ファガスの森から緑陰の道を歩き高城山へ、その6、再び林道歩きそして下山
時刻はすでに15時を回って、これから1時間ほどの林道歩きと言うことは、下山は16時を過ぎるようで帰宅が遅くなりますが、この山域に来ればそれは想定内です。
登りの林道歩きに比べれば、暑くないし体も楽なので、有難いです。
以前、秋に来た時はファガスの森に下山してから車で徳島のへそと言うところまで来たものですが、さてそこまでどのぐらいだろう?と思っていたら10分余りかかりました。
↑「徳島のへそ」からは以前歩いた雲早山~高丸山の稜線が良く見えています。
あの時はシャクナゲもゴヨウツツジも何もかもが見事に咲いていましたが、もうあんな素晴らしい光景は見ることはできないでしょうね。
この場所・・・「四国のへそ」だったかな?と思い違いをしてましたが、徳島の丁度ど真ん中辺り??
丁度後ろから、単独の男性が一人歩いてこられて、私たちと同じコースを歩かれてきたそうです。
でもペースが速いし、ザックも背負われてなかったので、もしかしたらトレランの方だったのかも
あっという間に姿が見えなくなりました。
私たちはそんなに速くは歩けないので、相変わらずのんびり歩きですが、キョロきょろしながら歩いたのでガードレールの下にヤマシャクを見つけました。
この時期、徳島の山奥にはヤマシャクが多いです。
Rさんはあいにくと望遠レンズを持参察れてないそうで、ちょっと離れた場所で咲いているヤマシャクが撮影できそうもないです。
山の上には相変わらずレーダーの姿・・・
高城山から伸びる長い尾根を回り込んで歩くので、最初のほうの歩きが長いのでした。
ヒメウツギも道沿いに咲いていて、ようやく正面から撮れました。
そして、嬉しいことに林道からちょっと下の辺りで、またまたヤマシャクの姿が・・・
ここなら下って撮影ができます。
Rさん良かったね・・・
道路法面では早くもタニギキョウの小さな花も・・・
ちょっと気味悪いアオマムシグサ
まだ綺麗に咲いていたタチツボスミレの近くではジンジソウの葉も見られます。
16時五31分、登りの時にそばを通った小屋まで戻ってきました。
ここから後は、尾根のすぐ下を林道が通っていたので、ファガスの森は近いはず・・・
16時45分、思った通りファガスの森の建物が見えてきました。
林道歩きに80分もかかってしまいました(^^;)
朝は閉まっていたファガスの森も、営業中のようでしたが、時間が遅いのでさすがにこのまま帰ることにしました。
思いがけず、10km以上の道のりを歩いた一日となりましたが、初カッコウの鳴き声も聞けたし、何より素晴らしいブナの新緑でした。
帰りは私たちのことですから、咲いている花を見れば車を停めて撮影です。
↑オンツツジ
白い花が多いこの時期にあって、オンツツジの赤い花は目立ちます。
咲き始めたカマツカ
集落まで下ってきたら、ヤマボウシの花も白く咲いていました。
倉羅峠への登りではジャケツイバラを見ました。
私が近所の川原で眺めたのは半月間ですから、もう花も終盤ですね。
ウツギの花も咲きだしています。
最後にコガクウツギの花も撮影して、これで撮り納めでした。
帰りは例のごとく山を二つ越えて我が家まで帰りましたが、眠くならなくて良かったです。
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