鬼ノ城でYさんを偲ぶ、その2、反時計回りに回る
鬼ノ城の山頂の一画に着いたら、いつも通り反時計回りに歩きます。
まずは、展望の良い場所に出るはずです。
↑展望の良い場所から撮影中のPさんとRさん。
花の時期にはミツバツツジに見とれてしまいがちですが、冬の今の時期は自然と展望に目がいきますね。
見えているのはこんな景色です。
正面に海、そしてその向こうに島のようなものが見えていますが、どうやらこれは児島湾と児島湾の東にある山が見えていたようです。
撮り合い?
標高は400m足らずと低いですが、展望の良い場所があちこちにあるので気持ち良いです。
鬼ノ城についての説明です。
紀元7世紀ごろに築かれたようです。
四国や中国地方に多いのですが、山岳仏教の名残もあちこちに残っているようです。
いつも長い間休憩を取る第二展望所に着いたのは11時半ごろのことでした。
↑因みに第二展望台から2016年4月に撮影した画像です。
この年はタムシバが見事でした。
ここが今日のコースではいちばん眺めが良いので、ここでお昼にしましょうか。
↑エントツ山さん撮影の、私たちの昼食休憩の光景。
食べることが何より楽しい私たちです。
この日は私はおにぎり1個とお味噌汁、Rさんはカップ麺とおにぎり、Pさんはカップ麺だったようです。
休憩中は肌寒いので、熱いものが美味しいですね。
12時過ぎに出発しようとしていたら、Aさんから「これってヤドリギですよね?」という声。
私は全然気づかなかったのですが、ほんと、よく見るとヤドリギみたいです。
2016年に登った時は気が付いていて撮影しているのに、観察力がだんだん衰えているってことでしょうか?(^^;)
↑常緑樹に寄生するヤドリギの仲間でヒノキバヤドリギというようです。
その後も歩いていると、結構見かけました。
↑トリミングしてみましたが、果実らしきものが見えているような?
でも、小さいので、マクロレンズででも意識して撮影しないとわかりませんね。
肝心のタムシバの花芽は今年はそれほど多くはないようです。
12時19分、北門を通過します。
いつもは北門から一旦車道に下り、その奥を目指しますが、今日は時間がないのでそのまま反時計回りに歩きます。
北門の奥に見えている辺りが2016年にYさんに案内していただいたタムシバの森方面だと思います。
この時に見かけたタムシバの花芽があまりに多かったので、4月初めにPさんと再訪してタムシバのお花見をしたのでした。
↑北門付近で咲いていたアセビ。
まだ蕾が多いですね。
北門から西門にかけては今まで歩いたことのないコースでしたが、車道らしきものも通っていました。
私たちは車道ではなく、登山道を歩きます。
↑12時34分、山頂辺りに到着しました。
展望の説明図があります。
飯野山というのも見えますから、天気が良ければここから飯野山が見えるようです。
近くの木に「鬼ノ城山」という山頂標識がぶら下がっていましたが、撮影しそびれました。
標高は400mにほんの少し足りなかったようです。
下って行かれるエントツ山さん。
最初から最後まで、ダウンを着用されてますが、汗はかかないそうです。
なおも下ると角老の建物が見えてきました。
12時36分、角老に到着。
いつもだと、ぐるりと周回するので、時間が足りず、この辺りは駆け足で通過するところです。
↑西門の説明図。
西門周辺は板塀がめぐらされています。
板塀越しに高速岡山道などが見えていますね。
角楼には柵があって中には入れないので、門を潜り抜けました。
門の向こう側から歩かれてくるのは外人さんでした。
西門のすぐ近くにビジターセンターがあって、車で来れるので、鬼ノ城山を周回する人は私たちみたいに登山の格好をしている人もいれば、観光気分の格好で周回している人もいます。
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