4月の野草散策⑤フイリヒナスミレほか
4月4日の散策で、思いもかけず見ることができていちばん嬉しかったのはヒナスミレがたくさん咲いていたことでした。
ユキワリイチゲにはちょっと遅く、イチリンソウやニリンソウにはまだ早いというこの中途半端な季節に敢えて訪れたからこそ見られたスミレです。
いつ来ても葉っぱだけしか見たことがなく、ここのヒナスミレは咲かないのかとさえ思っていたぐらいでしたが、訪れる時期を選ばないといけないんですね。
↑今回はヒナスミレにジャストの時期だったようで、あっちでもこっちでも花が咲いていました。
と言ってもルート全体に株があるわけではないので、私が歩いたルートの丁度中ほど辺りにヒナスミレの株が固まって自生する場所があるのです。
ヒナスミレ自体、そうそうどこででも見られるスミレではなく、香川の山では3~4か所は知っていますが、香川以外ではあまり見たことがありません。
と言うか、ほかのスミレに比べて花期が早いので,ヒナスミレの時期に私が訪れてないと言いうだけのことかもしれません。
この標高だとほかのスミレ類は半月も~1月も遅く咲くのですから・・・
かろうじてフイリヒナスミレと言えるでしょうかね。
距は結構ぽってりしていました。
たくさん咲いているし、ほかには人もいなかったので、嬉しくて寝そべって何枚も撮影しました。
もう一枚・・・
ヒナスミレの咲いている近くで、ほかにもスミレが咲いていたので見てみるとこれはアオイスミレですね。
これも早咲きのスミレです。
そしてもう1株、こんなスミレが咲いていました。
↑これ、シコクミヤマスミレに似ていると思いました。
出もシコクミヤマスミレは四国の標高1000m前後の場所で咲くとされているのですが、ここは標高1000mはとてもありません。
↑以前、皿が嶺で撮影したシコクミヤマスミレです。
葉や花が似ていると思いました。
来年、もう一度行ってみなければと思います。
スミレの世界は奥が深いです。
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