夏の寒峰へ、その6、山頂は思ったより展望あり
草原に出てからは、展望もあるし歩きやすいので、登りも苦になりません。
6月にはバリエーションルートを登ってきたので、最後はプチササ漕ぎでしたが、今回はなんといっても登山道なので歩きやすいです。
↑ススキの向こうをPさんが登ってきます。
山頂方面を眺めると、雲の間から青空がぽっかりと覗き始めました・
草むらの間からはむら秋の花・・ツリガネニンジンも顔を出して・・・
きっと里山でも咲き始めているんでしょうね。
山頂直下まで来ると、道ははっきりしていて歩きやすいですね。
振り返ると、ツリガネニンジンかシコクフウロを撮影しているPさん・・
私よりも撮影時間の長いPさんです。
振り返れば、先ほど横をトラバースしてきた西寒峰の台形状のピークも見えてきました。
もう少しで山頂というところまで来たら、アキノキリンソウがスタンバイしてました。
やっぱり山は秋が始まっていますね。
12時49分、やっとこさで山頂に着きました。
もちろん貸し切りの山頂です。
というか、この日は誰一人にも会わない歩きでした。
きっと剣山や石鎚は賑わっていたと思うのですが・・・
思いがけずも、800mもの登りを登ってきたのでした。
北の方角に目をやると腕山の向こうにまるで丘のような阿讃山脈。
そして、その向こうには善通寺五岳や大麻山の姿まで良く見えています。
時間が経つにつれ、視界は良くなって、下山する前には何と讃岐富士まで見えました。
いつも土器川あたりから南を眺めると落合峠方面からまだ西に連なる山なみが見えているのですが、あれは寒峰だったとようです。
山頂に着くとアブが数匹飛び回っていて、これが鬱陶しいです。
この日は途中で何度かアブに付きまとわれたので、木陰を歩くのに帽子もかぶり手にもうで抜きをはめたのです。
山頂にるアブは、今からお昼を食べるのに噛まれたらいやなので、ちょっと暑いけど雨具の上衣を着込みました。今まで虫対策で雨具を着込んだのは初めてのことでした(^^;)
お昼を食べているうちに、最初は稜線がガスっていた前烏帽子や烏帽子方面もすっきりと見えてきました。
そのうちいつかはあの稜線を歩かないとね・・・
中津山、国見山、そして6月に歩いた寒峰台地もすっきりと見えてきました。
この日の予報では雨が降らなければ幸いというぐらいの気持ちでいたのですが、こんなに展望が望めようとは・・・
どうしても雲が取れなかったのは剣山系でした。
この日は南海上に台風がいたので、天気は南ほど悪く、北に行くほど良いということだったようです。
下山直前には讃岐富士どころか、肉眼では荘内半島や瀬戸内の島々迄見えていたのですから、上出来でした。
この日は暑いと思って、持参したのは大きなゼリーと、パイナップルでした。
ゼリーは重いので、山頂の食後のデザートでいただきます。
雨具を着込んでいるのがわかりますでしょうか。
山頂は南側から涼しい風が吹きあがってきて、涼しかったです。
それにしても、これでいったい寒峰のピークを踏んだのは何度目でしょう?
こんにちは。雲が少し多いようですが、でも気持ちの良い眺めですね。ツリガネニンジンは当地ではもう終盤です。アキノキリンソウは当地では10年以上前に見ましたが、最近は姿が消えて久しいです。
投稿: 多摩NTの住人 | 2018-08-24 08:14
多摩NTの住人様、こんにちは。
今年は次々と台風が発生して、お盆頃から山には不向きな天気になってますね。
この日は当初はもっと天気が悪くなると思っていたのですが、それでも思ったより
眺めも良くて、嬉しい誤算でした。
ツリガネニンジンはもう終盤なんですか?
今日はこれから里山に行くつもりですが、見てきます。
アキノキリンソウもこの辺の里山ではまだ見られると思います。
こんな何でもない花が見られなくなるのは淋しいですね。
投稿: keitann | 2018-08-24 11:10