ちょっと久しぶりの秋の梶ヶ森へ、その8、アサマリンドウ
山荘には立ち寄らず、そのまま車道を下りますが、意外にもAさんはここの車道歩きは初めてなのだそうです。花が多いから車道でも退屈しませんよとお勧めします。
↑山荘の天文台にはまだ立ち寄ったことはありませんが、一度は秋の星空の綺麗な時に泊りがけで来てみたいものですね。
下っていると、車道沿いの草むらの中に何やら紫色の小さな花。
しばらくぶりで見るヤブマメですね。
秋はマメの仲間が多いです。
車道沿いの景色が激変していて驚きました。
以前は薄暗い樹林の中を歩いていたはずなのに、伐採されて恐ろしいほど眺めが良くなりました。
東の方角が丸見えです。
山裾の集落は南大王かな?
そういえば、作業道がつけられ始めているのを数年前に見ましたが、あの後伐採が随分進んだものですね。
黄色い花がパッと視界の中に飛び込んできました。
この季節にオトギリソウがこんなにたくさん咲いているなんて珍しい・・・
ナガサキオトギリかな?
たくさんそのすぐ下にシコクママコナのピンクがみえていて、黄色とピンクの花は良く目につきました。
すぐ近くにはオトギリソウはオトギリソウでもタカネオトギリも咲いています。
ゲンノショウコの赤花もまとまって咲いていました。
そして、待望のアサマリンドウが出てきました。
いつも天狗の鼻で見ていたのに、今回は咲いてなかったので、ここで初めて見ました。
法面をちょっとよじ登って、花つきの良い株を撮影します。
電線がちょっと邪魔ですね。
すぐ傍にはヤマジノホトトギスも咲いてます。
さらによじ登って、アサマリンドウがまとまって咲いているのも見てみました。
香川にもこんな雰囲気で咲く場所がありますが、このリンドウはちょっと半日陰のこういう場所を好むようで、日当たりの好きなリンドウとは少し性質が違います。
リンドウより淡い色目のスカイブルーがなんとも言えず爽やか・・・・
もう少し歩いていたら、足場の悪い場所をよじ登らずとも、道端で綺麗に咲いた株があったのでした(^^;)
葉の色も淡くて、美しい花ですよね。
今度はオタカラコウも出てきましたが、花が終盤のようです。
このキクの花は?
秋になると、いつもキク科の花に悩まされます。
この時もシロヨメナかな?と思ったりしましたが、どうやらノコンギクの白花だったようです。
サンヨウブシは滝コースでたくさん見ましたが、車道沿いにも咲いています。
これだけの花が横一列で咲いていると壮観ですね。
アキチョウジもちらほらと咲き始めています。
これも待望のタカネハンショウヅルの花がありましたが、残念ながら開花まであと1~2日というところです。
朝は滝周辺で薄暗くて撮影しにくかったハガクレツリフネも車道沿いでは明るい場所で咲いていて、撮影が楽ですね。
いつもながら、変な咲き方をする花です。
↑こちらは虫こぶのできていない、まともなガマズミの果実
ノコンギクもこういう色合いだと、すぐにわかるのですが・・・・
道沿いに次々と花が出てくるので、退屈しません。
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