初めての蒜山三座縦走、その1、登る前にも撮影タイム
娘さんの里帰りお産で二か月余り忙しかった山仲間のRさんでしたが、娘さんも帰ったので山復帰されるそうです。
都合をラインで尋ねたら11月3日に山に行けそうとのことなので、行先は彼女にお任せしてありましたところ、蒜山三座縦走にしましょうとのこと。蒜山は私は一度も登ったことがないのでもちろん賛成なのですが、2か月ぶり以上で山復帰されるRさん、いきなりのロングコースはしんどくないのかな?と要らない心配をしてしまいました。実をいうと、前の週がサガリハゲでロングコースだったので、もう少し楽なところをと思わないでもなかったのですが(^^;)
紅葉を今年はまだ見られてないRさん、標高1000mちょっとの蒜山なら紅葉も楽しめそうとの思惑もあったようです。日没がより早くなっているので、早出は必須です。最初は6時間半あれば縦走できると言っていたRさんもいろいろな記録を見て、出発を早くした方がいいということで、坂出の某所に5時10分集合となりました。
↑11月3日に登った下蒜山から眺めた雲海です。こんな見事な雲海を見るのは久しぶりのことでした。
さて、当日の3日は私が車出しをすることにしました。蒜山周辺は道も良いし、まだ凍結もたぶんしてないだろうと踏んで、4WDではない私の車でも大丈夫だろうと思ったのです。まだ暗い坂出を出発しますが、岡山道に入ると恒例の霧がかかってきました。
いつもこちら方面へ来るときは、朝の霧は昼間の晴天の証みたいなものなので、霧が濃くても気分はるんるんです。車窓から時折見えるモミジなどもすでに紅葉していて、行くときから歓声が上がりました。
蒜山SAからSAには6時55分の到着です。蒜山インターは蒜山SAからすぐ近くですが、インター下りてすぐにあるお弁当屋さんでお昼のお弁当を買おうという心積もりなのです。お弁当屋さんは7時開店なので、SAで時間調整&トイレ休憩でした。
↑いつもの大山観察ポイントへと向かうPさんとRさん。
さすがにこの時期はくっきるはっきりと見えてますね。
私は春に来ることも多いので、雪のない大山はちょっと雰囲気が違うな~と思いながら撮影します。
大山の手前には烏ヶ山も屹立しています。
11月3日は確か特異日だったはず・・・さすがに良く晴れてますね。
蒜山インター下りてすぐのお弁当屋さんの駐車場に車を入れると、そこは一面の霜景色が広がってました。
なんとインター付近は1℃。
私が自宅を出るときは13℃とか14℃だったのですが・・・さすがに盆地は冷え込みますね。
もうちょっとで凍結の心配をするところでした。
海に近いところに住んでいるので、霜景色はほんとに珍しくて、11月なったばかりなのに早くも霜景色が見られるとはラッキーです。
まだ咲いているイヌタデや草の葉っぱが霜で縁取られてまるで砂糖菓子みたい・・・
冬枯れした草に霜が降りるのとはまた違った趣がありますね。
下蒜山は東にあるので、東へと車を走らせますが、登山口への道は以前登っているRさんやPさんがご存じだろうと、私は何の下調べもしてきませんでした。実をいうと蒜山に登るのはそもそもこれが初めてです。ドライブや小旅行などで葉何度も来ていて、葉蒜山休暇村に泊ったこともあるのですが…山にはこれがお初なのでした。
車を走らせていると、街路樹のイチョウが真っ黄色に染まっていて鮮やか・・・
いつものごとく、撮影タイムとばかり、車を停めます。
イチョウ並木の向こうに見えているのが蒜山の山々?
お孫さんの世話に忙しく、久々に山を訪れたRさんは早速、イチョウを激写です。
山裾に広がる畑とイチョウの木はさすがに高原の雰囲気で、こういう開放感のある場所は四国にはあまりありませんね。
Pさんは何を撮影しているのかな?
寒がりのPさんはもうダウンを着込んでいますが、私はダウンはザックの中で、今年はまだダウンは着用してないですね。
向こうのほうには霧が出ていると思ったら、ここから先は視界30mほどの霧の中を走ることとなりました。
落葉したイチョウの葉にも霜・・・
この後、登山口への標識が出てなくて途中で道を行き過ぎたりしましたが、畝の松並木沿いの道を走るそうで、松並木が出てきたので一安心。濃い霧が立ち込めているので、蒜山のすぐ近くにいるのに何も見えず、それもわかり難い原因でした。
結局、8時6分に登山口の犬挟峠にお到着です。
インターを下りたのは7時だったのに、お弁当を買ったり、紅葉を撮影したり道を間違えたりしているうちに1時間ロスしたんですね(^^;)登山口にはすでに車がいっぱいなので、登山口道標の立っている邪魔にならない路肩に駐車しました。
それにしても県外ナンバーが多くて、好天の連休とあって人気の山なんですね。
車道を挟んだむかいに何か施設の建物が建っていて、そこのトイレを使わせていただけたのでありがたかったです。(後で調べると火葬場の建物だったようです)
↑下蒜山の登山口の道標です。
歩き始めは8時7分。
予定では7時半ごろに出発する予定だったんですけどね(^^;)
keitann様 こんにちは
霧は晴れ・・・とは言われていますが、霜も晴れではなかったですか?
出発時間が少し遅れたようですが、車も路側に駐められたようで、トイレも済ませて無事出発ですね。
空の晴れ間がいつになるのか、どんな素敵な紅葉に出会えるのか、大山の眺めはこれから先どうなるのか・・・そんなことに期待しています。
投稿: ぶちょうほう | 2018-11-23 16:10
ぶちょうほう様、こんばんは。
そうそう、朝霧は晴れという言葉もありましたね。
霜も霜が降りるぐらいですから晴天で放射冷却現象が起こったということですね。
出発時間は春ならそう遅くない時間でしたが、何しろ秋の日の短い時期なので
今回も日没と競争しながら歩く感じでした。
この後素敵な眺めが出てきますので、どうぞご期待ください。
投稿: keitann | 2018-11-23 22:02