初めての中津峰山へ、その2、道端には花がいっぱい
最初は民家の立ち並んでいるのを見ながら、車道を歩きます。
この日はきっと気温が上がるだろうということで、私は歩き始めから半袖ウエア一枚です。
最初は勾配も緩やかで鼻歌交じりに歩けそうな道です。ここ勝浦は確かひな祭りでも有名な土地柄で、つい3月にNHKが取材した番組で勝浦のひな祭りのことを見たばかりでした。
昔からお雛様が盛んに飾られたということは、裕福な土地柄なんだろうなとは思っていましたが、道沿いに建つ家を見て、その感を強くしました。どの家も木造総二階の立派なお宅ばかりです。家は綺麗に築かれた石垣の上に建てられていて、銅の雨どいを使っています。
この町は一体、何で栄えたの?と思いながら歩いていたのですが、しばらく歩くと道沿いにミカン畑がいっぱいあります。なんと、香川ではミカン畑と言えば海沿いのだんだん畑にあると相場が決まってますが、徳島では海からはあまり近いとは言えない、こんな山の中にあるんですね。
後で徳島在住の花友さんにお聞きしてわかったのですが、徳島ではミカンと言えば勝浦のミカンなのだそうです。山登りで来なければ、勝浦と言う場所を訪れることもあまりなかったと思いますが、山登りはまさにプチ旅でもあり、各地の自然だけでなく風土や産業も知ることができます。
↑立派なお宅を撮影したかったのですが、それも問題ありなので、まずは道端に咲いていたタンポポを激写しました。
丁度春爛漫の頃で、タンポポも花盛りです。
嬉しいことに、このタンポポたち、どれも在来種のカンサイタンポポでした。
古木の傍に立札?道標?
ツチノコって書いてあります。
え?勝浦ってツチノコ生息地だったの??初めて知りました。
今度はローマ字で星の岩屋、そして不動の滝の道標。
行く手に結構大きな枝垂桜が枝垂れていますが、日陰にあるせいかまだ咲き始めです。
ズームすると1分咲ぐらい?
この日は運動公園までの道すがらも勝浦川のほとりの桜が見事でしたが、どうやらお花見山行にもなりそうな予感
道はまずまず広くて、農作業なのか軽トラックが割合頻繁に行き来するので、事故に遭わないようにとだけ気を付けて歩いていきます。
枝垂桜は小さいものは道端でいくらでも咲いていました。
タンポポの次に見かけたのは春を告げるセントウソウです。
またまた枝垂桜・・・
山の斜面にはヤマザクラが・・・
自生なのかな?よくわからないけどゲンゲの花も咲いています。
勝浦は香川よりはよほど暖かいのか、梅の花はとっくに終わって小さい実ができています。
嬉しいことに道路法面にスミレが出てきました。
香川では見られないタチツボスミレです。
そして黄色い花はウマノアシガタ。
キンポウゲと呼びならわしていますが、香川では普通の道端や田んぼの畔にはもうあまりみられなくなっている花です。
この花が残っているところは、昔からの植生が比較的残っているように思うのですが・・・
アケビも咲いているのでズームします。
白いのはヤブジラミの咲き始め?
出てきました。
ムサシアブミです。
私が最初にムサシアブミを見たのも徳島の竹林の中のことでした。
徳島の南部には高知と同じく、ムサシアブミは普通に見られるようです。
ガードレール沿いではヤマブキが咲き始めていてRさんが大喜びでした。
車道沿いに見かけてもなかなか車を停めて撮影までしませんが、車道歩きはその点、撮影し放題です。
春は車道沿いでもいろいろな花が咲いていて、車道歩きが苦にならない季節ですね。
見上げると、ガードレール沿いに綺麗に桜が咲いている模様です。
途中であそこも通るんでしょうか??
keitannさん こんにちは、
日曜日に聖神社とオオタヲ山に来られていたようですが、体調は良くなられましたか~
皆さんがオオタヲ山のアケボノツツジを見られている時、私も工石山のアケボノツツジを見てきました。
アケボノツツジはやはり綺麗ですよね。
中津峰山は行ったことがないので、この後の記事を楽しみにしています。
投稿: クムトマト | 2019-04-25 13:44
クムトマトさん、こんばんは。
そうなんです、この前は高知のお初の山にお邪魔したのに、体調が悪く聖神社にも
行けませんでした。土佐の投げ入れ堂…この目で見たかったです。
本家の投げ入れ堂は訪れたことがありますが、それよりは簡単に行けるとか?
先週は草抜きなどで腰痛が出てしまい、そのために体調イマイチでした。
今週は体の様子をみながら動いてますので、だいぶん良くなりました。
工石山のアケボノも良いですね。
香川の私たちは香川には咲かないので、ほかの県にお邪魔して見せていただこうと
思います。
中津峰山…もともとは信仰の山のようです。
山道もよくこなれていて登りやすい道だと思いました。
投稿: keitann | 2019-04-25 22:52