アマナ散策にて、その1、ナガバノタチツボスミレとジロボウエンゴサク
例年だと2月末か3月初めには訪れているアマナ散策ですが、今年は庭仕事がずいぶん遅くまで残っていて、ただの散策にはなかなか行けませんでした。山のほうは山仲間が週末ごとに誘ってくださるおかげで、毎週のように順調に登れていたのですが・・・
3月の第3週末は天候が荒れるそうだし、気温もぐっと下がるとかで、17日に一応山には行くことになっていたのですが、その前日16日に少し時間が出来たので、アマナを見てくることにしました。
3月後半にもなってアマナを見に行くのはほんとに珍しいのですが・・・
2月末だとアマナの山にもアマナぐらいしか咲いてないですが、3月後半にもなるとナガバノタチツボスミレもたくさん咲いていることでしょう。
↑思った通り、ナガバノタチツボスミレはたくさん咲いていました。
↑中でも超可愛い顔をした子です。
ナガバノタチツボスミレは香川の里山では標準のスミレですが、花の色はタチツボスミレより濃い紫をしています。葉も濃い緑色をしていますが、葉脈は紫色をしているのも多いです。
すでに茎が長く立ち上がっていて、茎葉が見えていますがこの茎葉が長いので、ナガバノタチツボスミレの名があります。
私が散策をさぼっていた間に、ナガバノタチツボスミレもこんなに咲き進んでいたようです。
花がたくさん咲いている株・・・
ジロボウエンゴサクもこの時期なら咲いているだろうと推測していたのですが、案の定、咲いてました。
いつ見ても、面白い顔に見える花ですね。
これは濃い目のピンクの花でした。
こちら少し青味がかった色合いの花です。
私は青い花が好きなので、下の画像のジロボウエンゴサクのほうが色としては好きです。
高知などでは結構普通に見られる花ですが、香川ではあまり見かけない大事な花ですね。
たぶん、荘内半島などでは3月半ばにはアケビも咲いていると思いますが、ここではアケビの花もまだ蕾でした。
↑ちょっと色合いが悪いですが、アベマキの芽出しも始まっていて、気落ちが焦ってしまいました。
私が散策をさぼっている間に、すっかり春がそこまで来ていたのでした。
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