猛暑の時期に東赤石へ、その3、オトメシャジン
日本庭園を過ぎると、沢沿いに歩くところがあって、水量の多い時はなかなかおもしろいのですが、今回は水量は少なくて、どこでも歩ける状態でした。
途中、水に濡れそうな岩を見てみると・・・
↑ジンジソウが岩に着生していて、葉がすごく涼しげですね。
水量はこの通り少な目で、どこでも歩けそうな感じでした。
沢のほとりで、今回もだらんと花が垂れたバイケイソウを見かけました。
青いヤマアジサイはもう終盤みたいですが・・・
こちらの株を見れば、まだまだ見頃ですね。
何かサイシンの仲間の葉のようですが・・・?
花を見ないと、種類がよくわかりません。
10時15分、最後の渡渉点に着きました。
休憩してからまだあまり歩いてないのですが、ここから上は沢から離れて歩くため暑くなるのと急登のところもあるので、休憩することにしました。
朝から時々パンはかじっていたのですが、ほとんど飲み物しか飲んでいしかないので、さすがにお腹も空いてきましたし・・東赤石は何しろ、ずっと登りが続くので、お腹が空きます。
私はおにぎりをここで一つ食べておくことにします。
Mさんは休憩中もカメラをもって、撮影に余念がありません。
10時34分、休憩を終えて登り始めます。
ここから先は木陰のないところもあるので、ますます暑くなりそう・・・・
いつもながら、苔の美しさに感心します。
咲いてるかな?と思っていたオトギリソウが咲いてました。
サワオトギリかな?
これが咲くと、文句なしの夏山ですね。
ちょっと姿の違うのもあって、ナガサキオトギリかな?などとも思ったりしますが、この二種は見分けが難しいのです。
足元には橄欖岩も見えてきて、天狗の庭が近くなったことがわかります。
ここのササ、以前からこんなに枯れてたかな?というと、Mさんが枯れてきたのはやはりシカのせいだろうねと・・・。
たまには橄欖岩バックのサワオトギリなども撮影しますか。
空には入道雲も見えて、いくぶん雲が多くなったとはいえ、暑そうな空です。
橄欖岩が出てくると、ヤマアジサイもピンクが咲いてますね。
この白い花は何だっけな?としばらく考えて、そうそう、コウツギというのがあったな~と思い出しました。
Mさんが少し茎を調べてくれて、中が空洞だからやっぱりウツギみたい・・・と。
ウツギも早くから咲くのもあれば、こんなに遅く咲くのもあるんですね。
特徴的な形をしたキノコが出てきましたが、キノコはさっぱりわかりません。
そして、ここでもシャラノキの花。
やっぱり、木で咲いている花はもうありませんでした。
シモツケはピンクがすごくきれいです。
一か月前の縦走時は花盛りだったタカネバラは早くも果実になっていました。
夏の東赤石では目がオトメシャジンを探してしまいますね。
天狗の庭を少し登っていくと、咲いていました。
上を見上げると、石室越え方面の岩峰が見えています。
花数は少ないけど、コメツツジの花も・・・
ごく咲き始めのアキカラマツで一輪だけ咲いていました。
これはウバタケニンジンですね。
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