岡山で今年もセツブンソウを見る
2月15日は11月に亡くなられた岡山の山友達、Yさんの御仏前詣りに行ってきました。
エントツ山さんの掲示板で何気なくエントツ山さんが書かれたコメントがきっかけで、Yさんと私たち香川の女性山仲間3人との交流が始まりました。中国地方のいろいろな山を案内してもらったり、時には四国のディープな山にも案内していただいたり・・・・4年ちょっという短い期間でしたが、山行を共にさせていただいたこと、忘れられません。
訃報を聞いた時に、彼女のご主人に、セツブンソウが咲いたらご仏前にお参りさせていただきますと約束しました。
そんな訳で彼女と良くご一緒した山に登った後、セツブンソウを皆で見てきました。
↑私たちが訪れる4日前に山仲間のPさんとRさんは三平山に登った帰りに同じ自生地を偵察されたそうですが、ちょうど咲き始めで、15日には見ごろになってるでしょうとのことでした。
ほんとに初々しいセツブンソウが一面に咲いていました。
この自生地には過去2度ほど来ていますが、終盤だったりして、ちょうど見ごろの時の訪問は初めてかもしれません。
セツブンソウの手前でピンピンと青い葉っぱが出ているのはキバナノアマナのようです。
この日は午前中は曇りがちの天気でしたが、珍しいことに北の方が天気が良く、セツブンソウ自生地を目指して走っていると青空になってきました。
陽射しを受けて咲くセツブンソウは最近では珍しかったかな?と思います。
何しろ、山登りとセットで訪れるので、山登りの前か、山登りの後になってしまうこともしばしばですから、朝の早い時間帯や夕方3時以降となると、セツブンソウが咲くような場所はたいてい日陰になっていることが多いのです。
草丈はまだ低く、咲きあがったばかりなのがわかります。
セツブンソウの発芽したばかりの1枚葉も確認できます。
赤い〇で囲った1枚葉がセツブンソウの発芽した芽です。
珍しく、青空を背景のセツブンソウ。
花弁(萼片)が6枚の花もあります。
画像の中の花をチエックすると6枚のや4枚のは多いようでした。
キンポウゲ科の花は後ろ姿も絵になります。
自生地近くの田んぼの畔ではオオイヌノフグリが可憐でした。
自宅のオオイヌノフグリはどうしても草抜きの対象となるので、花はなかなか見られませんが、可憐な花ですよね。
これも自生地の近くで咲いていたヤブツバキ。
2週間前の高知ではヤブツバキが花盛りでしたが、岡山ではさすがにまだ咲き始めの感が強かったです。
keitann様 こんにちは
セツブンソウは今年は早くから咲いているようで、keitann様が行かれたと聞き、良い花に出逢えたのか気になっていましたが、今回は時季も時間もぴったりだったようで良かったですね・
しかし、それにしても大変な群落ですね。しかも咲く時季がぴったりのものばかりの揃い踏みですから、うっとりします。
そんな眺めを現場で間近に見ていれば感激もひとしおでしょうね。
亡くなったお友達にもさぞかし良いご供養が出来たことでしょう。
投稿: ぶちょうほう | 2020-02-18 10:15
ぶちょうほう様、こんばんは。
今年は暖冬だったからか、バイカオウレンもセツブンソウも開花が随分と早かったようです。
セツブンソウだって、我が家で育てているものは毎年、節分前から咲きますが、岡山の
自生地はこの辺りとでは気温がかなり低いので、例年は2月末頃が見ごろなのではないかと
思います。
岡山のセツブンソウは栗畑の林床などで地元の方がお世話してくださってるものが多く
雑草などを刈ってくれているせいか、群落で咲きます。
まったく人の手の入らない場所のものは、ぽつぽつとしか咲きません。
セツブンソウを岡山に見に行き始めて17年は経つと思います。
以前良く一緒に見に行ったTさんも5年前に亡くなり、3か月前には岡山の山仲間だった
Yさんも亡くなりました。
お二人とも心優しく、私より少し年上の山仲間でしたが、セツブンソウを見るたびに
思い出します。
投稿: keitann | 2020-02-18 21:31