ファガスの森から緑陰の道を歩き高城山へ、その5、念願のシロヤシオ
南高城山への登りはたいしたことはなくて、時間にして10分もあれば登れそうでした。
それも途中でシロヤシオの白い花が見えたので、ショートカットして草原の道を登りました。
↑お目当てのゴヨウツツジは何というか、ぽつぽつと言う感じでしか咲いていませんでした。
しかも、高山と言えども気温が高い日が数日続いているので、すでに咲いた花が萎れかけているようにも見えました。
近くに比較的花つきが良い株があって、その木は剣山をバックに咲いています。
株は多いのですが、全然咲いてない木も多いうえ、1つの株に着いている花も少なめです。
まだ蕾が多いので、咲き具合はまだ5分咲きとかその辺みたいです。
咲いている花も暑さで少し咲き傷んでいるような??
私は去年はなぜかゴヨウツツジのお花見に行ってなかったようで、2年ぶりでした。
撮影するPさんの上のほうに、先ほどまで歩いてきたスーパー林道が見えています。
この後、山頂にいったん出たものの、シロヤシオの花が咲いているという場所にはどの方角に行くのかわからず、最初は道を間違ってしまいました。
何しろ3人とも始めてきた山だし、先ほどお会いしたご夫婦には方角をきちんとお聞きしなかったのが失敗です。
間違えて下りた場所に咲いていたテンナンショウ。
名前が思い出せませんでしたが、確か以前にも雲早山で見ているはずと思い、記録を調べたらイシヅチテンナンショウとありました。
いったん山頂へ戻り、気を取り直して別方角に下ります。
↑ツルギミツバツツジがまだ色鮮やかに咲いています。
尾根の北側にもゴヨウツツジの株は多く見られました。
が、花つきが今年は悪いみたいで、今年はどこの山も裏年なんでしょうか。
しばらく下ると、一際花つきの良い株がありました。
蕾が随分多いので、あと数日したら、満開かな?
この木のところで5分以上は撮影していたでしょうか。
ご夫婦が仰っていた、ここでしか見られない花弁がほんのり赤く染まるシロヤシオというのはこのことらしいです。
蕾もほんのり赤く染まっていました。
花を堪能して、さて登り返しをときつい坂道を登っていたら、PさんとRさんが「あの白いのは何の木かな?」と話しています。
上から見る限りシロヤシオではなさそうですが・・・
白い花を咲かせている木を目指して斜面をどんどん下る二人・・・
私は?と言えば、この日は3週間ぶりの山だし、こんなに歩くつもりではなかったので、下らずに様子を見ることに(^^;)
二人の話ではマルバアオダモの花だったようです。
肉眼ではあまりよくわかりませんでしたが、ズームすると画像でははっきりとマルバアオダモだとわかりますね。
この後、ただでさえ登り返しがきつい斜面を二人は下った分だけ登り返しがあって大変そうでしたが、それがわかっていて下るのですから、やはり若い分、体力があるということですね。
やっとのことで山頂まで登ってきたので、水分補給を・・・
お花見の間はザックはここに置いて空身で下っていたのでした。
後は、のんびりと南高城山を下ります。
いつも思うのですが、新緑にゴヨウツツジの真っ白な花が爽やかですね。
15時24分、スーパー林道まで下ってきました。
ここからまだ1時間の林道歩きが待っていますが、今までと違い、下りだし、高城山があるのでここからは日陰の道のはず・・・
下っていると、先ほどの登山口とはまた違う登山口もありました。
林道沿いにいくつか登山口があるんですね。
お早うございます。
高丸山から雲早山の縦走の途中でも沢山のヤシャビシャクを見ましたが、この辺りの山域にはブナの木も多いので、ヤシャビシャクも多いですよね。
昨年(14日)は、シロヤシオも綺麗に咲いていましたか、今年は、少し時期が遅かったようです。
西赤石山のツガザクラも見頃を迎えているようですね。
登りたいと思いながらもなかなか時間(天気☔)が取れなく行けていません。
週末の天気が気になる今日この頃です。
投稿: kumutomato | 2019-06-05 10:01
クムトマトさん、こんばんは。
同じブナでも石鎚山系の筒上とかもブナが多いのですが、あまり着生植物は見かけません。
確か、東稜の登ってすぐのブナにアオベンケイはありましたが・・・
徳島や高知のブナは空中湿度が高いからか、着生植物が良く見られますね。
雲須山~高丸山と言えば、私は5年ほど前に最高の状態を見ているので、あれほどのは
生きている間はもう見られないかなと・・・
銅山峰のツガザクラやアカモノは我が家からだと比較的近いし西赤石まで登らずとも
花を十分楽しめるので、いいですね。
今週末はいよいよ梅雨入りみたいで、これからはお天気を気にしながら計画を立てることに
なりそうです。
それでもタカネバラやオオヤマレンゲは外せませんから、またご一緒しましょう。
投稿: keitann | 2019-06-05 22:27
keitann様 こんにちは
シロヤシオはアカヤシオと比べると随分静かな雰囲気ですね。
シロもアカもそれぞれに個性があって山では独特の景観を作っているような気がしました。
中京圏では鈴鹿の山でその両方を見られるのですが、両者の花の時季は微妙にずれていましたね。
いつも思うことですが、keitann様が山に出掛けられるときは、良い天気を引き寄せていますね。
今回も日陰が恋しくなるほどの上天気だったようで、雨男の小生からすると羨ましい限りです。
投稿: ぶちょうほう | 2019-06-11 09:57
ぶちょうほう様、こんばんは。
シロヤシオはこちらのアケボノツツジに比べて半月以上は開花期が遅いですね。
アケボノはまだ芽吹き前の緑の見られない山に咲きますが、ゴヨウツツジが咲くころは
芽吹きも始まっていて、ゴヨウツツジそのものも葉が展開するのと同時に開花します。
なので、咲き方はかなり違いますね。
四国の山仲間の方が、今年は鈴鹿迄ゴヨウツツジの群落を見に行かれたそうですが
やはり裏年だったとか・・
私の場合の山での天気のよさは、山仲間がよく調べてくれてなるべく天気の良い山域を
選んでくれるためです。
それでも週末に行くことが多いので、今年の週末は比較的天気に恵まれていますね。
投稿: keitann | 2019-06-11 22:26