、あとは檮原方面へと国道197号を走ります。途中、迂回路を示す看板があったので、大事を取って迂回路を走りますが、すぐに元の道に合流しました。
道沿いを流れている新庄川は大雨の後とは思えないほど澄んだ水が流れていて、川底の石がよく見えています。さすが、以前はカワウソが見られたというだけあります。
↑この日は展望も良さそうで車窓から眺める鶴松ヶ森の風車もばっちりと見えています。
ただし、風がないのか風車は動いてませんね。
いつもは川べりの眺めや途中で咲いているオミナエシなど撮影しながら走るのですが、この日はどういうわけかあまり花も見かけないまま、どんどん天狗高原目指して登っていきます。訪れる時期が違うと、道中の花も違うようです。
↑Mさんが快調に飛ばしてくださるので、8時半ごろには上のほうにカルスト台地の石灰岩が見えてきました。
8時40分には天狗荘に着きました。
高知の方たちはまだみえてないようですね。
↑駐車場からは遠くの山なみもうっすらと見えていますが、それがどこの山なのか、悲しいことにわかりません。
↑天狗荘でトイレをお借りした時に、建物内に県境があるのを発見。
天狗高原は愛媛と高知の県境にあります。
皆さんが揃う前に、車から見えたササユリを先に撮影しときましょうか。
ササユリの場所へと歩いていたら、高知のGさん夫妻、Aさんの車とすれ違いました。
今年は見そびれてしまったかと思ったササユリが、嬉しいことにまだ綺麗に咲いていてくれました。
青空にササユリのピンクが爽快ですね。
ハンカイソウもまばらに咲いてますが、あとで群生を見られるはず・・・
花はちょうど見ごろを迎えていて、久しぶりに良い状態の花を見られそうな予感・・・
朝9時前とあって、駐車場はまだ空いていますが、昼頃には車で埋まることでしょう。
初対面のGさんご夫妻とAさんとを紹介したら、山の支度をしてそろそろ出発するとしますか。
keitann様 こんにちは
あの頃は大変な雨でしたね。そして今は凄い暑さが来ていますが、この山行はその暑さの前のことでしたでしょうか。
地元の方のありがたい下調べもあり、無事に登山口に着けて良かったです。
待ちの時間に県境付近を散策して、さっそく成果が出てきましたね。
天狗荘付近の駐車場は今はガラガラですが、これが混むようになるのですか?
投稿: ぶちょうほう | 2018-07-21 21:13
ぶちょうほう様、こんばんは。
今年の雨はすごかったですね。
丸三日間というもの、降り続け、私の記憶ではこんなに香川に雨が降ったのは
初めてだと思いました。
天狗高原への山行は雨が止んだ後の海の日の3連休でした。
この連休ごろから猛暑になり始めたようです。
標高1300mの高原も日が照り付けると暑かったですよ。
夕方の牧野公園(牧野富太郎博士の出身地である佐川町にあります)散策の時は
山仲間の男性のおひとりはめまいしそうになったそうです。
待ち合わせ場所に着く前に綺麗なササユリを見ていたので、皆さんを待つ間も撮影
に余念がありませんでしたよ。
天狗荘は国民宿舎で夏の間は家族連れや子供連れの方が涼を求めて訪れます。
車で簡単に来られるのですが、私たち山登りのものとは出発時間が違うんでしょうね。
山道をかなり長時間運転してくるので、到着がどうしても昼頃になるようです。
投稿: keitann | 2018-07-21 22:25