銅山越まで花散策に、その4、エントツ山さんにばったり
今日の目的地は、ここ銅山越界隈です。
あとは銅山峰方面や東山方面にツガザクラをちょこっと見に行く程度かなと考えていました。
お昼も近いことだし、木陰で先ずはお昼ご飯にします。
予想していたより涼しい歩きでしたが、それでも銅山峰辺りは木陰がないので、峰地蔵のすぐ近くの木陰を選んでのんびりとお昼でした。
この日は私たち同様、本格的な山登りと言うよりも花散策と言った感じの人が多く、私たちより少し年配の女性の方たちも撮影目当てなんでしょう、三脚を担いで銅山峰方面に歩いて行かれます。
日浦から2時間ちょっとで来れるので、体力がなくとも、時間があまりなくとも来れるのが良いですね。
↑峰地蔵の手前に山仲間のエントツ山さんが立てられた標識があったので、まじまじと眺めてみました。
いつもは縦走の途中だったり、西赤石まで行くことが多く、そういう時は時間がないのでゆっくりと標識を眺めることもないのですが、この日は時間はたっぷり。
銅山越という字の下に小さな花が彫られているのは、これはツガザクラ?
Pさんがアカモノかも?と言いますが、この場所ならなんといってもツガザクラでしょう。
ほかの標識にも何か彫ってあったかな?と思い出そうとするも、思い出せません。
銅山峰から東平へと下られているのは、先ほどの研修の団体さんたち。
研修なら東平の「東洋のマチュピチュ」外せませんね。
この後、私たちも峠から北へと少し下って見ました。
以前、この辺りで花を見た記憶があったからです、
でも、今回は見つけることができず、もう消えてしまったかな?などと話しながら峠に登ってくると・・・
先ほどの標識の前で単独の男の人が一人佇んでいます。
あれ?この標識を立てたエントツ山さんに似た方だな~と思ったのですが、私は山で会う人の顔を良く見間違うので、うっかり人違いをしても困ると思い、声はかけませんでした。
すると、その方が、私たちの方をじっと見ています。
あれ?やっぱりエントツ山さんではないですか・・・
聞けば、私たちが登ってくるときに話し声でわかっていたそうです。
それなら、すぐに声をかけてくれればいいのに…(^^;)
こんな一般コースでエントツ山さんに会うのはほんと珍しい
早速、標識の後ろで記念撮影です。
その後、銅山峰方面に皆でツガザクラを見に行くことにしました。
以前はツガザクラとアカモノのツーショットを撮るのに、必死だったこともありましたっけ。
真っ白なのがツガザクラ、ガクの辺りが紅いのがアカモノです。
どちらもベル型の小さい花で見慣れない人は間違いそうです。
銅山峰ぐらいなら散歩代わりに来てるんですと、ザックも背負わずウエストポーチ程度の軽装で歩くエントツ山さん。
いくら2時間ちょいで登れると言っても、私たちはザックは必須ですが・・・
ツガザクラはアカモノと違い、ブッシュ状に株をこんもりと繁らせるんですね。
いつもは6月入って日が経ってから来ることが多く、こんなにツガザクラが咲き残っているのを見たのは初めてでした。
今年は花が特に遅かったのでそう感じるのかも・・・
エントツ山さんのお話ではさんアケボノツツジの頃にはツガザクラはまだほとんど咲いてなかったそうです。とすれば、アカモノに比べてツガザクラは花期が短いのかもしれません。
北を眺めます。
奥の新居浜の街辺りはさすがに霞んでいます。
以前はもっと咲いてたそうですが・・・
奥に大座礼方面を入れてツガザクラ
折角なので、通りすがりの方に頼んで3人で記念撮影
この辺りのツガザクラがいちばん見事でした。
今日は眺めるだけの西赤石山も良く見えています。
ホソバシロスミレがなんと咲いていてくれました。
エントツ山さんが見つけてくださったのだったかな?
以前は西赤石に向かう途中に咲いていたのですが、ここ数年、見かけなくなっていたので大喜びです。
高山性のスミレで西日本の標高の高い山に遅い時期に咲きます。
山登りをする人でないと、見ることのできないスミレです。
この後、エントツ山さんは西山まで散策に行かれるそうなので、私たちは予定撮り東山方面にツガザクラを見に行くことにします。その後、銅山越で落ち合って、一緒に下山しようということになりました。
コメント