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2019-06-10

銅山越まで花散策に、その3、牛車道

寄り道をした後、登山道に戻って歩いていると、またまたギンランが咲いていました。

それも花つきの良い株が2株並んで・・・

P6017163

この辺りまで登ってくると、花がちょうど見ごろですね。

P6017168

後ろから、団体の方たちが来られたので、先に行っていただきます。

山岳会でもなさそうだし、遺跡に立ち寄られているので、どういう団体さんなんでしょうね。

遺跡見学ツアー??

P6017170

この季節らしく、ラニギキョウの小さな白い花・・・

P6017172

「延喜の端」と言う道標が立っていて、団体さんはどうやらそちらに向かって登って行かれるようです。

上のほうでがやがやと話し声がしていて、展望でも良いのかな?と思い、私たちも行ってみることに・・・

P6017173

上にもアカモノが足元にいっぱい咲いています。

結局、延喜の端というのが何のことだか良くわからなかったのですが、団体さんたちは、登山道に戻らず、そのまま上を歩かれていました。

一体どこへ?と思っていたら、Pさん曰く「歓喜抗」に下ってくる新しい道を見たことがあるとか・・・ならば、きっと歓喜抗へ近道ができたのですね。

以前登っていたころと違い、いたるところで古い道が整備しなおされているようです。

私たちは勝手知ったる登山道へと下り、歓喜抗へと歩きましたが・・・

P6017174結局、歓喜抗で、先ほどの団体さんと会いました。

歓喜抗着は10時39分。

Pさんが団体さんに尋ねたところ、会社の研修できている団体なんだとか・・・

まさか東赤石に登るのではないんだろうな?と思ってお尋ねすると、銅山越からは東平へと下るとか・・・なるほど、バスが迎えに来ているわけですね。

普通の登山とは一味違う、産業遺跡巡りの山歩きもできる山ならでは・・・ですね。

会社はやっぱり住友関係なのかな??

P6017175

私たちより、一足先に登られる団体の方たち・・・

歓喜抗が静かになったと思ったら、今度は別のグループの方たちが来られました。

今度は男性ばかり5~6人のグループですが、こちらも研修だと仰っていたような?

P6017177私たちも皆さんに続いて、歩き始めます。

西赤石まで行くときは、ここをまっすぐ登り銅山越への近道を登りますが、今回は花散策ののんびり歩きなので、牛車道へと・・・

P6017178

牛車道は勾配が緩やかで歩きやすいので、先を急がない時はここを歩きたいですね。

今の時期は木陰が道を覆っていて、雰囲気も良いし涼しいです。

P6017180

ウラジロノキの葉脈の深く掘れこんだ葉を見つけました。

残念ながら花が終わっています。

P6017184眼下には蘭塔場が見えてきました。

銅山の火事で亡くなった人のお墓なのだとか・・・

Pさんはしきりに蘭塔場にも立ち寄りましょうと言いますが、そうすると帰宅時間がまたまた遅くなるのでと、ここは初志貫徹の花散策にします。

P6017185

かなり登ってきたので、大座礼方面や東光森方面が良く見えてきました。

この季節にしては、これだけ展望があれば上等ですね。

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道沿いにはシロバナニガナ・・・

登り始めは「咲いてないね」と不思議に思ってましたが、今回の訪問が早めだったということのようです。

P6017188

舌状花が8枚以上のがハナニガナと言われ、本来はシロバナニガナも特に区別はしないとか・・・

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牛車道ではツガザクラが咲いているはずと期待してましたが、案の定、岩陰で咲いています。

P6017192↑開放感のある牛車道

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低木の中で、ここでもギンランが咲いています。

日当たりが良いせいか、花つきが良いけど、花はもう終盤でした。

P6017198

道沿いにはツガザクラの木がところどころで咲いています。

P6017201上から眺めると赤いアセビの葉っぱ越しに牛車道が伸びていて、心惹かれる眺めです。

P601720411時16分、分岐の道標を通過。

笹ヶ峰方面へと通じる道です。

うんと以前、ここで笹ヶ峰方面へと向かう女性ばかりのパーティーを見かけました。

皆さん大きなザックを背負っていて、テント泊なんだなとすぐにわかるパーティーでした。

この道標を通過すると、銅山越も間近です。

P6017206途中で見かけた赤いのはオンツツジ。

赤石山系では珍しいように思います。

P6017210s銅山越えへと向かっていると、それまで見えなかった西赤石が見えてきました。

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牛車道を歩いてくるPさん

いちばん後ろに見えている稜線は平家平辺りの稜線ですね。

P601721411時25分、近道と合流しました。

このすぐ上が銅山越です。

P6017216

11時26分、銅山越の峰地蔵に到着です。

ほぼ一年ぶりかな?

コメント

こんにちは。今頃までギンランが見られるのですね。アカモノやツガザクラが可愛いですね。やはり山に登らないと下界では見られませんね。

多摩NTの住人様、こんばんは。

里山ではギンランは5月初めぐらいに咲きますね。
私たちのように季節が進むにつれて登る山の標高を上げていると、里山では
とっくに終わった花も、まだまだ見られるんですよ。
アカモノやツガザクラは四国の赤石山系でこそ標高1500m足らずで咲きますが
本州では標高2000m近くでないと咲かない花です。
稜線で眺める花姿はやっぱり素晴らしいですね。

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