大展望の冬の剣山へ、その3、紀伊半島も見えていた
結局、西島に着いたのは11時5分ぐらいだったでしょうか。
Rさんはお腹が空いたとかでおむすびを食べるそうで、私もおむすびを1個食べることにしました。
大展望を眺めながらの休憩は最高です。
↑絶景を眺めながらのおむすびはさぞ美味しいでしょうね。
この日は見ノ越のトイレが開いてなくてお借りできなかったのですが、西島のトイレは使用できたのでとても助かりました。
冬場はトイレ状況も確認が必要ですね。が
11時24分、ベンチの上に誰かが作った雪だるまが置かれているのを見ながら、山頂へ向けて最後の登りにかかります。
西島からは結構な急登が続くので、なまった体には堪えます。
後から来られた方たちに「Pさん、Rさんですか?」と尋ねられ驚きました。
「いつもHPやブログを読み逃げしています」(^^;)ということです。
↑この方たちにも先に行っていただきます。
次郎岌が再び姿を現しましたが、ここから先は山頂まで見えないはず・・・
でも、今日はこの分なら山頂から素晴らしい姿を見せてくれることでしょう。
ここまで来たら、東方面がよく見えてきました。
谷間を流れるのは穴吹川。
その向こうには淡路島迄見えています。
レーダーが山頂にあるので、この山だけはすぐにわかる高城山。
雲早は?と探しましたが、高城山の陰になるのか見えません。
そして驚いたことに高松の街も見えているではないですか。
肉眼ではかすかにサンポートのビルも見えています。
10月に歩いたサガリハゲ方面からサンポートが見えたので驚きましたが、剣山は矢筈山系よりも高松からはもっと遠いですから。
↑かなり修正をかけたので画像が荒れてますが・・・女木島も見えてますね。
↑これはあまり修正をかけていない画像です。
よく見ると肉眼では坂出方面も見えています。
そして対岸の岡山も・・・
素晴らしい展望に皆で大喜びです。
見入っているPさんとRさん・・・
さて登らねばと上を向いたら、この辺りもかなりの傾斜・・・
塔の丸と矢筈山系を背にして登ってくる二人・・・
この辺りで積雪は10センチぐらい?
白髪山からカヤハゲ~三嶺への稜線。
もう一度あの稜線を歩いてみたいな・・・・
11時51分、刀掛けの松に着きました。
祠が真新しいものになっていました。
白骨樹が良い雰囲気です。
倒れた白骨樹はオブジェかな?
ミニつららも撮影しておきます。
雪がきらきらとあまりに綺麗なので・・・
三嶺方面を撮影したトリミングしました。
奥の白いのは牛ノ背みたいですね。
このとき、後ろから年配の男の方が登ってこられました。
私は面識がなかったのですが、Pさんが剣山頂上ヒュッテの新居さんと教えてくれました。
今日の大展望のことをいろいろお尋ねしましたら、やはり高松のサンポートで間違いないことや紀伊半島も見えていると教えていただきました。
さすがに紀伊半島まで見えているとは思わず、そちらを見てなかったのですが・・・
山の向こうの低い雲の上が紀伊半島の山です。
ペイント3Dで紀伊半島の周囲を赤くなぞってみました。
そういえば、剣山に登り始めた20年近く前のこと、登っていた人に「和歌山の大峰山が見えている」と教えてもらったことがありましたっけ。
さすがに伯耆大山は無理でしたが、それ以外の山は見えていたということになります。
小屋に向かって歩いて行かれる新居さん・・・
ありがとうございました。
keitann様 こんにちは
流石に2000mに手の届こうという山だけのことはあり、いくら少ないとはいえ、ちゃんと雪が積もっていますね。
雪があると、山の趣きはぐっと深まりますね。
おまけに好展望ですから堪えられませんでしたでしょうね。
確かに紀伊半島の山並みが薄く見えているようですね。
個別の峰の名前がはっきりとはしないのが残念ですが、とにかくそれだけの眺望があったということは、この時期に山に登る一番の楽しみではないでしょうか。
剣山は山頂に山小屋があるのですか。この時季には何かと心強いことですね。
投稿: ぶちょうほう | 2019-01-29 14:13
ぶちょうほう様、こんばんは。
いくら雪が少ないとはいえ、さすがに1900m以上なので少々の雪は残る
ようです。雪のあまり降らない四国に住んでいると雪の上を歩けるのは嬉しい
ことです。
紀伊半島が見えているのはヒュッテの方に教えてもらって初めて気づきました。
まさかそこまで見えているとは思ってもいなくて、そちら方面を見てなかったのです。
リフト運行時に剣山からは大峰山や伯耆大山も見えることがあると言ってましたので
見えていたのは大峰山かもしれませんね。
剣山山頂には山小屋はありますが営業しているのは三が日だけのようです。
それでもトイレなどは貸していただけるので助かりました。
投稿: keitann | 2019-01-29 21:55