初秋の県境散策にて、スズコウジュとハシカグサ
今週初め、山仲間のPさんからお手軽散策に行きませんか?とラインで連絡いただきました。
週末は天気がイマイチで山には行ってなかったのですが、その日は午後から野暮用があったので、ほんとにお手軽散策にしていただきました。
見たかったのはスズコウジュですが、私は今までどういうわけかスズコウジュの花を見たことがないのです。
その山に咲くということは山仲間や花仲間の方からの情報で知ってはいたのですが、ジャストな花の時期をはっきり知らなかったということもあります。今年はいろいろな花の開花が早いとは思っていましたが、まさか9月入ってすぐに咲くなんて・・・
精々、9月半ばとかそんな頃かと思っていたのですけど・・・
↑今までこの山を訪れたこともあるのですが、それは10月に入ってからのことで、その時は花は一輪も見られませんでした。それらしき株や葉は確認できましたが、一か月も遅く訪れたのですから、花が終わっていたのも無理はありません。
今週初めはちょうど良い時期だったようで、かなり多くの開花株を見ることができました。
ほかの山でも、白くて小さな花を見ると「もしかしてこれがスズコウジュ?」なんて思ったりしたことも何度かありました。
それほどシソ科の植物は多く、見分けが難しいということもあります。
でも、一度見たら、この花は見間違うことはありませんね。
マクロレンズが必要かと思っていましたが、思ったよりも大きな花でした。
葉には鋸歯があって、結構,粗い鋸歯です。
下界ではまだ暑さを感じるころに見に来ないといけないのですね。
近くを見ていると、やはり白い花ですが、かなり小さな白い花が目に留まりました。
こちらは小さな白い花で、すぐに名前が出てきました…「ハシカグサ」
目立たない地味な花ですが、秋の初めに山地を歩いていると時々見かけます。
ハシカグサという変わった名前で憶えているのかもしれません。
アカネ科フタバムグラ属。
そういえば、そんな雰囲気ですね。
大きくて目立つ花…ツルニンジンの下に小さなハシカグサの白い花・・・
こんな地味な花なのに10年ほど前から、見たらちゃんと名前が出てくるのが我ながら不思議・・・
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