大展望の冬の剣山へ、その5、アカミヤドリギそして下山
Pさんが帰りに展望台に寄りませんか?と言うので、寄ってみることにしました。
いつも一ノ森から歩いて来る時はここを通りますが、山頂とはまた一味違う眺めが見えるようです。
↑広い展望台?にはほかの方もいらっしゃって思い思いの方角を眺めています。
何しろ360度の大展望なのです。
↑山頂からも眺めた高知の太平洋・・・
海が光っています。
こちらは瀬戸内海方面。
剣山は奥深い場所にあるので太平洋と瀬戸内海の両方を眺められる日はそう多くはないと思います。
眺めを堪能したので、下るとしますか。
下山前に小屋のトイレをお借りした後、展望図を見てみました。
さすがに剣山から大山はまだ見たことがないですが、瀬戸大橋の少し東の位置に見えるようです。
14時4分、今度こそ下山です。
いちばん雪の深い辺り・・・
これだとかろうじて雪山に見えなくもないかな?
ダケカンバの赤い幹を眺めながら、下ります。
14時17分、あっという間に刀掛けの松まで下ってきました。
2015年に来た時は雪が深くて、雪庇まで見られたものでしたが・・・
ツルギミツバツツジの蕾が膨らんでいるような気がするのは気のせい??
そういえば剣山にツルギミツバツツジが咲くころに登ったことがありませんでした。
きらきら光る雪がとても綺麗・・・
今年は平野には雪は降りそうもないので、貴重な光景です。
西島の駅が眼下に見えてきました。
14時30分、西島までくだってきました。
下りもやっぱりここで休憩を入れました。
リフトが動いているときはBGMの音楽やアナウンスが耳障りな時がありますが、リフトが動いてない時はとても静かなんですね。
山はやっぱり静かであってほしいですね(勝手な願いですが)
真っ青な空に飛行機が飛行機雲を描きながら飛んでいきました。
こんな時刻になっても青空と白い雲が良い感じです。
この日何度も思いましたが、これで霧氷があればな‥‥でもそれは欲張りすぎというものですね。
西島からの下りはほとんど撮影もせずに足早に下ります。
こんなところから見ノ越が見えているんですね。
木々が葉を落とす季節だからこそです。
登山道のほうはまだしばらく伸びています。
朝方見えたヤドリギが見られるようになってきました。
どういう訳か登山道近くにはあまりなくて、登山道から離れた場所でヤドリギがついていますが、精いっぱい望遠しました。
ヤドリギって普通は黄色い果実らしいですが・・・
自宅に帰ってからモニターで確認するとアカミヤドリギもありました。
私は最初から赤い実もよく見ていたので、ヤドリギの実は赤いと思い込んでいたところがあります。
神社まで下ってきましたが、石段の雪がほぼ解けていたので、ここでアイゼンを外しました。
駐車場には15時33分に到着しましたが、車はもうほとんどありませんでした。
登山靴など脱いでいたら、西島の上で先に行かれたご夫婦連れの方たちが下ってきました。
お尋ねしたところ、山頂から大剣神社経由で下られたとか。
道理で時間がかかったのですね。
帰りの道中で次郎笈がよく見えるところがあるので、ここで最後の姿を眺めました。
太郎と次郎のそろい踏みです。
以前来た時は展望もなく風が冷たくて耳が痛いほどでしたが、今回は暖かくて歩きやすくて私たちの年代には良い状態だったかもしれません。
何より素晴らしい大展望を楽しめて、新年早々、目の保養をさせてもらいました。
それもこれも山仲間の方の車に便乗させていただけるおかげです。
有難いことです。
こんにちは。アカミヤドリギという種があるのですね。そう言われれば黄色と赤と見ていたような気がします。
投稿: 多摩NTの住人 | 2019-01-25 07:54
多摩NTの住人様、こんばんは。
私もアカミヤドリギという種類があると知ったのは数年前です。
それまでにも赤い実と黄色い実と両方見ていたのですが、黄色い実が熟して
書くなるのだとばかり思いこんでいました。
確かに同じ時期に見ても黄色と赤いのがあるのですから、種類が違うという
ことなんでしょうね。
今は亡き山友達の方はこの果実を子供時代はおやつ代わりに食べていたそうで
ヤドリギの実を見ると、いつもそのことを思い出します。
投稿: keitann | 2019-01-25 22:07