« 鬼ノ城でYさんを偲ぶ、その2、反時計回りに回る | メイン | フクジュソウを見に、祖谷を駆け巡る、その1、フキノトウに喜ぶ »

2020-02-20

鬼ノ城でYさんを偲ぶ、その3、だんだん晴れてくる空の下、下山

西門辺りは、鬼ノ城山周辺ではいちばん人をよく見かける場所です。

春爛漫の頃に来ると、スミレやツツジの花もたくさん咲いていて、ビジターセンターからこの西門目指して登ってくる人がたくさんいます。

P2151202

↑ バックの山も標高300m程度の山が並び、吉備路はのどかなことこの上ありません。

P2151203

最後の歩きは、往時のままの石畳の道を歩きましょうということに・・・

といっても石畳が続くのは数十メートルだけですが・・・

P2151204

鬼ノ城のヤブツバキは色が濃いですね。

咲き方もワビスケのような咲き方で品があります。

P2151206

あちこちに石積が積まれています。

いつもだと、この辺りを通過するのは夕方になってしまうので、急ぎ足で歩いているところです。

この日は、鬼ノ城の後でセツブンソウ散策という予定にしているので、時間はまだお昼過ぎです。

P2151207

いつも眺めている摩崖仏をこの日も眺めます。

P2151209

東門通過は13時5分でした。

P2151210

午後に入って天気予報通り、薄日が射してきました。

ダウンのまま歩かれるエントツ山さんの向こうに見えているのはゴルフ場ですから、そろそろ一周してきたわけですね。

P2151211

最後に通過した東門辺りでは、天候も回復してきて、皆の顔に笑みが見えます。

P2151212

この後すぐに、奥坂休憩所への下り口にやってきました。

この日は結局、このルートを歩いている人には会いませんでした。

P2151213

コシダが生い茂る中を下られるエントツ山さんとAさん。

ここからしばらく足場のあまりよくないところを下ります。

エントツ山さんは普通の格好でも、バランスを崩すことなく絶妙の足取りで下られていてさすがだと思いました。

P2151215

20分でほぼ下ってきました。

P2151216

石仏まで下ってきたら、あとは林道みたいな道を歩くだけです。

P2151217

のんびりと並んで下られるエントツ山さんとAさん。

なんと、同じ大学の先輩後輩だったことが判明したそうです。

P2151218

駐車場には13時35分に帰ってきました。

この頃には空は青空が見えていて、この後のセツブンソウ散策が楽しみです。

セツブンソウ自生地までは車中で、再び私たちのおしゃべりに花が咲き、前の男性お二人にはさぞかしうるさかったと思います。

11月20日に亡くなられたYさんに初めて連れてきていただいてから4度目の鬼ノ城でしたが、私にとってはYさんの思い出がいちばん詰まった山です。

パン作りもお菓子作りもお上手で倉敷で桃の木まで育てていて、その収穫した桃で作られたという桃のコンフォートも御馳走になったりしたものです。

これからはご一緒した山に登るたびに、Yさんのことを思い出しそうです。

ご一緒してくださったエントツ山さん、Aさん、ほんとにありがとうございました。

コメント

こんにちは。最近はお城ブームですね。すごい道を通って行かれたのですね。当地でもいくつか城址があるので、時間ができたらノンビリ訪れてみたいと思っています。

多摩NTの住人様、こんばんは。

最近のお城ブームはすごいみたいですね。
我が家は以前から、旅先でお城があれば訪問するみたいなスタンスで、松江城や
彦根城、姫路城などはブームに関係なく訪れていました。
それに加えて山に登っていると中世の山城の跡を歩くことが良くあります。
この時訪れた総社の鬼ノ城もそうですが、岡山には山城が多く、佐伯天神山には
戦国時代の山城もあります。
備中山城も有名ですが、まだ訪れてないので、今年ぐらいには訪問したいです。

この日歩いた道はすごい道のように見えますが、実際は道があるので、大丈夫ですよ。

おはようございます。

鬼ノ城、今私が一番気になっているところです。同級生が古代史を研究しておられる内倉先生と懇意で、古代朝鮮式の山城のことを話された時出てきました。
先生は邪馬台国は九州にあったとの説を唱えて居られて、私のふるさとにも遺構が有ります。
東側の門が造りが違うことも話しておられました。
是非いってみたいです。

こんにちは

先日は、皆さんに同行させていただき、ありがとうございました。
鬼ノ城山は低山ながらなかなか良い山ですね。
タムシバやゲンカイツツジの咲く頃に再訪してみたいです。
ヤドリギは、ヒノキバヤドリギだったのですね。
普通のヤドリギの幼植物かと思って、周りの高木を捜していましたが、見つからないはずですね。
調べると、寄主は主に常緑広葉樹だということですが、鬼ノ城でついていたのは落葉広葉樹ばかりだったように思います。
お初だったのですが、撮った写真をみるとピントがずれていて残念。
もう少し真剣に撮っていたらと、後悔しています。

ワンワンさんご遺影、彼女にふさわしい天国にいるような本当に良い写真でしたね。
大山、一ノ沢、私はまだ行ったことがないので、登ってみたいです。
ワンワンさんを偲ぶ山歩きで登られる時には誘って下さい。

夏みかんさん、こんばんは。

鬼ノ城は、二年前まで娘が岡山に住んでいた関係でこの辺りを何度か訪れていて
ドライブでビジターセンター付近までは来たことがありました。
でも、山登りで来るとなると奥坂休憩所から登るのがいちばんです。
朝鮮式の山城は珍しいですよね。
香川にも屋島の屋島城址や坂出の城山、私の実家付近の天霧城址などありますが
朝鮮式の山城はなかったと思います。
麓の吉備路も国分寺など歴史の勉強になる建物がありますので、歴史好きの方には
もってこいです。
山としても、魅力いっぱいの鬼ノ城・・・・ぜひ訪問されてみてください。

アカリプタさん、こんばんは。

先週はずいぶんとお世話になりました。
中国地方の山は標高は低いけど、四国の里山とはまた違う魅力があると思います。
歴史的なこともありますし植生も緯度が高いので、標高の割に、いろいろな植物が
見られます。

あの時に私たちが見たヒノキバヤドリギは確かに画像を確認すると落葉樹に着生
していますね、(ツツジの木?)
四国ではあまり見かけないので、良いチャンスだったのですが、次回の鬼ノ城行きの時は
何枚か撮影しましょうか。

ワンワンさんの仏壇に飾られていた遺影・・・ほんとに彼女らしくて良い写真でしたね。
生前、よく、一ノ沢にお花を見に行ってきますと仰ってました。
私たちもまだ一ノ沢には行ったことがないので、エントツ山さんやワンワンさんのご主人に
案内していただけると嬉しいですね。

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ