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2018-10-29

45年ぶりに苗場山へ、その12、無事に下山

さすがにもう登ってくる人もおらず、下山する人に追い越されるということもなく、とにかく下りで転倒するなんて言うことのないように、細心の注意を払いながら下ります。

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↑ここはトラバースする場所に鎖が張ってある場所で、転落するとただではすまないような場所です。

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15時29分、六合目まで下山してきました。

あとは、なんとか5時ごろに下山できるように祈るばかりですね。

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まだ紅葉していないダケカンバの林があって、その上からガスが下りてきます。

まぁ、雨に遭うことなく歩けただけでも良かったです。

Pa042296これが最後の鎖場かな。

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鎖場をやり過ごしたら、ほっとして草花に目が行くようになりました。

ん?何か見たことあるような?

よく見たら、クロバナヒキオコシで、まだ花が咲いてるではないですか。

この日の苗場山で咲いていたのはウメバチソウとこのクロバナヒキオコシだけだったような?

Pa042298これもよく見ると、カラマツソウの咲いた後ですね。

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黄葉したカエデの中にシラキの紅葉が覗いています。

この後、奥さんの足がちょっと限界だそうなので、五合目で休憩を取りました。

足の膝のバネがあまり効かなくなったそうで、こういう時に転んだりすると大変ですから、少し遅くなっても休憩を取ったほうがいいですね。

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この日は山の中腹辺りにずっとガスがかかっていたようで、帰りもやっぱりガスが漂っていました。

Pa04230216時38分、四合目を通過します。

ここから車を置いてある駐車場まではもう30分ぐらいのものでしょう。

気分的にほっとして楽になりました。

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帰り道ではは紅葉を見るのも気持ち的に楽です。

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コシアブラの木に黒い小さな実がなっていて、コシアブラの果実を見るのは初めてですね。

珍しいので撮影したのに、ピンボケでした(^^;)

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ナナカマドのはんなりした赤が華やかです。

Pa042307下山時も登山道のウメバチソウに目がいきました。

この後、スマホに電話がかってきました。たぶん、民宿からだろうなと思ったら案の定です。

私が単独で遅い出発で登ったので、心配してくださったようです。それと、18時までだったらお風呂は小赤沢の「楽養館」に300円で入れますのでということを連絡くださったようです。

あと15分もあれば下山できそうなこと、民宿には5時半ごろには着きそうなことをお伝えして電話を切ります。

その間、ご夫婦には先に下っていただきました。

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これも綺麗な色合いのナナカマド。

四国ではなかなかこんな色合いに染まりません。

Pa042309最後はブナの後ろにオオカメノキの紅葉を眺めます。

三合目登山口の手前でご夫婦に追いつきました。

Pa04231017時13分、駐車場まで下ってきました。

私としてはかなりゆっくりペースで下ったと思ったのですが、それでもそれほど遅くならなかったのでほっととしました。

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駐車場には私の車とご夫婦のレンタカーの2台だけ。

この後は欝蒼とした林道をライトを灯して、急いで下ります。

ご夫婦のほうは宿に着く時間を気にされていたようで、かなり急いでおられるようでしたが、間に合ったかしらん?

私のほうは民宿の場所がちょっとわかりにくかったのですが、17時40分ごろには到着しました。

温泉「楽養館」には18時までに入ればよいそうです。

もちろん、私が最後の入浴客でしたが、赤いお湯に小赤沢という名がついたのも納得です。

温泉の受付の方と山頂からアルプスが見えたことなどお話させていただきましたのが、受付の方も山登りをされる方のようにお見受けしました。

温泉から出た時は気温13℃、肌寒く感じたほどでした。

Kimg1586当日朝になってから手配してもらったにもかかわらず、夕食は美味しい山菜料理にイワナの塩焼きまでいただきました。

この日の宿泊者は日本百名山ツアーの団体さんを乗せてきたバスの運転手さんと私だけ。

民宿を経営されているご夫婦とのんびりお話ししながらの夕食の後は、ぐっすりと眠ることができて、ほんとに良い宿を紹介していただいて良かったと思いました。

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翌朝になってから撮影した、お世話になった民宿の玄関です。

コメント

こんにちは。雨にも降られず無事下山できて良かったですね。お疲れ様でした。山菜料理とイワナがとても美味しかったことと思います。

多摩NTの住人様、こんばんは。

この日は一人で静かに登ることになるのかと思いましたが、良い出会いが
あり、楽しく登れました。
民宿は前日に泊まった素泊まりのホテルよりずっとお安くて、料理も美味しくて
気に入りました。東京に引っ越した娘一家や主人と一緒に来ても楽しいかなと
思ったりしています。

keitann様 こんにちは
3人が無事に帰って来られてよかったですね。
下山後にその地方で宿泊されるのは山行に一段と趣きを添えますね。
良い湯と良い料理にありつけますし、何よりもその土地の方とも話ができて、ますます郷愁が深まりそうです。

山菜料理の御膳の真ん中にある、熊笹の上に乗った白っぽいものはなんでしたでしょうか。
籠盛りの天婦羅はさぞかし美味しかったのではないでしょうか。

ぶちょうほう様、こんばんは。
この日はとにかく、無事に下山することを一番に考えていました。
宿も手配してましたし、下ってきさえすれば食事が食べられ眠るところがあるというのは
幸せなことですね。
たいていは、下山したその日に運転して四国まで帰ってくることが多いので、下山して
ゆっくりできるというのは夢のように幸せでした。年も年なので、これからは現地で宿泊
するのも楽で良いかなと思えてきます。
クマザサに乗っているのはたぶん寒天を固めたような感じのものだと思うのですが、何しろ
心地よい疲れにビール迄入っているので、記憶が定かではありません。
でも、どれも味付けが良くて、この宿の奥さんは料理上手でいらっしゃると思いました。
春先にネマガリダケを摘んできたものは鯖の水煮缶とお味噌汁に入れると絶品なのだとか
そんな料理の話をいろいろ伺いましたよ。
私たちぐらいの年になると、山菜主体のお料理がちょうど良いですね。

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